2017-09

条件付きの肯定はいらない vol.6 - 2015.03.29 Sun

かつて「教育ママ」という言葉が流行った時代があります。
「子供に教育熱心な母親」という程の意味合いですが、
もうすこし大きく見ると、子供への要求が増大し、核家族の中で母子の密室化(母子のみで構築される人間関係、そこから過剰になる過保護・過干渉)の問題が社会的に表れてきた時代を象徴する言葉だったと言えるでしょう。








ただこの頃は、専業主婦でいることがよしとされている時代でしたので、そのように教育熱心になる層、社会的ステータスが高かったり、資力があったり、親の学歴が高かったりする家庭は、比較的、母親が専業主婦でそれを行っているというケースが多かったはずです。

それがA子の事例と、大きく違うのは少なくとも「家庭」があり、家庭にいる時間はかなりあったこと。まだこの時代の教育熱心は、いまほどは対象年齢が低くなく、子供時代はいまよりはゆるやかに確保されていたことがあげられるでしょう。


この「専業主婦至上主義」の時代にかもし出された考え方として、子供は「勉強や習い事に専念させる」ことです。
それまでの時代(核家族に移行する前の時代)は、家内制労働が多く、家族みんなでその家業をしている家の割合が圧倒的に多かったですから、母親も重要な働き手で、少なからず子供が家事やそれに類することを行っていました。

社会が都市化し、父親が勤め人になることで、「核家族」や「専業主婦」が生まれてきました。
そこでは、専業主婦が家事の一切を行うことがその職務と義務なって、子供はそれらから解放されます。
その結果、子供は親の意図する勉強や習い事に専念しなければならない状況が生まれました。

現代の家族のあり方、そこでの子供のポジションのひな形がこの時代にできたといってもいいでしょう。


すでに子供時代を、そのように送ってきた人がいまの親世代となっています。
親が「教育ママ」であったという人も、もちろんその中にはいることでしょう。

その子育ての形が、男女フルタイムの共働き家庭という、その当時よりも余裕の失われた状況で、同じように、もしくはもっと過剰になって行われています。

A子の事例は、その極端な例と言えます。




親の期待に応えることを、その生き方の核としてきた人は、自分の子供へも知らず知らずそれを要求していってしまいます。


それはその人にとって「正しいこと」であり「正義」なので、それを小さな子供に要求して、子供がそれに耐えきれなくなっていてもなかなか気づいてあげることができません。

低年齢の子供では、すぐそれも限界を迎えてしまいます。
そこから子供は様々な問題行動を出してきますが、「頑張ること」「我慢すること」、またそれらの元になっている「子供への要求」は、その大人にとっての「当たり前の生き方」であるので、それら問題行動の原因であるとはなかなかとらえられません。

結果、子供は問題行動を募らせ、ときに人格形成をねじ曲げさせていきます。



A子の事例で言えば、
母親はA子に負担をかけていることや、過剰な要求をしていたという認識はほとんどなかった。

母親にとって「頑張ること」「我慢すること」は、自身の人生のかたちであり、それを子供に要求することはどこもおかしなところはない。

だがそれは子供の視点から見れば、それらの要求に留まらず、行動や感情を支配することにまでつながっており、さらに大きな影響を与えてしまっている。

A子は情緒の不安定や、爪かみ、イライラなどだけでなく、乳児から幼児への成育歴の中で、他児への意地悪や、支配的な関わりが性格として身についてきてしまっている。


A子に悪意はないのだが、家庭で支配的に関わられることや、慢性的にため込んでいるストレスから他児への関わりが陰湿なものとなってきている。

悪意がないので、最初のうちはそういった関わりも相手を選ばない。
相手が発達の進んでいる子、気の強い子だと、その内相手にしてもらえなくなるので、自然とその対象が幼い子や気の弱い子になっていく。

保育園の段階では、このような関わり方をしていても、まだ周りの子供からも「意地悪」であるとか、「いじめっこ」であるとはレッテルを貼られるようなことはそうそうないので、こういった関わり方が身についていても、その集団に居場所がなくなることはない。
また、そこの大人である保育士もそういったA子の状況を理解して受け止めているので、A子にとっても自分が許容されていることを感じていられる。

