2017-03

条件付きの肯定はいらない vol.9  子供は世界で一番の味方 - 2015.04.08 Wed

今回でこの一連のシリーズもおしまいです。








◆おわりに当たって
ちまたで人気の育児書などを見ると、「子供のこんな大変な姿にはこう対応してみましょう」といった「対症療法的」な子供への対応の仕方が書かれているものが多いです。
もちろんそこで述べられていることが間違っているわけでもないし、それによって子育てがよくなっていく人もたくさんいるのは、そうなのだろうと思います。

でも、そういった紋切り型のQ&Aで問題が解決してしまう人は、子育ての悩みとしてはライトケースなのだろうなとも思います。


僕はこれまでの経験から、「こういうときはこうしましょう」では解決しない子育ての悩みがあることを知っています。
そしてそういうところにほど、手をさしのべる必要があることも。

そういう悩みを抱えている人は、子育てする人の全体数から考えればごく一部なのだろうけど、そのあたりに手を当てていくのが僕の使命なのかなと考えて今回のシリーズをまとめました。



◆子供は世界で一番の味方
親の方から、子供を捨てる(その子の子育てを投げ出す)のでなければ、子供の方から親を捨てるということは決してありません。


その親からひどく暴力的な虐待を受けている子ですらそうなのです。どれほどひどい扱いを受けたとしても、一生懸命その親をかばい、その親になんとか認められようと子供は努力します。

子供とは親をそれほどまでに大切に思い、尊重し信頼しています。


しかし、そうであるのに子育てを積み重ね、大人になる間に親と子が敵対してしまう家庭があります。



そうなってしまうケースにもいろいろあります。

子供のためと思って、教育熱心だったものが、限度を超えてしまって子供を追い詰めてしまう。

しつけだと思って厳しく子育てしている内に、信頼関係を損なって子供から拒絶されるほどに仲が険悪になる。

親は子供のためと思いつつも、その実子供に親のエゴを押しつけていたために、互いに許し合えなくなる。

親のヒステリックな気質から、子供に強い自己否定を持たせてしまう。

その親が、他者を支配することや蔑むことを好む性格である。

・・・・・・などなど。


過去の事件をひもとけば、親が子の進路を決めつけ支配したりすることで、決定的に仲違いしてしまい、引きこもりになってしまったり、そこから家に火をつけたり、家族を刺したりといった話はいくらでもあります。

そこまでの事件にならずとも、親から受ける抑圧を学校で他児へのいじめとして発散させるといったものも、現実にはたくさんあることでしょう。


僕が子供の頃、「金属バット」と言えば家庭内暴力の代名詞でした。『積み木崩し』の時代ですね。
あの頃は「つっぱる」「ぐれる」といった「非行」が、子供たちの逃げ道になっていたのでしょう。
徒党を組み、バイクで暴走することで、親の束縛や支配から脱し、一人の自分としての自立をはからなければならなかった、そういう背景もあるのではないかな。全部が全部ではないでしょうけれども。




最初に述べたように、子供は決して親のことを自分から捨てようとはしません。つまり、子供の方から親のことを「敵」と思うことはないのです。

しかし、敵対関係になってしまう親子があるということは、親がみずから子供を「敵」にしてしまっているわけです。


僕が子供と関わる仕事を長年してきて確信するのは、本当は子供ほど親の味方になってくれる存在は他にはないことです。



親は、子供を親の自己実現の道具にしてしまうことも出来ます。

それで将来にわたってうまくいって、親子ともにハッピーということもあるでしょう。
(しかしながら、そう思っていたものが自分の子育てという場面に直面して、様々な問題や悩みを引き起こしてしまう遠因となるケースが増えていることは、これまでのこのシリーズで書いてきた通りです)


それで望みがかなえられて、親だけ満足しているが、子供はなにか納得できないものを引きずって生きていかなければならないこともあるでしょう。


はたまた、その親の意図は少しも達成されずに、親と子の強烈な反目だけを残して、その後の人生を互いに距離感を持って生きていかなければならないケースもあるでしょう。



子供を敵にするか、世界で一番の自分の味方にするかの選択肢は、つねに親が持っています。

少なくとも子供の小さい内は、子供を親の望むレールを敷いて「なにものか」にしてしまう必要はないと思います。
その過程ででてきてしまうのが、「条件付きの肯定」です。

子供の幼少期には、ただありのままの自分に笑顔を向けてもらって、「かわいいなぁ」「あなたのことが世界で一番大好きだよ」と、たくさん温かい気持ちを向けてもらう「無条件の肯定」をたくさん積み上げてもらえれば、子供は誰しもが親の世界で一番の味方になってくれるのは間違いのないことです。





