2017-04

僕の”仕事” vol.2 - 2016.04.01 Fri

そのように、僕も当たり前のように「支配と管理」の方向で子供に関わり、それでは子供をうまく動かしたり、望む姿にできないという壁に当たります。

その失敗を経験したことが、世の中の子育ての当たり前になっている「支配のレール」から別のレールへと乗り換えるきっかけになりました。







一般の人は、いきなり”我が子”の子育てになることでしょうから、もし支配のレールに乗っている人(まずほとんどの人はそうでしょう)でしたら、僕がした失敗と同じ状況になる可能性があります。
そして多くの人が、「支配のレール」に乗ってそのまま子育てが前に進んでいきます。ただ、そのやり方が強いか弱いかの差があるばかりです。

中には”モラハラ”になるほどに強い関わり方で子供を思うとおりにしようとするやり方もあれば、そういった強さはない代わりにモノで釣ったり脅したりする変則的な形で子供を思うとおりの姿にしようとするもの、優しい声がけをすることでうまく子供を動かしてしまうものまでさまざまです。
でも、結局の所それらは「支配のレール」の上で展開される子育てであることには変わりません。


僕がこのことを「レール」と表現しているのは、一度その方向でスタートを切ってしまうと、ずっとその方向でその関わりを強めながら子育てが進んでいってしまうからです。
それはまるで、ブレーキのあまり効かないトロッコに乗ってゆるやかな坂を下っていくかのようです。最初はゆっくりだとしても、いずれ加速がつきスピードは増す一方です。



乳児の頃、怒ったり叱ったり、感情をぶつけることで子供の姿を大人の望むものにしようとする関わりをしていたら、5歳の頃には怒鳴ったり、叩いたりしなければ言うことを聞かせられない子供にしてしまうかもしれません。

同じく乳児の頃から、”いいなり”やモノで釣ることで子供の姿を作ろうとしていた人は、5歳の頃には子供への関わりがお手上げになって放任になってしまうかもしれません。

さまざまな要素がありますから、必ずそのようになるわけではありませんが、なにも知らずに「支配のレール」に乗って子育てをしていて、そのように子育てが大変になるばかりだったり、自分ではどうにもならないところに行き着いてしまったりするケースは少なくありません。


ですから、「”支配のレール”に乗らなくていい子育ての仕方もあるんですよ」ということを伝えることが”仕事”なのだと思っています。




では、それ以外にどんな子育てがあるのかといえば、「受容と信頼関係」の子育てです。

この「受容と信頼関係」の部分は、かつての子育て環境では意識せずとも自然になされていたので、現代の人の目には見えない状態になっています。
しかし、いまは子育て環境が変わって意識しなければ達成されないようになったので、そこにさまざまな齟齬・難しさが生まれています。
でもやっぱり目に写らない状態です。

これを目に見えるものにして、体験してその子供の姿・子育てを実感できると、子育てはまったくと言っていいほど変わってきます。


僕は職務として子育てを経験することができたので、これがはっきり見え、それをしてみた感触をたくさん実感することができました。なので自信を持っていうことができるのだけど、一般の人にはなかなか見えない難しさがあります。



例えば、座って食事を食べない子に、座って食べさせたいと大人が思ったとき。

「大きな声を出して叱る」、「怖い顔をして怒る」

この関わり方ならば、「座って食べさせる」という目的に直結するアプローチなので、大人の目にも因果関係がはっきりと見える形で理解できます。

それ以前の「受容と信頼関係」になんら問題がなければその関わりでもよいのですが、そこになんらかのつまずきがある場合は、「支配や管理」の関わりを繰り返してもやがて効き目は薄れてきてしまいます。
効き目が薄ければ、「叩いたり」「疎外」するようなさらに強い関わりになってしまう人もいます。
お菓子やデザートで釣るといったコントロールもよく用いられるところです。