だが、これが保育園をでて就学してしまえば、絶えずA子から目を離さず直接A子のことを援助してくれる大人の存在はなくなってしまう。また、友達との関わりももっとシビアなものとなってしまう。


当然ながら出来ることなら、A子の成育上の問題を保育園の間に解決に向かっての道筋をつけてあげたいと思う。

しかし、このA子の問題を対症療法的に押さえていくアプローチをすることは出来るが、根本的に解決しようと思ったら問題は母親の気持ちの在りようが焦点になるだろう。


保育士は、カウンセラーでも精神分析医でもないので意図的にそのような働きかけが出来るわけではないが、自分の子供の子育てをするなかで、自身の成育歴を客観的に見つめられるようになる人もいる。

A子の育ちが安定したものとなるには、母親が少しでも自身の成育歴や親子関係を冷静に見つめ直すきっかけが必要になる。

それが出来ないことには、A子へのさまざまな要求は今後も留まる事はないだろうし、むしろ年齢を重ねていけばさらに過剰になっていくだろう。



こういった、親の成育歴から子供への問題が出てくるケースで明暗を分けるのは「気づくか気づかないか」の一点にあるでしょう。

つづく。
関連記事

● COMMENT ●

今回のシリーズの記事、とても興味深く読んでいます。
私も思い当たる節が多くあり、他の方がコメントで書いている事もすごく共感できます。

保育士おとーちゃんさんのブログ、以前から子育ての支えとして愛読しています。
こうしたら良いんだ!という気付きがたくさんありますが、「こうしたい」という気持ちはあるのに、どうしても関わり方が支配的になってしまいます。
「◯◯しないと〜しないよ!」「そんな◯◯ちゃん、ママは知りません!」など。。
言っていて後で自己嫌悪です。
私も自己肯定感がとても低い人間です。
そのせいか、弱い立場の子供には支配的になってしまうのかも。。

最近はトイトレが進まずカリカリしており、ブログを今まで読んでいて、
トイトレが人格形成に大きな影響があること、焦らず子供に出来る力が備わってからパンツに移行すること、など頭では分かっているのですが、結局3歳近くなり周りの子がパンツになってきている焦りからパンツにしてしまい、おもらししては激怒し、「トイレでできるようになったらおもちゃ買ってあげるよ!」など物で釣ろうとしてしまったり。。
その結果、子供にトイトレのやる気が全くなくなりました。
私に怒られるのが嫌でお漏らししてもそれを隠すようになりました。
今日も何度もお漏らしをしたのでしつこく叱ったあと、また出てしまったことを隠そうとするので虐待まがいのこと(胸ぐら掴むなど)をしていまいました。
私も疲れているのだと思います。。


ほんとは、ここ数日はトイトレを一時中断してオムツに戻し、ストレスのない状態で受容をし、また様子を見て再開しようと思っていたんです。
でも私に焦りがあるんだと思います。。
今日外出先でオムツ替えをしていて、「オムツ替えてもらうなんて赤ちゃんだよね〜かっこわるいよ」など嫌味を言ってしまい、「赤ちゃんはやだ!パンツはく!」という息子の言葉に揺らいでしまいまたパンツをはかせてみての結果です。

子供が悪いわけではなく、私の焦りと、失敗を怒ってしまう事がトイトレがうまくいかない原因だと思っています。。

おとーちゃんさんの相談が今していないのは分かっています。
しかし、自分で今後どうしていったら良いのか分からず。。
保育士おとーちゃんさんのブログの読者の方から、なにかアドバイスをいただけないかと藁にもすがるような想いで投稿しました。

今の状態では、やはりトイトレを中断したほうが良いのでしょうか。。
また皆さんがしている「かわいがり」のやり方など、教えて欲しいです。くすぐりは度々やっています。
一番聞きたいのは、お漏らしなどイラっとしてしまった時に怒らないで済む方法です、、(気分を変える方法?言葉をグッと飲み込みたいんです。。。怒らない、と紙に書いて貼ってみようかな。。と思っています)