◆親である自分が自身の生育歴にわだかまりを感じていて、我が子の子育てがうまくいかないと感じている人へ


以前に相談コメントへの返信か、どこかの相談記事の中で、「我が子の中にいる小さな自分」のお話しをしたことがあります。

たしか、これについて述べたのは一度だけだったと思うのだけど、いまでもしばしばこの話が印象に残ったという人が、それについてのコメントをお寄せになってくれます。

今回のシリーズの結びとして、いまいちどこの話に触れようと思います。



◆子供の中にいる小さな自分
自分の自己肯定感が低くて、子育てにも自信が持てないという人がたくさんいます。
その本人は、「こんな気持ちなのは自分だけなのかな?」と思っているかもしれませんが、いま子育てをしている人にこの状態の人は、もっのすごく多いです。


その人たちの少なくない数が、自分の生育歴の中で、親からずっと頑張りを要求されていたり、他者と比べて見られていたり、強い支配や否定を受け続けて来ています。


そして、それゆえに苦しみます。

自分はそのように関わられるのが辛かった、それを我が子にしたくはないのだけど、いつの間にかその嫌だった関わりを我が子にしてしまっている。

我が子に向ける感情が、イライラや怒りに支配されてしまう。

まだ、この子に無理なことを要求しているとわかっているのだけど、その「正しいこと」「出来ること」をついつい求めてしまう。

気づくと、子育てをしている自分に向けられる視線をいつも気にしていて、そこから来る自分を責める感情、子供を責める感情が抑えられない。

子供への関わり方や、子供の将来への不安・心配が大きくて、いろんなことに焦ってしまい、イライラしたり、過保護・過干渉をやめられない。



そういう人に試してもらいたいなと思うことがあります。

まず、自分の子供時代を振り返ってみます。
その中で、辛かったこと、我慢してきたこと、親からされて嫌だったこと、向けられて苦しかった感情・・・・・・などなど、そういったものがあるかと思います。


そのときの自分は、もちろんいまの自分となっているのですが、実はその子供だったときの自分は、目の前の我が子の中にもいるのです。

そう思って、その当時、本当は自分がしてもらいたかったことや、かけて欲しかった言葉、向けてもらいたかった笑顔なんかを、我が子へすると同時に、子供の中にいる小さな自分にもしてあげるのです。


無理をせず、思いついたときにでも、自然に出来る範囲でしてみればいいでしょう。

これでなにかが変わるという保証はありません。
それで思い出したくない過去を思い出してしまいそうという人は、しなくてもいいことです。

しかし、人によっては、ちょっとだけこのことを気に留めることで、子育てを変えていくきっかけをつかめるかもしれません。



子育てで本当に達成しなければならないことなんて、究極的には「健康であること」だけと言ってもいいでしょう。

子育てがしんどいならば、その他のことなど一旦置いといて、「健康だからいいや」でおおらかに構えていけると、子育てに無理がなくなっていきます。
その他のことは、毎日が楽しくなってからおいおいやっていければそれでいいのではないかな。

ほんとは子育てって楽しいことなんです。だって、子供は世界で一番の自分の味方で、いつでも自分を肯定してくれる存在だからね。
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● COMMENT ●

涙が。。。
子どもは、親の味方…本当にそうですね

心に染みます

おとーちゃんさん、こんばんは。いつも拝読し、勉強させてもらっています。胸のモヤモヤがスーっと晴れるような言葉が書いてあり、お礼が言いたくて、初めてコメントさせて頂きます。
私は、2児の母です。私は、実母がすごく嫌いです。でも、大切に思う気持ちもあります。何でこんなに嫌いなのかな?とモヤモヤしてたのですが、今回のブログで、はっきりしました。母の自己実現に利用されたからだとわかりました。母がなりたかった職業を選ばされたからなんだ!!と母を嫌いになった理由がはっきりし、なんだか嬉しいです。

書き出してみました

おとーちゃんの言われるがまま書き出してみました。そして自分がして欲しかった事。
・笑顔
・優しい眼差し
・自分がやってみたいなら挑戦してごらん

現在2歳と0歳2人の男の子の母です。
次男が産まれてから 長男へ怒鳴ってしまう事が増えてきて、こんな言い方ばかりしていたら 心が離れてしまう。。。と自分でもどうしたらいいのか悩んでいました。しかし今日の記事を読んで気づかされました。