このとき、「食事になってそのとき叱ることを頑張るよりも、”公園に行って追いかけっこでもしてみて”とか、”気分のいいとき、くすぐり遊びをして親子で楽しく過ごす時間をもうけてみて”」と言っても、それは目的である「座って食べさせる」こととつながって見えないので、その関わりに意味があるようにはなかなか感じられません。



ここで出てくる課題が、「子供を信じられるか」という点です。

「受容と信頼関係」を厚くして、子供自身に自発的に大人の望む方向へ育っていかせるためには、子供の姿を直接型にはめるような支配的関わりを我慢してセーブしなければなりません。

大人からすると、支配的な関わりは子育てとしても「やった感」が得られます。
「大人の望む姿にする」という効果も、一時的なものならばすぐに出すことができます。
また、一連の記事で見たように、大人のストレスの問題、心の問題もあります。


さらに、それまで「受容と信頼関係」よりも「支配と管理」の関わりを積み重ねてきている子には、いきなり「受容と信頼関係」の関わりをしたところで、場合によりその効果が目に見えるまでより時間がかかります。むしろ、支配で関わっていた子供に、受容の関わりをし始めると、それまでの反動でしばらくの間、より大変な姿がでることもあります。
なので、「支配」や「管理」で関わる傾向が強い人にとっては、「受容と信頼関係」で子育てすることが余計に難しく感じられてしまいます。



「子供に勉強をさせたい」と考えている人は、子供をその「勉強ができる子」の型に押し込みたくなります。
子供の未来・成長は先行きの見えないものなので、大人自身がその姿にすることで結果を直接に出したくなってしまいます。

そのために例えば、「早期教育」をします。
子育ての専門家の多くが、発達段階にそぐわないことを先取りでさせるよりも、その子供の発達段階・状況に合ったことを無理なく楽しみながらたっぷりとすることが大切だと述べます。

しかし、一般の多くの人はそれをするよりも、「早期教育」を直接的に施すことの方に軍配を上げてしまいたくなります。

野山を駆けまわらせたり、自由に工作させるようなことが先行き勉強に取り組む力を作っていくということがつながって見えないので、そこに自信を持ちきれないのです。

「子供」に関する実感的な経験がないために、そのような”種まきだけして待つ”ということに自信を持てなくなっています。
これが「子供の力を信じられない」ということです。

この点、子供に関わることの非常に少ない現代の人にとっては、とても難しいことになってきています。

つづく
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● COMMENT ●

No title

先日こんなことがありました。
3歳の息子と1歳の娘と外遊びをしていて、娘が遊び疲れて「おうちに帰る」と言いだし、それを聞いた息子が「おうち帰らん~」と泣き出しました。長いこと外にいたし、暑くなってきたので「今日は暑くなってきたからもう帰ろう」と言うと、息子は「いや~、帰らん~」とエキサイトしだし、手の付けようがなくなって、しかたなく引っ張って帰りました。
「受容と信頼関係」でお互いに気持ちのいい関わりができるのがいいとは思うのですが、このように子供が興奮してしまった時など、どのようにすれば強硬手段をとらなくて済むのでしょうか。
また「管理」とは、どこまで管理することがNGなのでしょうか。うちは子供がまだ小さいので、食事の時間、寝る時間など規則正しくできるように親が管理する必要があるのと思うのですが、それも子供に任せたほうがいいのでしょうか。そうすると生活習慣が一定せず、子供はますますストレスを溜めて興奮しがちになるような気がするのですが、そんなことはないのでしょうか。
おとーちゃんさんの仰ること、文字情報は自分の理解を越えてはわからないので、もやもやっとしています。

受容と信頼関係

僕は、小6の息子を持つ父親です。

子どもと信頼関係を築けるように、接してきました。

信頼関係を築くには、子どもを受容しなければいけません。

受容とは、何か?