いじわるな長男

4歳半と3歳の男2人兄弟です。この頃兄がいじわるな態度を取ります。 弟のお気に入りのタオル(寝るのに必ず必要)をわざと自分の体の下に敷き、弟が取れなくしたり…まだまだありますが。
口うるさいし、過干渉や要求が高いものを求め過ぎているのかもしれません……。できることはやって欲しい、が、やって当たり前と思い、「できるのになぜやらないの?!少しは自分でやって!」と怒っています。
甘えたいのも分かるのだけど、履こうともしないで立ってるだけで「パンツ履かせて~!」と風呂上がりに毎回言う長男にカチンきてしまいます。私はこの頃家にいると気分は上がらずイライラすることも多々で笑えません。だめ親ですね。朝から怒っています。フルタイムの仕事を辞めれば解決するものですか?
こちらのブログはかなり読ませていただいています。自分の不機嫌な気持ちをきりかえることがなかなかできません。くすぐりも気持ちがのりません。そんなじゃだめですね。
このままだと事例のようになってしまいますね。なんとか頑張ろうと思います。皆さまを嫌な気持ちにさせてしまう投稿申し訳ありません。辛かったので…。書いて少し振り返って考えられました。ありがとうございます。

No title

皆さんとても頑張っていると思います。
コメントされている方がダメ親だなんて全く思いません。むしろ素晴らしいお母さんたちだと感じています。

周りも同じ年頃のお子さんをお持ちのお母さんばかりでしょうから、うちは何でまだ出来ないの?と焦る気持ち、すごくよくわかります。
でも、それこそ小学生になってもおむつしていたり、思春期になってもパンツはかせてー、という子どもはいません。
お願いしたってそんなことしません。
時期がくれば必ずおむつも取れるし、パンツも自分ではいてしまいますよ。
他の子より数ヶ月早い、遅いなんて子どもが大きくなった時には何の意味もないし、そんなことになやんでたんだ、私。とおもうと思います。
10代の私の子どもたちはもう、ママーあれやって!なんて甘えてこないし、くすぐりもやらないし、つまらないです。子どもとイチャイチャできる期間て本当に短いですよ。
もしイライラを我慢できなくて子どもにぶつけてしまったら後でさっきはごめんね、と言えるといいですね!
完璧な人なんていないと思っています。うまく子どもと向き合えなかった自分を責める必要はないと思いますよ。一生懸命やっている皆さんは気づかないうちにすこしづつ成長していると思います。
もちろんお子さんたちも同じです。大丈夫ですよ。
おとーちゃんさんのブログに共感できる方は今すぐ劇的にかわれなくても絶対に大丈夫だと思います。

おつかれさまです!

悩みのお母様方、まいにちの育児、奮闘、おつかれさまです。
そして、ありがとうございます。
何で知り合いでもない私がお礼を言うのかというと・・・
私が、ある方に育児のお礼を言われてすごく感動したからです。
うまくかけないのですが、ああ、自分や子供のためだけでなく、社会にとって、人類にとって、子育てしてるんだーと、ちょっと誇らしく思えたので。
ありがとうって魔法の言葉だなってほんとう、思います。
まいにちの、育児、まいにちの家事、まいにちのお仕事!ほんとうにありがとうございます。頭が下がります。

よーくわかります!!!
イライラしたりいやみをいったり、しますよね。

私の娘も、オムツがなかなかとれず、うんちがなかなかトイレでできませんでした。幼稚園入園後ですよー。できるようになったの!笑

トイトレは、いったん、あきらめてもいいと思いますー。
しかることで萎縮したり、トイレがこわくなったらますます長引いてたいへんになっちゃうかも。
気長に本人の内なるやる気とぼうこうや腸感覚の成長(個人差があります)をまつだけでいいとおもいます。まわりのはたらきかけでできるかもっていうのが、実際は、違うとおいます。早い子は、タマタマできるようになったんだなとおもいます。

うちの娘が粗相をしてイライラカリカリあたっていたのですがぜんぜん効果なかったので、間逆をやることにしました。
おしっこもらしたら「元気なおしっこだね」「きれいきれいしようね」という。
うんちをパンツにしたら「わあいいウンチがでたね」「ウンチが出るときもちいいよねー」「かわいいおしり、あらおうね」とにかくほめる!