私の母は 温和な性格で今でも孫達にとても優しく 私も仲良くしています。
しかし昔の事を思い出すと 厳しい目に 怒った顔 ばかり 浮かんできます。

今の私と一緒だ…

あの頃の母は必死だったのでしょう。今では随分丸くなりました。
私は 母を喜ばせたり、良い子でいたり、周りの目を気にしてばかりいます。

でもこの気づきのおかげで、明日からの日常が少し変われそうな気がします。
本当にありがとうございました。

あと一つ教えて欲しいことがあります。男の子という 母とは違う性別を理解するには どうしたらいいものか。この気づきがあれば 男女関係ないとおっしゃいますか?

そうは言うものの…

初めまして。いつも、楽しみに読ませていただいてます。
もうすぐ四歳の子どもの母親です。
産後から子育てで悩むことが多すく、おとーちゃんさんのブログにたどり着き、色々と参考にさせていただいてました。
子育てがどうしたら楽しいものになるのか…私も知りたくて仕様がなかったのです。
最近になって、わが子は発達障害の可能性があることがわかりました。
現在は毎日がとても苦しく、時折子供を産んだことを後悔したり、一歩間違えたら自分も子どもを虐待をして歯止めがきかなくなるのでは…と恐ろしくなったりします。
こんな状況になってしまうと、子育てって楽しいのですよ…という言葉に反発を感じてしまうものです。
少し前までは、おとーちゃんさんのおっしゃっている事がすんなり心に入ってきたのですがね…。
何だか卑屈になってしまっている自分が残念でもあります。
単なるボヤきになってしまいましたが、こんな読者もおりますと言うことで、コメントさせていただきました。
これからも読ませていただきます!
何とか子育てが楽しくなるように、気持ちを立て直していきたいので…。

来月3才の息子、7か月の娘のママです。「健康でいいや」大事ですね。緑の野菜食べないし、食べムラあるし、ご飯もワンパターンになりがち…でも健康です。でも私、手抜きしすぎ?と思うことも(笑)
相談返信ないことわかったうえで書くのですが。息子、急に車を怖がるようになり(本当に怖がります)、マンション駐車場とか歩道などベビーカーにのってます。一度、住宅街歩いていて、「車きて危ないから止まるよ~」とか言い過ぎたせい?なような…。次の日からだったので。信頼して、そんなに言い過ぎなくてもよかったなと反省。1か月たちますが、いつか治るよね、大人だってパニック障害の方もいるし…とか自分を言い聞かせて、無理に歩かせずにできるだけ抱っこかベビーカーです。しかし、一度怖がると長引いて、結局は自分の首を絞めることになるんですね(過剰に言えば、今度から気をつけるかなとか、私が楽?しようとしたような)。トイトレしかり、今後の教訓になりました。
最近は家の中でも抱っこ抱っこが多くなってます。子育てってホントにいろいろありますね!
おとーちゃんのお話しを参考に子育てしてますが、昔の記事を見て反省。最近、ダメとか危ないとかまた言ってました。人間忘れるものですね(笑)また今日から切り替えて。進んで戻ってです。息子もますますかわいくなってます。
(ひまわり改めさとママです。)

ありがとう

おとーちゃんさんのブログを見つけて、過去記事を読みあさり、やっと追いついてきたものです。
現在は、相談はされていないですが、過去のコメント欄をみると、とても大変なことをされていると、感嘆しました。
今回の記事を読み、子供の中に自分をみるとの事が、わたしにはとてもよくわかります。
子供を可愛がる事が、傷ついた自分を可愛がる事になるのでしょうね。自分と子供はとても深いつながりがあって、現在があると思うのです。
私の息子はまだ7ヶ月なので自我もなく、可愛い可愛いでやっていますが、周りの大きな子をもつ友達たちには、今のうちだけだよといわれますが、私は、ただ、ただ、子供のお世話をさせてもらっているという感覚なのです。
不妊治療をしてやっと授かった子供で、私達のところに来てくれてありがとうという気持ちなのです。
そうはいっても、親の都合で振り回してる事も多々ありますが…、。
これからどんな風になるかわかりませんが、子育てを楽にするためにというのではなく、今後ずっと親子で楽しんでいけるために、おとーちゃんさんのブログを参考にしながら、頑張りたいと思います。
おとーちゃんさんもとてもお忙しい中、ブログを続けて下さり、ありがとうございます。これからも愛読させてもらいまーす。
長文失礼いたしました。