子どもが本当にして欲しいと思っていることに応えてあげること。

子どものあるがままの姿を受け入れてあげること。

すべての欲求を満たす必要はないです。

満たす必要はありませんが、子どもの思いは理解する必要があります。

そして、大事なのは、理解していることを子どもに伝えることだと思います。

そうすることで、心と心の繋がりができ、だんだんと信頼関係も築けると思っています。


いのうえさんへ

横レス、失礼いたします。

ある程度の「管理」って必要な事だと思います。やらなきゃいけない事っていうのはある訳で、そうしてもらわなければ大人が困る訳です。おとーちゃんも困る事にNOが言えない事はよくないと何度も言っていますよね。

やってもらうためのプロセスの問題だと思います。
怒鳴ったり叩いたり、時にはご褒美で釣り上げて子供の気持ちを無理矢理変えて従わせるのがダメだという事です。
子供自身が自分の力で自分の気持ちに折り合いをつけられるように促し、子供の葛藤を待ってあげられることかなと私自身は思っています。

私は少し早めのタイミングで、「そろそろ◯◯だから、△△してね」という声をかけをよく使います。
公園なら、「そろそろ帰るから、一番やりたい事やっておいで」
ごはんなら、「そろそろごはんだから、手を洗ってスプーン出してください」
寝る時間なら、「そろそろトイレに行って、絵本を1冊選んでください」

「そろそろ」と、本当にやらなきゃいけない事の前に何かひとつ挟む事、とがポイントだと思っています。
声をかけ直後に動かなくていいんです。自分なりに今やってる事に折り合いをつける時間をあげます。ステップを踏むことで子供自身の気持ちを、よりやらなきゃいけない事に向ける事ができます。

大人の側も余裕を持って声をかけする事で、気持ちの切り替えを待ってあげられます。これっておとーちゃんの言うところの受容であり、信頼につながるものだと思うのですがどうでしょうか?

ちゃんと気持ちを切り替えられたら、「ちゃんと自分で気持ちを切り替えられたね。すごいすごい」と褒めてあげます。だって、もっと・・・って気持ちを自分の力で我慢したんですから、すごい努力です。その時の誇らしげな顔がまた可愛いんですよ。

そうやって接していると、興奮、パニックになって手がつけられないということ自体が少なくなっていきます。

いのうえさん、おとーちゃんの方法とは違うかもしれませんが、これでひとつの答えになりませんか?


おとーちゃんさんのブログで、私の子育てはガラリと変わりました。もちろん、子供をつい支配する形で接してしまうこともあるし、感情のまま怒ってしまうこともあります。だけど、子どもたちを満たしてあげたいという気持ちは、いつも持っているつもりです。
きっと、知らずにいたら、なにも考えなかったと思います。それで子どもをコントロールしている自分は出来る母親なんだと思っていたと思います。
おとーちゃんさんの子育て法をたくさんの人に知ってもらいたいです。おとーちゃんさんの育児法を知れた事で、大袈裟かもしれませんが、我が子たちの人生は変わったのではないだろうかとさえ思っています。
やはり、私の周りでもレールに乗っている人が多いです。嘘やごまかしが良しとされ頻繁に使われています。怒ることができる、叱ることができるというのも、良い母親・父親としての評価がかなり高いようにも思います。
叱りつけ、泣いている子どもに、理屈を延々と教え込むといったこともよく目にします。そういったときに、もっと待てば良かったのになぁとか、理由があったのになぁ、そんなに言わなくても子供は分かってるだろうなぁとか、思うんですが、なんといっても私自身が、色々とおとーちゃんさん情報は持ちつつも、そんなに言えるほど上手くは子育てできてはいませんので…説得力に欠けてしまいます。
なので、おとーちゃんさんの子育てが一般的という時代になればいいなぁと思います。応援しております。頑張ってください。おとーちゃんさんの子ども達への想いがたくさんの人の心に届くように願います。