トイレでできるようになると、もうウンチもおしっこもぜんぜん見れなくなっちゃいます。寂しいです。
こどものウンチやおしっこを見れるのも今だけ。

娘はもうすぐ7歳ですが、いまだにお風呂上りは自分でからだを拭きません。もうこれもあきらめました。

外でいろいろこどももがんばっていて甘えたいんだなとおもってやってます~。

親子でやるやらない、やれるやれないの綱引きをやってると疲れます。もうそれくらいいいかと、おおらかにあきらめてしまっても、こどもはちゃんと育つと思いますよー。

おかあさん、まいにちありがとう。ここでつながって、思いをきかせてくれたことで少しは知り合いになれたきがしますので、心からお礼を!

No title

こんにちは。
ゆうこさんへトイレトレーニングについてご参考になればいいと思ってコメントします。

うちの娘は幼稚園に入るまで全くできなかったので、本当に心配していたのですが、入園後1週間でトイレでちゃんと出るようになり、2カ月で完全に外れました。
もう4歳2カ月になっていました。

性格にもよるのかもしれませんが、うちの娘は自分がするという気持ちになるまでは絶対しないタイプみたいで、家でどんなにしてもだめでした。
それなのに幼稚園に入ってたった1週間でできるなんてびっくりでした。
やはり周りの環境というのは大事なんだなと思います。

うちの場合、遅かった(遅すぎた)せいか、その後ほとんど失敗がありません。(あっても、スカートをおろしたときに間に合わずに出てしまうくらい)

知らなかったのですが、同じクラスの同級生10人中9人がはずれていない状態で入園していたらしいです。みんなどんどん外れたみたいです。

ただ、「もう今日から外す」という見極めは必要かもしれないです。
うちの場合、トイレで何回かできるようになっても、1カ月か2カ月オムツの期間が続いて、夏になる前に先生に「パンツをはかせていきますのでお願いします」と言って思い切ってパンツにしました。週末に練習してパンツで行かせたら、とれるようになりました。

多分2歳代でとれる方が多いと思うので、4歳過ぎてとれた例もあるよということで。

うちは4歳過ぎてもだめだったので、途方にくれていたのですが、いざとれると楽でした。
うまくいくといいですね。

わかります

ゆうこさんの気持ちもおこりんぼさんの気持ちもよくわかります。
これってモラハラ?これって虐待?と思うほど、嫌みをいってしまっすたり怒ってしまったり…

まだできなくてもしかたない、今はこれで良いのだと頭ではわかっていても、気付くと要求してしまっています…

そして、できないとまたイライラしてしまい、あとになって自己嫌悪。

下の子ができ、小さな意地悪をするようになり、注意。でもきっと、ネガティブ行動は、私のせいなのです。

1日終わると、ほとんど注意ばかり。

また、自己嫌悪。

もっとニコニコママになりたいのです。
いつも笑わせてあげたいのです。

自分を変えたくて模索中です。

コメントをみて悩んでいるのは自分だけじゃないのだと励まされています。ありがとうございました。




No title

ゆうこさん

排泄の自立に際しての関わり   Vol.2
http://hoikushipapa.blog112.fc2.com/blog-entry-450.html

↑こちらの記事で、おとーちゃんさんが書かれています。

>大人が排泄の失敗をするたびに嫌な顔をするくらいなってしまうならば、まだその排泄の移行は早すぎたのです。
>おもに大人の方の理由で。

ウチの長男は、オムツが取れたのは入園後でした。
それも、他の子は入園後1ヶ月くらいまでに取れたけれど、ウチは最後まで(夏まで)粘ってました(笑)
それとほぼ同時期に夜のオムツも取れたのですが、これは他の子より早かったです。

子供それぞれのペースがあるんだと思います。
焦らなくても大丈夫です!


おこりんぼさん

ウチの長男も4歳半ですが、もの凄く甘えん坊です。
「お母さん、やって!」が多いです。
「~して」とかわいくお願いしてくる分には、なるべく気持ち良くやってあげるよう心がけてます。
たまに子供が自分でできた時には「自分でできたね!」と声をかけています。
そうしたら、少しずつ自分でやる場面が増えてきたような…?
と言っても、まだまだですが。

お互い頑張りましょう!