この記事を読んで涙が出るのはなんででしょう?
自分の子供時代は末っ子だからかあまり干渉もされず、勉強しなさいなんて一回も言われず特に嫌な思い出もないです。
両親に叩かれたのも父、母から1度だけ。よく覚えていてどちらも私が悪い。
でも自分の子供には過保護、過干渉気味であれこれ言ってしまいます。
どうしても世間の目が気になって他人から嫌味を言われたくない、言われたことで自分が傷つきたくないから過干渉気味になります。
これは私自身、自己肯定が低いからなのか。
子供は1番の味方という言葉がグサっと刺さりました。うまく言えないけど。
この記事を読んでよかった。

救われます

コメントでははじめまして、困ったとき行き詰まったときいつも愛読しています。
ずっと心の奥で重りのように引っかかっていた事を
今回のシリーズでようやく理解し自分から解放できるのではないかと思いました。

親から誉められることのない人生で、上をめざし続けておかしくなっていましたが
自分が親になってから母とはと問い続けているうちにふと楽になる瞬間がありました。
私が子供なら親にこう言われたらほっとするなという言葉を重ねるうちに母と子両方の気持ちを感じて解放されてきました。


とにかく子供は親にとってかわいく愛しい存在、それが伝わりまた全幅の信頼につながるのかなと今感じています。
モヤモヤと言葉にならなかったことを分かりやすく教えてくださりありがとうございました。

泣けました。

「子供の中にいる小さな自分」
こういう風に考えた事もなく、なるほど!と早速書き出してみました。そして、方向性、心構えが明確になり、私の中のモヤモヤが晴れていきました。ありがとうございました。
子どもの中にいる自分に会うのが楽しみです☆
幼稚園のお迎え行ってきます☆
(ひまわり改め眼鏡っ娘)

No title

泣けて泣けて泣けて、涙が止まらない

そうなんですよね

お父ちゃんさん、こんにちは
そう、子供っていつも味方でいてくれますよね〜。
見習わなきゃ、って思うほど。
子育てを通して自分との付き合い方が上手くなってきた、と思います。(子育てを通して自己肯定は出来る!です。笑)
そしてそれは、娘の「ママにいつも笑っていて欲しい」っていう真っ直ぐな想いがあるからだと思っています。

誰かの役にたちたい、の記事でも思いましたが、大人も子供も自分を素直に出せなくなってくるとしんどいですね。
そんな時、「条件付きの肯定はいらない」自分自身に言ってあげたい言葉です。

話飛びますが…お父ちゃんさんの、わたくんだったかな、お風呂でのエピソード好きなんですよね。鏡に描く顔がにこにこだっていう。
うちの娘も最近、それはそれはユーモラスな可愛い顔の絵を描くようになったんですよね。
娘の描く顔がにこにこでいっぱいになってほしいな。

今回の記事、読んでいて思わず泣いてしまいました。

小さな頃、私の母も毎日ピリピリしていて何かあるとすぐ怒る人でした。子どもが三人もいたのだから、それは大変だったのだろうと思います。でも、思い出すのは「今忙しいからあっちに行ってなさい。」「あんたなんか出て行きなさい!」という鬼のような顔の母だけ。言われた後は玄関の外で父が帰ってくるのを泣きながら待っていました。
母との関わりはそれだけではないはずなのに、それしか思い出せない。それ程深く傷ついたということなのでしょうか?

それなのに、私も気づけば毎日ピリピリしている母になっていました。

産まれたばかりの時は、健康で毎日笑って過ごしてくれていれば良いと思っていたはずなのに、大きくなるにつれ求めることも多くなり毎日お小言ばかり、そしてイライラしてばかり。

冷静になり反省しても3日も過ぎれば元通り…自分が嫌になります。もしかしたら子どもの中にも怖い母の姿はインプットれてるかもしれない。でも、まだいくらかでも間に合うのなら小さかった頃にして欲しかったことを子どもにしてあげようと思います。ぎゅっと抱きしめたり、目があったら微笑んだり、ちゃんと見守ってますよってふんわりした気持ちで包んで欲しかった。そういうのをたくさん子どもにしてあげようと思います。そして子どもの中の小さな自分にも。