ペアレントトレーニング

いのうえ様へ。
私も子ども達への接し方に悩む母のひとりです。このブログにいつも助けてもらっています。
いのうえ様が度々に真摯に質問され、勉強されておられる様子を見て、勝手ながら、本当に真面目で子どもさんを大事にしておられるのだろうと感じました。そして、私と同じように子どもさんに幸せに育ってほしいと努力して悩んでいるのだろうと思います。
結局、子ども達とお互いに楽しく心地よく過ごすことが一番なんでしょうね。
既にご存知のことかもしれませんが、ペアレントトレーニングという関連書籍をお薦めします。私の子育ては迷ったらおとーちゃんの本やブログを軸に建て直しています。おとーちゃんは繰り返し繰り返し、子どもへの信頼を書いてくださっていると思っています。背景、子どもの育ちは多種多様です。だから、ひとつの記事では、ではこの場合、どうすればいいのだろう、と、弱い大人な私は、思うことがあります。ペアレントトレーニングは手法として子どもへの接し方がまとまっています。ペアレントトレーニングも子どもを変える方法ではなく、親の子どもへの働き方を変える手法であると、私は思っています。例えば、子どもの気持ちの切り替えのため、あらかじめ予定を伝える、誉めるときは25%ルールで取り掛かったら空かさず誉める、等です。おとーちゃんが繰り返し教えてくださる、受容の考えを念頭に参考にすることで、私はずいぶん楽になりました。他の書籍をお薦めするなど、大変失礼して、おとーちゃんとブログ読者の方に申し訳ありません。
いのうえ様の悩みが少しでもほぐれることを、お祈りしています。

No title

おとーちゃんさんの論考に色々な意見が出ていてなるほどなあと思います。
私としては、おとーちゃんさんも仰っているように、今うまくいってない現状を打破するアプローチのひとつのやり方として、万能ではないかもしれませんが、「受容と信頼関係」は、非常に有効なのではないかと思います。

私も支配のレールで当初子育てしてたクチなのですが、この切り替えには本当に苦労しました。

子供が生まれたときは、親になったら、ちゃんと叱るときに叱らないとダメなんだろうなと考えて、どう怒ったら子供の心に効果的に届くだろう、とそればかり考えてました。
今思えば、これは教育ではなく、最大のダメージを効率よく子供の心に染み込ませることと同義だったのでしょう。

そうしたら、悪いことはしないけど、自発的な行動が少なく、妙なこだわりが出てくる、私を信用できなくて振り回す行動をとるなど、色々てんこ盛りでサインをだして出してくるようになりました。
子供はかわいく思えなくなるし、心は擦りきれて疲れるし、ほんとに辛かったです。子供も辛かったのだと思います。
でも自分は普通に子供が良くないことをしているときに強めの声かけをしているだけだと、正しいことをしているのだからと、ずっとそう思っていました。

切り替えるときには、おとーちゃんさんも仰っているように、とても大変でした。
今信頼してない親を信頼させるのですから、試し行動のオンパレードです。でも幸い、小さな子供は大人を信頼したがっているから、たくさんサインを出してきます。噛み付かれたりもたくさんありました。
悪く思える行動も、受け止めて、このまま大人になったらどうしようとも思いましたが、そんなことはなかったです。子供を信じて受け止めていたら、嵐のように我が儘放題で荒れたあと、笑顔が増え、噛みつきも甘噛みになりやがて消えました。他人を思いやる優しい子供になりました。(お人好しすぎて心配になるくらいに…。)

子供の信頼を高める一助として、普段機嫌の良いときのくすぐり遊びは、親の労力が少ないわりに効果の高い、本当にいい手段だと思います。
くすぐりで喜ぶ段階なら、そう重症ではないので、たくさん関わっていれば、少しずついい関係になると思うからです。

子供が本当にダメージを受けてたら、くすぐっても嫌がります。スキンシップも嫌がります。この場合は、母子ともに他人の助けが必要だなと思います。わたしもたくさん助けていただきました。