横ですがトイトレについて

はじめまして。

親が熱心で真面目なタイプ、子供が感じやすく敏感なタイプ、この組み合わせでトイトレが半年以上うまくいきませんでした。
恥ずかしながら「子供を信じる」事が出来なかったのです。
生まれて3年足らずのこの小さい子を信じると言うことがどういう心の持ちようなのか、実感として分かりませんでした。分からないことは分かるので、苦しかったです。

でも、ある日、小学生になってもオムツしてたっていいじゃん、と思いました。
もし息子の体がそういう作りだとしたら。
そんなこと息子の価値には何のマイナスにもならない。

そこで、私は「目をそらす」ことにしました。
息子の姿、私の心、焦り、周りのお友達やクラスメイトの現状(達成率)、ママ友さん、色んな情報…。
トイトレに関すること全てから意識をそらしました。
先生からは何回か話がありましたが、「本人に時期は決めさせます。やると自分から言えばやる子です」と言ってました。
信じてた訳では無く、私が目をそらしてる間に成長してくれないかな~という気持ちでした。それも忘れるくらいのうっすらとした気持ちで。

日中取れたのは入園後の夏頃でした。最後の一人だったと思いますが詳しくは聞いてません。
そのうち、夜もパンツで寝る~と言い始め、最初は毎日おねしょだったと思います。
おねしょしても鷹揚に「あとで洗濯しとけばいいや。眠いから寝るよ」くらいの気持ちで。
おねしょして泣いている子供には手早く洋服を脱がせて温かいシャワーをゆっくりかけて「気持ちいいー」と思わせて、さくっとまた寝る。
とにかくトイトレなんかどうでもいい、排尿に関することは全部意識しない、と自分(私)に思い込ませました。

数日前に「そういえば最近おねしょしてないね。朝起きたら眠くてもトイレ行って偉いね~」と話したところです。

自分の意識をそらす、目をそらす。意識して、見ない。
ヒントはおとーちゃんさんの過去ブログにあった文章です。
私にはこのやり方があっていました。
真面目で熱心なタイプの方にはむしろこちらかな、と思います。

大判おねしょシーツは布団丸ごとカバーするのでオススメです。
近場の方なら、日暮里で生地も売っていて安く作れます。

No title

ゆうこさんのお話はもうほとんどのお母さん方の抱える悩みって気がします。
頭では分かってるのに心がついてこないでキレちゃう。

私も子にキレたりあてこすりを言ってしまう事があって
しかもその最中はすごい冷静で「今私キレるための最後のひと押しを待ってたかもしれない」「あ~これ母親の言い回し」などと考えていたりします。

ちなみに私んちの子は4才7ヶ月にして「うんちはオムツがいい」と言い張って聞かず、私も最低限の促しはしつつも「そんなにトイレがイヤなら好きにおやりなさい」的な、まあ小学校までにはトイレで出来るだろうくらいな感じで、感情的なわだかまりは無いです。おしっこも4才なるくらいまでオムツでした。
ひっかかるところは人それぞれですねえ。

私の場合はですが、心の中に溜め込んだマグマのようなものがあって、更にそれらを囲う枠もあって、そんなものに今まではフタをしていい子にしていたところ、子供と言うままならない存在が生活に食い込んできたことで抑えがきかなくなって、ちょいちょい噴火しているイメージがあります。

マグマがどんなものかを見つめる、枠を外す、という作業を繰り返していたらあんまりキレなくなった感はあります。地道ですが…。

具体的には「そういえば母親にああ言われたの本当にイヤだったー!」と日々実感するとか(母にも事情があったし愛ゆえかもしれないしとか擁護しないでとりあえず自分本位で感じる)。
仕事で疲れた夫には育児のいいとこどりをさせてあげたい、節約も出来て女も忘れないええ嫁でありたいという無茶な縛りをやめて、すごい勢いで夫を頼って毎日かっぱ寿司行って(子供が喜ぶ)オンラインショッピングでしょうもなくもかわいい雑貨を買って、自分を甘やかすとか…。

「大事な人にするみたいに自分を大切に扱う」って事は自己肯定感低いと最初すごい居心地が悪いですけど、やってみるとよい療法になりました(私は)。
自己犠牲による我慢の挙句にキレる事が多かったのですが、少なくともそのサイクルは断ち切ることが出来ました。

トイトレについて

ゆうこさんへ
トイトレ、とても頑張ってるようで偉いですね!