この記事を読めて本当に良かったと思います。
これからも、新しい記事を楽しみにしています。

No title

いつも愛読しています。20代のころ、自分が嫌いでいろんな本を読んで、なぜこんな自分になってしまったのだろうと悩みました。その中で生育暦によって作られた自分もあることがわかり、親を責める気持ちが今でも残っています。そのころ、親に「もっと愛がほしかった」と言ったら「自分たちのやってきたことは間違っていない」みたいなことを言われたのを強烈に覚えています。おとーちゃんも言われているように親にもその親から受けた生育があり、いい育ちではなかったのだろうなと推測できます。

自分を変えたい、自分を好きになりたいという気持ちが私は強く、子供たちにはなるべく笑顔、肯定しているつもりです。でも、息子が(4歳)最近反抗期で強く叱ったりする自分を客観的に見ると母の顔が浮かんできて本当に嫌な気持ちになり、「ああ、だめだ。こんな自分は嫌い」と思い、怒らず説明?するように努力しています。
おかげさまでだんなさんのことも大好きで、子供もかわいく育っているので毎日本当に幸せです。子育てもおとーちゃんさんのブログに出会って本当に自信が持てるようになり感謝の気持ちでいっぱいです。

これからもブログ楽しみにしています!

ありがとうございます

おとーちゃんさん、こんばんは。
ご無沙汰しています。1年ぶりにコメントします。
この間も、書籍も含めてずーっと読み続けていましたよ!

「自分の子供を育てることで、自分の育ちを乗り越える」
以前予告があった内容に近いシリーズで、感慨に耽って読みました。

私の場合、自分が母親からしてもらいたかったこと・・・
笑顔、共感、自分に合わせてくれる、気持ちを汲み取る、
ぐちのはけ口にしない・・・

子供の中にいる小さな自分を見出せてはいませんが、
我が子には十分に与えてあげたいと日々取り組んでいます。
モデルを知らないので手探りですが、少しずつ手応えを感じています。

いま、vol.7で紹介されていた本を読んでいるところです。
親と子それぞれの事情と気持ちに触れて、涙が出てきました。

これまで、上記のように母親からしてもらえなかったことばかり
自分を被害者の立場で考えて、まだどこか許せずにいました。
でも母親も子供の頃に同じような育ちをして、同じような苦しみを
持って生きてきたのかと考えたら、母親もつらかっただろうなと
また涙がこみ上げてきました。

私は、おとーちゃんさんと我が子(息子)に救われたひとりです。
これからも、おとーちゃんさんの記事を楽しみにしています。

感謝の気持ちでいっぱいです。

今回の記事も大変読み応えがありました。

私も10〜20代の若かりし頃、自分が嫌いで嫌いで自己肯定感の低い人間でした(夫や子どもたちのお陰で今は大分改善されたと思います)。よく心理学の本等読みあさってました。
このブログに出会って、なぜ自分がこんなに自己肯定感が低い人間か、根本的な原因がはっきりとわかり、とても楽な気持ちになりました。なぜなら自分を責める必要がなくなったから。
そうか、母が高圧的な接し方だからこうなったんだ、と。持って生まれた性格ではなかったのだと。
おとーちゃんさんのブログの抑圧ポイントの話で面白いほど自分が当てはまっており急に気づかされました。目から鱗でした。
それがわかると、客観的に自己分析しやすくなり、性格も今から変えられるものと思えるようになり、昔よりも生きやすくなっています。

おとーちゃんさんのブログに出会えて、私は本当に運がよかったです。子育てのベースとなるものがなんとなく見えてきた上に、自分の生育歴からきた性格の悩みの原因までわかったのですから。
今は子育てを通して自己肯定感が高まっているせいか、母を責める気持ちはあまりないです。色んな事情があり母には余裕がなかったのだろうなとわかります。孫を溺愛してくれる姿を見て、私が子どもの頃に愛情注げなかった分取り戻すくらい可愛がってくれているから結果的には良かった!と思えるくらいになりました。

くすぐりなど頻繁にするようにし、関わり方を少しずつ変え、ただただ、子どもを可愛がれることが最近増えました。子どもたちも笑顔が増え、可愛いなあと思えて、良いサイクルがうまれていると思います。