ちなみに、くすぐりもいいですが、私が効果あるなと思ったのは、小さな約束をいっぱいして、忘れずに確実に守ること。
小さな約束は、ほんとに日常のちいさなことが良く、例えばお風呂に一緒に入ろうとか、子供が望む小さなリクエストとか、いつも当たり前にやってることでも約束して指切りします。どんなことがあっても守れるハードルの低いことがおすすめです。そして、どんなことがあっても先延ばしせずに守ります。

もうひとつおすすめなのは、子供がタッチングしてきたとき。例えば私がなにか用事をしてるときに、子供が足や手や背中を大人のからだの一部にくっつけてくるタイミングがあります。このときは、意識的になるべくくっつけたままにしてあげて、離れるときは、ごめんねお母さんお鍋が吹いてるから台所にいくね、などと離れるのが子供が原因でないことを伝えて離れます。これも非常に効果的でした。

おかげで、子供はかわいく思えるようになり、子供も色々あるけど健やかに成長しています。

私の元来の性格は変わらないので、今でもいっぱい失敗するし、子供の将来が心配で不安になって、色々やらかしてますが、昔と違うところは、私が過ちに気が付きやすくなったことと、変な対応をしても、子供がそれを乗り越えたり、私を信頼して文句を言ってくれるようになったことです。

おとーちゃんさんの仰る「受容と信頼関係」の子育ては、他人や大人を信頼する子供となるので、他人を信じることが人間として生きていく上で力になると思う価値観が子供にとって財産になると考えるなら、試して悪くないアプローチに思えます。

ただ、極端な例ですが、おとーちゃんさんも過去記事でかいておられたように、例えば戦国武将みたいに、他人の命も自分の命もなんとも思わないという子供を育てたいとか、国に命じられれば喜んで戦争にいく子供を育てたいとかなら、別のアプローチが必要なのかなと思ったりします。

長くなってすいません。
記事の更新楽しみにしてます!

No title

初めてコメントさせていただきます。
保育園で働いて3年目を迎える者です。

私は父からモラルハラスメントを受けて育ちました。
20代の終わりに家を出るまで、恐怖に脅え、ひたすら我慢の日々でした。母はいつも自分のことに精一杯で助けてはくれませんでした。

どうしてこんなに苦しいのだろう?どうしてほかの子はあんなに楽しそうに笑えるのだろう?と思いながら、勉強ばかりして”いい大学”を出ました。

人から褒められても、私はちっとも満たされていなかったし、子どもの時に、ずっと誰かにこの環境から助け出してほしいと思っていたので、保育士を目指しています。

『子どもへのまなざし』やこちらのブログを拝見しては共感し、受容と信頼の保育をしたいと願うのですが、現実は厳しくて何度も辞めたいと思いました。

私は弱い大人で、先輩方からはもっと強く叱るようにと注意されました。支配する関わりに納得できないので、子どもたちをコントロールできず、一方で気持ちに共感して受容することも苦手なのです。
こんな未熟な大人が一緒にいていいのか悩んでしまいます。

幸い、今は転園して共感できる保育と出会い、今年度も頑張ってみようと思っています。子どもたちと一緒に成長していけたらと思います。

おとーちゃんのブログ応援しています。モラルハラスメントについて取り上げて頂けて嬉しかったです。

剛には柔で

いのうえさん
3才と1才の育児お疲れ様です。
うちは3才と0才なので、ちょっと違っていますが、状況が似ていましたので、、。
下の子が帰りたい、上の子は帰りたくない。
これ、うちはいつもです。私のイライラが勝ってしまい、ママは帰るよ!と、先に歩き出してしまう時も。
二人になって、上の子へのマイナスの関わりが格段に増えました、、。
だから、疲れるんですよね。
なので、このブログを参考にし、帰りたくない!と言い張る娘に、なに~そういうこというとコチョコチョダゾ~、やってみました。
結果は、帰る時もあれば、まだごねるときもあり、です。
1つ良かったことは、私のむすっとした顔が和らいだことくらいでしょうか、、。
生活リズムも、もうバラバラになりました。もうすぐ幼稚園だといいのに、、です。もう、大体の時間で大体出来ていればいいか、にしました。たぶん夜寝るのが遅くなってたり、朝早くから外遊びに行けなくなってしまったり、で生活面の影響も娘の姿に少なからずあるとは思っています。
しかし、もうそういうことより、下の子に絵本読んでくれる姿とか、背が伸びてお風呂に自分で出入り出来るようになったことを自慢気に見せてくれるところとか、そんなとこに目を向け、日々笑い声が聞こえてくればいいかな、と思うようになりました。