3歳の息子に、まだトイトレしたことなく、夏になったら3歳半なのでしようかな?来年(4歳半)でも良いかなぁ?と思ってる母です(笑

多分、私自身の性格から、お漏らしされると腹が立ちそうなので、怒るぐらいなら、なるべく子供が自分で「トイレでする」と言い出すまで待とうかな、という姿勢です。

オムツでもトイトレして外せたという話を聞いて、オムツでトレーニングしようかと思ってます。

腹が立つのは「出来て当たり前」だと思うので腹が立つんじゃないかな、と。

「出来なくて当たり前」なら失敗も『当たり前』で腹も立ちませんし、上手く出来たら「凄い」と思えるので、心の持ちようではありますが、【出来なくて当たり前】の気持ちでいると良いんじゃないでしょうか?^_^

【箸が使えなくて当たり前】
【着替えが出来なくて当たり前】
…なんでも、出来ないのが当たり前に思えば、出来た時にたくさん褒められるし、怒ることも減りますよ。

自己肯定感について

私自身、自己肯定感は低いほうです。

ただ、子供たちのおかげで、少しずつ自己肯定感が持てるようになってきています。

子供たち(3歳、0歳)は、なんの見返りや打算も無く、私のことを真っ直ぐに愛してくれます。
時には、私の抱っこを求めて兄弟でケンカをするほどで、恐らく人生で一番の『モテ期』じゃないかな?と思うほどです(笑

こんなにも自分が誰かに必要とされていることに、とても日々満たされています。
「ママ!」「ママ!」と言うのは、自分しかいないんです。ママという存在は。
その子のたった1人の大切な存在、それが自分だと思うと、子供らが愛おしくたまりません。

だから、自己肯定感が低い人は、子育てに向いてるのかもしれませんよ。

No title

みあさんのコメント泣けます。

No title

2歳10ヶ月でオムツの男児持ちです。
料理下手なので食育以外はおとーちゃん式育児をし、食事に関すること以外は何も困っていないので(笑)、トイレに関してもおとーちゃんを自己流に解釈して緩くやっています。
具体的に言うと、
・補助便器と踏み台を用意(オマルやトレパンはなし)
・大人がトイレでしているのを隠さず見せ、「トイレでするものなんだよー、大きくなったら自分でできるようになるといいね」と伝える(これ、お父さんが見せると、視覚で分かりやすいからか効果大でした)
・トイレに誘うことはせず、本人が自主的に座ってみて出来たら、おめでとうシールを貼る

こんな感じで、2才をちょっと過ぎた辺りからやって、半年で十数回シールを貼れている状態です。
トイトレ派の人からみたら、緩い、もっと畳み掛ければ取れる!と言われそうな有り様ですが、先日驚くことがあったのです!

家の近くの公園なのでマザーズバッグを持たずに出掛け、何となくそんな気分になったので、そのまま近所のラーメン屋さんに入ったときのこと。
突然息子が「うんち」と言ってトイレに向かい(場所は知っていた)、見慣れぬ和式トイレに一瞬怯んだものの、なんとそこで用を足すことが出来たのです!
これまで大をトイレでしたことも、事前に教えることもなかったのに、替えオムツがないことを解っていて頑張ってくれたんだな、なんという子!! と、本気で心から感謝しました…。
まあ次の日からは普通にオムツでうんちしてますが。
多分、明日から園に通い始めるので、そこで「トイレでするのはお兄ちゃん、ペラパンカッコいい」という価値観を子供たちから得ることができたら、オムツは取れるんじゃないかなーと希望的に勝手に思っています。
自分も渦中の身なのにコメントを寄せるのもどうかと思ったのですが、親主導でないトイトレだと、こんな思いがけない感動があるんだ!と実感することが出来たので、中断してじっくり待つのも悪くないよと伝えたくて。おとーちゃん式も、子供自身の力も、信じても大丈夫だと。
自分の子がどんな形で成長を見せてくれるのか、子によって全く違うであろうそれを、楽しみにするのもいいものだと思うのです。