本当に、おとーちゃんさんには感謝してもしきれないくらいです。これからもブログを愛読させていただきます。

明日から少し変われるかも

涙が止まらない

自己肯定感が低くてネガティブ思考の自分に似てほしくなくて

子供の中にいる小さな自分を感じると

焦って子供を否定するように叱ってしまう

そうじゃなくて

私がそのとき言ってほしかった言葉をかけてあげよう

健康で笑顔が見れたらそれで充分


気づかせてくれて ありがとう

以前子育てに行き詰まりを感じお互いに楽しく過ごそうと願ってるのに関係が悪くなる一方とコメントした者です。最終回とても参考になりました!今まで自分の小さい頃は従順でもっと大人しく良い子にしてたのに、なんでこの子は全く言う事を聞いてくれないの?イライラや悲しい気分でしたが、もう一度小さい頃に親にして欲しかった事思い出し子育てしてみます。今出来る事笑顔でスキンシップを取るそこだけを頑張ってみます。有り難うございました。

今回の記事はすごく心に響いて、胸が苦しくなりました
過保護で過干渉で、世間の目を気にしすぎて、
変われない自分が嫌になることもあります
それでも自分を愛してくれている息子
親の愛は…と、よく言いますが、子どものまっすぐな愛にかなうものはないと実感しています

先月引っ越しをしたのですが、子どもにかまってあげられず、テレビばかり見させていた時期があって、困ったことばかりするようになりました
でもそれって私にとって困ったことなだけで、息子にとっては振り向いて欲しくてのことですね
朝起きたら抱きしめてせっかくの晴れだから外でたくさん一緒に遊びます
今日この記事に出会えて良かったです
私の心の小さな子どもも大事にします
おとーちゃんのブログに救われています。いつもありがとうございます

No title

おはようございます。

一連の記事、大変興味深く拝見しました。
コメント欄についても、自分自身のこととあわせて、色々と考えるきっかけになりました。
ありがとうございます。

タイトルの「条件付きの肯定はいらない」と言う言葉ですが、
子どもこそが「条件付きでない」肯定を親に対して与えてくれる
存在なのかもしれないですね。

>子育てで本当に達成しなければならないことなんて、究極的には「健康であること」
これは本当にそう思います。
成長してだいぶ良くなりましたが、長女は食物アレルギーと喘息持ちなので、
アレルギーでパンパンに腫れた顔や、発作で呼吸がやっとのことになっている姿を思い出すと、
3食ご飯を食べて、外に元気よく出かけて、ヘトヘトになって帰って来る、
その姿を見せてくれるだけで十分だと思えます。

コンペイトウさんへ。

おとーちゃんお久しぶりです。コメント欄お借りいたします。
コンペイトウさんはじめまして。これを読んで頂ける事を願います。桃と申します。6歳の娘が発達障がいで、主となる診断名は『自閉スペクトラム症』です。それがわかる前の3歳9ヶ月くらいの時にこのブログに出会い、おとーちゃんに相談しました。常に怒って泣き叫んでるような機嫌がいい事がない子で、しかも夜も含めて1日トータル1時間ぐらいしか寝ない。赤ちゃん時代から愛する事につまづき、成長と共にその時々の大変さ、そしてその大変さは日々積み重なってたまっていくばかり。こだわりや癇癪、表現の激しさ、何にも興味を示さず楽しそうにする事がない。書ききれない色々があります。下の息子をバギーに乗せ娘の手をひき、うつむいて震えながら歩くしかない毎日で、『小さい子』という可愛さにすがるような気持ちで自分を保ちました。いつでも犯罪者になれる、そんな毎日。自分を責め、周りのママ達が『子どもってイライラするけど可愛いよねー』と話しているのが辛かった。そんな色々を相談するとおとーちゃんは『難しい子育てがある事知っていますよ。今まで本当によく頑張ってきたね』と言ってくださり、パソコンの前で嗚咽を漏らしながら泣きました。娘を見たくも触りたくもない、捨ててしまいたいと言う私に、『いやでもごはん作ってあげた、お風呂に入れてあげた。それだけですごいよ』と…そしてそれさえもできなくなると『夜、お布団に入れてあげた。それだけでいいの』と…。どれほど救われたかわかりません。今思えば、母親である私を、受容し、肯定してくださっていたのだなと思います。そしてそれが母親にとってどれほど大切かわかります。受容されたら、色々な気持ちが見えてきました。イライラする裏で、娘をうらめしく思う裏で、いないいないばあで笑ってみたかったなとか、高い高いではしゃいでみたかったなとか、色々と。母親なんだから我慢するべきとか、『母親なんだから』という考え方に触れたり実際言われたりする事もあるかもしれませんが、いいんです。イライラしたって、にこにこできなくたって、うまく愛せなくたって、母親である前に、一人の人間だから。だからコンペイトウさんも、子育て楽しめないって気持ちを無理に否定せず、『あー私、今そんな気持ちなんだな』って、自分に優しくしてあげてほしいです。色々な事は、それからでいいと思います。卑屈でもないし、反発感じるほど悩んで辛いんですよね。おとーちゃんもわかっておられると思います。そんな時期があっても不思議じゃない。
ちなみに私は発達障がいにネガティブなイメージはないですが、理解や支援が自然にある世の中ならわざ発達障がいなんてわけなくてもいいのにな、とかんじます。あと、なんかこう、もっとちがうネーミングないですかね(笑)言ってしまえばわたしは診断名なんてどうでもよくて、目の前の娘は、やっかいな宝物。スペシャルでオリジナルなただの女の子です。ただ診断名は、わかってもらいづらい状況の中では、理解や支援を得るために有効なので、ありがたく使わせていただいています。コンペイトウさんのお子さんが発達障がいか違うかはわからないし、私とは全然違う苦しみを抱えているかもしれないですが、どうかひとりで抱えてしまわず、ご自分を責めずに、ありのままの気持ちを許してあげてくださいね。おとーちゃんは、コンペイトウさんのような苦しみを持つお母さんがいる事も、十分わかっておられると思います。だから、ひとりで悲しくならないで…。まずは自分に優しく、です!こんな事言ってますが、私は今でもいいお母さんじゃありませんよ(^^)
おせっかい、すみませんでした。