長文の割りには、なんの答えにもなっていませんね、、。すいません。

No title

私も親にモラハラされて育ったので、子どもに連鎖しないように、自分なりにコミュニケーション術や心理学を学んできました。そこで不思議に思ったのが、教師になった友人で、子どもにモラハラまがいのことをする人が数人いること。今回の記事を受けて個の尊重について、心理学的には勉強しないのか聞いてみました。さわり程度しかしないのですね。
教科の教え方よりも、基本で重要だと思っていたので驚きです。。。

洗濯日和さん、s.t.ママさんへ

洗濯日和さん、アドバイスありがとうございます。
「心の葛藤を待ってあげる」というのは私にすっかり抜け落ちている所でした。何かしてとかしたらダメと言うとき、息子はまずは反対しますが、ここで「ふーん、せんのか」とあっさり要求を取り下げるとしばらくしてちゃんと言うとおりにしてくれることがあります。
ちょっと意識してやってみますね。
「そろそろ○○だから△△してね」というのは、確かに平常心の時は、「もうすぐ帰るからあと1回滑り台すべっておいで」と言うと、急いで滑りに行って素直に戻ってきます。
目下の問題は取り乱した時に、どうやって自力で平常心に戻ってくれるか。「あー」と言いながら長く息を吐かせるとか、いつも笑ってしていることをさせるとか、かかしのポーズをさせるとかいろいろ試していますが、いまのところかかしのポーズが効果的のようです。
片足立ちで両手を横に広げるのですが、本人がこのポーズが好きなのと集中力が要るからか、大泣きしていてもわりとすんなり落ち着くことがあります。
次は気持ちを切り替えられた時に、ちゃんと褒めるの、やってみますね。

s.t.ママさん、気持をお察しくださりありがとうございます。
トマス・ゴートン氏の親業(Parent Effectiveness Training)という本を読みました。3歳の息子はまだ言葉を補ってやらないと自分の気持ちや思いを話すことができないので、この本の通りにはできませんが、少しずつ取り入れてみようと思っています。
おとーちゃんさんも、PETのように「受容と信頼トレーニング」をやっていただけると嬉しいのですが・・・
もしくはフランソワーズ・ドルトー女史がやったように、ラジオで育児相談をやっていただければ子供の相手をしながらでも聞けるし文字情報よりはるかに多くの情報が得られるのに、と勝手に思っています。

ぽりさん、モモさんへ

ぽりさん、「最大のダメージを効率よく子供の心に染み込ませる」。ドキッとしました。息子がふざけて投げた輪投げが顔に当たり、大して痛くなかったのに「いった~」と大げさに言ってしまいました。息子が輪投げの縄が当たったら痛いことをわかって、もうしなくなることを期待して。
ぽりさんのように「受容と信頼」に目覚めたいです。「悪く思える行動も、受け止めて」とは、具体的にどのようなことをされたのでしょうか。差し支えなければご教示くださいませんか。

モモさん、ゴネる前にコチョコチョですね。頑固な息子に通じるかどうかわかりませんがやってみます。
思い起こせば娘が生まれた時、授乳中に息子が娘にのしかかってきた時、身動きできないので「あっち行って!」と振り払ったり、息子にはつらく当たっていたなと反省しています。考えてもしょうがないですが、その時からだんだんと息子に対して受容の姿勢がとれなくなっていたのかなと思うと過去に戻ってやり直したい気持ちになります。
大人でも我の強い、おしつけがましい人と一緒にいるとイライラしたり疲れたりしますし、逆に柔和な人と一緒にいるとこちらまでにこにこリラックスした気分になりますね。子供も一緒ですよね。「剛には柔」、勉強になりました。
うちも下の子が「兄ちゃん開けて~」とオモチャの箱を持っていくと「兄ちゃんが開けてやるわな」と開けてやる姿などを見ていると、思わずにやっとしてしまいます。
もうすぐ入園式ですね。園で揉まれて帰ってきた息子には黙ってやさしくしてやらねば!