あと。
私は周囲の人に「オムツ取れた? まだなの?」と言われたら、「3才くらいに(3才過ぎたとしたら、本人がやる気になったときに)したら、アッサリ取れるって言うじゃなーい? だからまだ無理にオムツ外さなくてもいいかなーって☆」と、なるべくダラ母っぽく答えるようにしています。
子が「大人に素直に従えない子、大人の指示通りできない子」と思われるくらいなら、自分がダメ親と思われた方が全然いいからです。
大抵の人は心のなかはどう思ってるか解りませんが、それ以上は何も言わなくなります。それでも「トイトレは親の頑張り次第だよ! 頑張らないなんて子が可哀想」などという人がいたら、それは多分、自分がした苦労は他人にもさせたい人か、自分の常識で他人を断じることに何の疑問も抱かないタイプの人なんだろうなーくらいに思い、特に反論もせず受け流します。
世間のスタンダードとは違うやり方をしようと思ったら、その程度には図太くなることも必要だと思うので。

それから、差し出がましいですがもうひとつ。
ぺラパンかっこいいという価値観はいいと思うのですが、オムツカッコ悪いという価値観は持たせない方が後々ラク(笑)だと思うのです。
今後、渋滞するかもしれない高速で長距離ドライブだとか、暴飲暴食の後によそのお布団でお泊まりとか、「あなたを信頼してないと言いたいわけじゃないけど、万が一にも漏らされたくないのでオムツをはいてほしい」という状況が出てこないとも限りません。
オムツは悪ではなく便利アイテムくらいに思い、トイレの自立をお互い頑張らずに応援していきましょう~♪

おむつはずし、苦労するのわかります。
私も失敗するこどもにイライラしたり、
おとーちゃんさんの排泄の自立の記事を
擦り切れるほど読んでは
自己嫌悪に。

世間でいうより簡単ではない、
の一言です。
なのでお気持ちとても共感します。
我が家はもうすぐ4歳、
ようやく外れそうな気配です。

我が家は私がおむつはずしを
気にしすぎて毎日イライラしてしまい、
娘と険悪になったときに、
もう無理だ、と悟り、
主人の介入をお願いしました。
私はおむつはずしのことを一切言わない

その代わりに主人には
言ってもらいました。
自分の口を休めるだけでも
心は軽くなります。


シールを貼る、とか
食べ物で釣る!とか
あれがいい、これがいい、
世間で言われてますが、
表面的にそれをしただけで
うまくいくことは
ありませんでした。

要は本人の精神的な自立だと思います。
どんなにスバラシイお母さんでも
こどもにやる気がなければ
おむつをはずすのは不可能です。
我が家は3歳後半で断乳し、
着替えや靴の脱ぎ履きを
少しずつ「自分で」やらなければ
いけないことだ、と
娘が自覚してから急に進みました。
娘に強く言ったことも何度も。
(すぐ平謝りしましたが)
親子関係ではそういうこともあるし、
思いを伝えなきゃいけない時もあるので、
全てが全て悪いわけではないと
思うのです。



それでも失敗、まだまだあります。
一言、どころかたくさん小言を
言いたくなることも!
娘自身も頑張ってくれてるから
それもわかりますし。
そんなわけで成功したら
娘おめでとう!のご褒美、
(普段あまりあげてないチョコなど)
失敗したら、
私お疲れ様ー!のご褒美
(普段あまり食べてないチョコなど笑)
のルールを決めました。
何が正しいかわかりませんし、
自信もありませんが、
とりあえず、チョコと一緒に
小言も飲み込んで、精神衛生上は
サッパリ健康です。笑


一人じゃないですよ。
暗中模索で苦しいですけど、
応援しています。


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楽しく無理のない子育てを広めたいと2009年ブログ開設。多くの方の応援があって著作の出版や講演活動をするようになりました。 現在は、子育て講演や保育士セミナーの他、『たまひよ』や『AERA with Baby 』等の子育て雑誌の監修やコラム執筆。『ジョブデポ保育士』の監修や育児相談などをいたしております。

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