桃さんへ

この場をお借りして、申し訳ありませんが、桃さん、あたたかいメッセージをありがとうございました。
また、おとーちゃんさんは以前から、発達障がいや特別な支援を必要とする子どもについても、気にかけて記事にしてくださってましたよね。
にもかかわらず、あんなコメントをしてしまって、申し訳ありませんでした。
皆さんが素直に記事への共感を示されている中で、心の余裕の無さが浮き彫りとなった自分のコメント、恥ずかしくて削除しようとしたのですが、できませんでした。。。
そんな中で、桃さんからのメッセージ、とても嬉しかったです。
桃さんの過去の状況、現在の自分と重なる部分が多く、おとーちゃんさんとのやり取りも何度も読み返しました。
そして、私には心の内をさらけ出せる相手がいないこと、また、育児を楽しもう、楽しまなきゃ…と無理している、焦っていることに気付かせてもらいました。
それだけでも、気持ちが少し楽になった気がしています。
無理しなくていいんだよ…と、母親も誰かに受容してもらうこと、おっしゃる通り本当に大事ですね。
診断についてのお考えも、大変参考になりました。
桃さんからのメッセージ、うまく伝えられないのだけど、やさぐれた私の心に寄り添ってくださって、何だか嬉しくて、ほっとしたのです。
貴重なお話を聞かせてくださって、本当にありがとうございました。

泣けます

2年程前から欠かさずに拝読させて頂き、4歳の息子の育児に大変有難いヒントを戴いています。
おかげさまで本当にかわいい子に育ってくれています。
ただ母である私のほうに生育歴に問題があるため、時折過干渉で高圧的な言動をしてしまい、後で反省することが多々あります。
今回の記事は本当に本当に泣けました。
私も小さい頃から過干渉で高圧的で常に不機嫌な母の元に育ち、端から見れば何不自由なく華やかで幸せな人生に見えるそうですが、自己肯定感が酷く低く、成人してからそれが原因で心の病になったこともありました。
小さい頃は辛く、我慢することが沢山ありました。
行きつ戻りつでありますが自分は息子にそんな思いをさせないようにと改めて決心した今回の記事でした。

No title

小2、年中、7か月の3人の母です。
長男の不器用さ、でも一生懸命親の大変さをみて、助けてくれようとするひたむきさに、同じ三姉弟の長女だった自分を見ることがあります。
でも優しくなれない、自分が母親にされたように、顔を見れば小言、否定、ヒステリー。ビクビクしながら過ごした幼少時代。自分も、やってもやっても認められないと感じたように、彼に追い打ちをかけてしまう。
本来優しい彼は萎縮し、自己肯定感が低く、ぐずり、めそめそが多くなり、昨年は小学校に保健室登校にもなりました。