だいぶ前のコメントで

だいぶ前のコメントで、たしか9ヶ月のお子さんをお持ちのお母さんが、子供が一日中泣いてばかりで子供に一日中相手していて家事ができないとのコメントに、

おとーちゃんさんはそんなに構わなくても放っておいても大丈夫的なアドバイスをしたやりとりがあったと思うんですが、それがどの記事のコメントだったかわからなくて、検索してみてもなかなかヒットしなくてどう探したらいいかわかりません。

ご存じの方は教えていただけるとありがたいです。

また私自身、現在一人目で9ヶ月の子供の子育て中ですが、どのくらい子供に構って、どのくらい放っておいて家事をしていたらいいのかわからなくて結局家事もできずにずっといます。

3才

おとうちゃんさん、こんばんは
今日は、娘が、外遊びに行ったあとごねることなく、すっとキリをつけてくれました。あれれれ、です(笑)
昼寝しない日が増えてきて、夕方どうにもならないぐずりがあったのですが、あれ?今日昼寝してないのに機嫌いい、という日もちらほら出てきました。
散らかしっぱなしの部屋も、散らかしっぱなしに気付くようになりました(笑)
次女が産まれてから、また癇癪が出てきたなあ、と思っていたのですが、次女が産まれたことによるものもあるにはあるのでしょうが、私自身が二人育児で不安定になっていたことと、長女のそういう時期(成長期?)が重なって、余計に考え過ぎていたのかもなあ、と思います。
イヤイヤ期はとっくに終わったものと思っていましたが、そんなことはないのですね(笑)
2才のイヤイヤも手こずりましたが、3才もなかなかですね。
うちの娘の自己主張は小さい頃から立派です!
もうすぐ集団生活も始まります。どんな姿を見せてくれるのか楽しみです。
どうにもまた、ぐだぐだしてました。
子育てを通して自己肯定していきたいので、まずは今の自分を認めるところからまた始めます!



いのうえ様へ

レスをありがとうございます。
私が書いたのは、上の記事のように、根本の「受容と信頼関係」に問題がある場合に支配に陥ると自尊心がガタガタに崩れて弊害が出やすいとか、あと、そういう場合に受容を始めるとしばらくの間より大変な姿が出るという文章について、うちもそうだったなーという感想です。

いのうえ様は、コメントを拝見する限り、そんな状態になってないような気がしますので、私のコメントは気になされなくても大丈夫だと思います。
心配にさせるようなコメントを書いてすみません。

我が家の場合、家庭内不和や他の要因もありまして、子供から笑顔が消え、くすぐりもスキンシップも効かないと、恥ずかしながらそんな状態でした。そんな中でちょっとでも支配傾向の子育てをすると、ほんともう、子供はガタガタになりました。
普通の子供の状態であれば、少し支配が混じっても、そう気にされることはないと思います。

私がうまくいったなと思うことは上のコメントに書きました。行為を受け入れたり、言うことを聞いたりだけではなく、色んな(スキンシップ含めて)方向性があると思います。

あと気を付けたのは、子供はちゃんと聞いてるし、いつかできるようになるからと信じて、一度穏やかにダメなことを指摘したら、それ以上は言わないようにしていました。
上のコメントのどなたかが仰っている、予告や、子供が自分で区切りを付けられるように待つなども、心掛けました。