この文章を読んで、自分のするべきことが解りました。
当時の母は母でいろいろあったでしょうし、母を恨んではいないけれど、私の土台は間違いなく母の教育方針から作られていると思います。でも同じ思いをわが子にさせてはいけない。負の連鎖を断ち切りたい。少しずつでも、変われるように努力したい。そう思いました。

おとーちゃんさん、ありがとうございます。
これからも応援しています。本当はわが子がすごく可愛い。3人も授かれて幸せなんです。頑張ります。

No title

今まで、おとーちゃんさんのブログも含めて、様々な育児についての本や記事を読んできました。読むたびに、「なるほど、こうすれば子供のためになるのか」と一人で納得し、いざ息子に対峙して、上手くいくこともあれば、思うようにならずにイライラしてしまうこともあり。3歳を過ぎ、自分の思考をどんどん強く持つようになっていった息子は、今まで私がやっていた「ナンチャッテ全面肯定」では歯が立たなくなり、2歳頃までとは違って接するのが難しくなってきていました。
「私は一生懸命やっているのに、なんで上手くいかないんだろう。思い通りに行かないんだろう」
そう思うことが増えていました。そうして悩む中で分かったのは、
「息子を全面肯定しようとしていたのは、彼を“イイコ”にしようと、けっきょく母親である自分のためにしていたに過ぎなかったのだ。だから、息子の意志がより成長してきた今、自分にとっての“NO”が増えてイライラしているだけ」ということが。
けっきょく私がやっていたのは、息子にとっての全面肯定ではなかったんだなぁと。
「自分の思い通りにしなければならない」なんてことは、言ってみれば不可能なことであって、思い通りにならないことのほうが大半なのだから、自分の意思とは違うことをどう受け止め、あるいは受け流していくのかが大事なのかもしれない。そう思えるようになってきました。

息子を育児する中で、長年母に抱いていたわだかまりも少しずつ溶けてきたように思います。
よくある話のように、母は「娘が立派になって欲しい(=母の思う通りになって欲しい)」ということを常に要求して、私を育ててきました。今でも会えば、「あなたはやれば出来る子なんだから、もっと頑張ればいいのに」みたいなことを言われます。母に悪気はないのだろうと思います。ただ、ありもしない娘の力を信じすぎて、目の前のありままの娘の姿を認めることが出来ないだけなのだと思います。
いい母です。愛情深く、いつも私のことを気にかけてくれています。育児についていろいろ勉強しながら、私のことを一生懸命育ててくれました。そのことは、母親になり、同じように頭でっかちになりながら育児する今の私だからこそ、理解もできるし共感も出来ます。
でもやっぱり、「もっと、頑張ったら出来るのに…」なんて悪気なく言い続ける母に、とてもイライラしてしまいます。母の言うとおりにしないと、私の悪口を(これも悪気ではなく、諭しているつもりなのだと思います)言ってしまう母に腹が立ちます。
今はまだ、自分を肯定する力が、私に弱いのだと思います。だから、もう少し、母の言っていることを受け流せるようになるまでは、距離を取りつつ時々接触するくらいが、今の自分にとっていちばん落ち着くやり方なのだろうと思います。ただ、母に対して抱いていた慢性的な負の感情は、だいぶ薄れてきました。

私は、自己肯定感の低い自分がとても嫌でした。だから、息子にはもっと自信を持って生きていってほしいと思っていました。そのために、あらゆる手を用いて、息子を肯定して育てようとしてきました。それで思い通りにならずに、心ならずも息子のありのままを受け入れているつもりで受け入れていなかったのは、なんだか皮肉だったなぁと思います。たぶん、小さい頃の私がされ続けてきたことと、同じことをしていたのでしょう。

幸いなことに、たくさん間違いながらも、その間違いに気づくことは出来ているのではないかと思っています。子育てに正解もマニュアルもないというのは、本当にそのとおりだと実感しております。
おとーちゃんさんのブログからは、いつも気づきのきっかけを頂いております。本当にありがとうございます。これからも、試行錯誤しながら、長く育児を続けていきたいと思います。


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楽しく無理のない子育てを広めたいと2009年ブログ開設。多くの方の応援があって著作の出版や講演活動をするようになりました。 現在は、子育て講演や保育士セミナーの他、『たまひよ』や『AERA with Baby 』等の子育て雑誌の監修やコラム執筆。『ジョブデポ保育士』の監修や育児相談などをいたしております。

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