例えば公園でなかなか帰らない子の場合を例にとると。
早く帰りたい大人に対して、子供はいつまでも遊んでたい。
矛盾する要請に、大人の「晩御飯までに帰る」という都合が絶対的に正しいから正当化できると子供の都合にお構い無く押しきるのは、そのコンセンサスが出来上がっていない子供に対してはただの横暴になるのかなと。大人同士でも、何かを中断して他の作業に移る場合は、その作業がいつまでかかるか、相手の都合を聞いて待ちますから。それが個の尊重かなと私は思っています。
ただ、一旦尊重して話し合いをして、何度かお願いをしますが、それでも折り合いを付けてくれないときは、ご飯を作らなければならないから帰るねと宣言して引きずってでも帰る。
それは仕方ないことかなと。私は個人的に思います。
でも、ここまで話し合って引きずって帰るはめになる時はそうないです。(もしそうなるなら、原因は別にあるから、別のアプローチ(おとーちゃんの仰っているくすぐり等で普段可愛がる)でやるしかないかと)

いのうえ様は、子供が可愛くて心配で仕方ない様子がコメントにも現れてます。大丈夫だと思います。

いつもでなくても、たまにでも、子供が愛しくてたまらないなと思えて笑顔がでる瞬間があれば、一番それが何よりの受容なのだろうなと思います。

長々とすいません。
お互い、子育ての途上で悩むことが多いですが、ぼちぼち無理せずいきましょうね。

最後に、おとーちゃんさん、コメント欄をお借りしてすみませんでした。記事の更新楽しみにしてます!

ぽりさんへ

さっそくありがとうございます!
「受容」と「言いなり」がごっちゃになっていました。子供の気持ちを受け止めることと、言いなりになることは違いますね。
子供の好ましくない態度が、自立のステップや年齢相応のセルフコントロールの未発達なのか、親から関わりを引き出そうとする行為なのか判別しにくくて、ついつい不安になってしまいます。

No title

いのうえさん
横からすみません。
『魔の2歳児』のカテゴリの記事は読まれましたか?
まさに、公園から帰りたくないとゴネられたときの対応について書かれていますよ。
また、生活習慣については
最近の記事ですと下記の「イニシアチブは大人でいい」や、
http://hoikushipapa.blog112.fc2.com/blog-entry-834.html
「イニシアチブは大人が持つ」の記事が参考になるのではないかと思います。
ブログ内の検索の方法は『はじめにお読みください』の記事にやり方がのっています、ご参考までに。

まき様

以前の記事のいいなりの構造に、泣きに負けない対応があったかと思います。
http://hoikushipapa.blog112.fc2.com/blog-entry-292.html

私も抱っこで動けなくてどうしようと思った時期がありました。

トモノオカッツァさんへ

ありがとうございます。
この記事を読んだ時、頭では理解していましたが、まったくわかっていなかったようです。
「管理」をマネジメントと捉えてしまい、子供の生活のマネジメントもNGなの? と思ってしまいましたが、おとーちゃんさんの仰る「管理」はマネジメントの手法がオペレーションになってはダメだということですね。

言葉

おとうちゃんさん、こんにちは
言葉って色々面白いですよね。
子どもも、言葉の面白さを知っていますよね。

いのうえさん
ずっと以前のコメントを見てから、もう1つあった?と考えていて思い出しました。
鳴かぬならそれもまたよしホトトギス、です(笑)

さじ加減が難しいとこではありますが、育児はこのあたりがいいあんばいなのかも、と個人的には思ってます。
幼稚園、笑顔で迎えてあげられるよう私も頑張りますね!

(おとうちゃんさん、コメント欄お借りしありがとうございました。)


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Author:保育士おとーちゃん
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楽しく無理のない子育てを広めたいと2009年ブログ開設。多くの方の応援があって著作の出版や講演活動をするようになりました。 現在は、子育て講演や保育士セミナーの他、『たまひよ』や『AERA with Baby 』等の子育て雑誌の監修やコラム執筆。『ジョブデポ保育士』の監修や育児相談などをいたしております。

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