2017-11

黄色ブドウ球菌 - 2014.05.24 Sat

むーちゃんがあるときちょっと深刻な顔で・・。

「むーちゃんあしたおべんとーのおにぎりつくれないから、おとーちゃんつくってねーー」
といいます。

「いやいや、いつもむーちゃんが握ってるわけじゃないでしょー」とつっこみたくなりましたが、真顔なので「どうしたの?」と聞いてみると。

「むーちゃんゆびけがしちゃったから・・」







たしかその一昨日、むーちゃんはその会話に参加していなかったのだけど、僕とお兄ちゃんとでたまたま菌の話と、お兄ちゃんがハサミで指を切ってしまって怪我をした話をしていました。

そのときに話の流れで、
「指を怪我すると、たいてい黄色ブドウ球菌っていうのが繁殖して、それで料理すると食中毒になっちゃうから、怪我したときは料理をしないか、ビニールのてぶくろで完全におおってからでないといけないんだよ」
というお話をしていました。


どうもそれを聞いて覚えていたみたいで、
「怪我をした」→「食中毒になってしまう」→「むーちゃんは料理できない」→「お弁当がつくれない(もちろん自分で作っているわけではないのだけど)」→「おとーちゃんつくって」
ということになったようです。


「むーちゃんはにいにとおとーちゃんが話していたの覚えていたんだね。お話をよく聞いていてむーちゃんはすごいね。お弁当はちゃんと作ってあげるから大丈夫だよ」
と伝えたら、安心していました。



むーちゃんは、おとーちゃんの話をとても真剣に聞いてくれます。
そして疑わずにしようとしてくれます。ときにはそこまで気にしなくていいんだよというくらい。

もともとのむーちゃんの性格というものもあるのかもしれないけれども、これまで培ってきた「信頼関係」というものがそれを可能にしてくれているのだと思います。


子供だから興奮したり衝動的に動いてしまうようなこともあります。

先日、スーパーでうずらの卵を買ったとき、「明日のお弁当にはうずらの卵いれておくからね」と伝えたら、
「うっずらのたっまご♪ うっずらのたっまご♪」と歌って踊りだしてしまいました。
あんまりおもしろくてかわいかったのだけど、さすがにお店だったので
「むーちゃんここはお店だからちょっと落ち着いてね」
と伝えると
「えへへー」と素直に聞いてくれます。


世間一般では、「子供に言うことを聞かせる」というようなことを子供に仕込まなければならないと考えて子育てに臨んでいる人もいるのだけど、僕は「信頼関係」というものがあれば、子供に大人から見ての適応的な姿というのを仕込む必要というのはないのではないかと思うのです。
関連記事

● COMMENT ●

信頼関係。。

初めてコメントさせてもらいます。

むーちゃん、かわいらしいですね。おとーちゃんさんも暖かく見守っている感じで。。やりとりが微笑ましいです。

信頼関係。。私もその大事さを最近痛感しています。。3歳3ヶ月の息子ですが、全く私の言うことを聞かなくなってしまっています。聞かないというより、自分のしたい事や欲求を頑として譲らないと言う感じです。

例えば帰宅して(私が仕事をしているので、1日保育園です)トイレ、手洗い、うがいを済ませてから遊んでほしいのに、せずに遊びだします。手洗いしてからしようかと伝えても、無視。。時計の針が3になったらしようかーと言って、うんと言うも実際遊び続けたり。

帰り道にたまに行くパン屋さんを通りかかると、パン屋さん行くー!と。今日は行かないよと伝えても、行くー行くーと泣き続けたり。。

はじめは、私も穏やかに言うように心がけるのですが。。例えば「今日の分のパンはあるから、明日行こうか?」と譲歩してもダメで泣き叫ぶので、声を荒げてしまったり、おどしを使ってしまったり。。行かない理由は伝えるようにしているのですが、あまりにも行きたい!という気持ちが強くて、耳に入らないのです。

そんな事ばかりに最近なっていて、何だか悲しくなります。。

プラスの関わりを地道に続けて、信頼関係を築いていくようにして、むーちゃん、とおとーちゃんさんのようにほんわかとしたやりとりが出来るようになりたいです。

おとーちゃんのブログに出逢って
子育てが本当に楽しくなりました。
息子は可愛い姿をたくさん見せてくれます。ありがとうございます!

No title

むーちゃんの一言にはたくさんの考えが詰められていたんですね!
もし私が娘に言われたら、間髪入れず突っ込んでその中の思いを見逃してしまいそうです(・w・`;)
「どうしたの?」ってこんな風に使うんですね。
おとーちゃんのように穏やかに気持ちを受け止めてあげられるようになりたいです。
本当にいつも参考にさせて頂いてます。

どうしたの?ってなかなか出せないフレーズですね。だいたいが「子供ってときどき意味不明なこと言うよね」で終わったりして。意識してみたいです。

最近息子を見ていて思うんですが、もしかしたら子供は、自分の言葉とか行為が拙くて不適切なのを心のどこかで分かっていて、でもどうしようも無くて。
そのうえで受け止めてくれたっていうのもちゃんと分かっていているのかなと。受け止め率まだまだ低いですが…

それにしても黄色ブドウ球菌て怖いんですね~菌に強かった家族に感謝(汗)

sayukoさん

25日の記事に書いたように、「言葉を使う」をしてみるといいと思います。

「引いてダメなら押してみな」というやつで、いくら言ってもいかないならまあそれはいくら言っても意味がないのでしょう。

成長期などもあって、「やれ」と言えばやりたくないという気持ちが首をもたげてしまうお年頃でもあります。


だったら、その手にわざわざこっちからのらないで、違う次元でアプローチをしています。



そこで、「どうしたの?」とか「どうして○○なの?」「お母さんはこうして欲しいと思っているのだけど、それはどうしてもいましなければならないの?」

など、言葉を使って問うてみるのもひとつの手です。



それで変わらないかもしれないし、大人のそういう言い方が露骨に誘導として出ていると余計に反発したりもしますが、ただありのままに「どうしたの?」という問をすることは、自分の気持ちを汲もうとしてくれているという事実があります。

なので、そのときは思う通りにいかなくても、次への布石となっていきます。


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://hoikushipapa.blog112.fc2.com/tb.php/584-e23e35e1
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

言葉を使う «  | BLOG TOP |  » 無事、講演がおわりました

ごあいさつ

ただいまコメント欄での子育て相談は休止中です。 お悩みのコメント下さっても回答を差し上げることができません。 申し訳ありませんが、過去記事、すでにある返信コメントなどを参考になさってください。 多くの相談への返信がすでにあります。関連するカテゴリーから探す、検索を使って探すなど利用してみてください。 多忙になってしまい、コメントへの返信ができなくなってしまいましたが、お寄せいただいたコメントにはすべて目を通し更新の励みになっております。ありがとうございます。

最新刊

よければレヴューも書いてね!

前作!

最新記事

最新コメント

プロフィール

保育士おとーちゃん

Author:保育士おとーちゃん
当ブログはあくまで個人ブログであり、記事の内容および相談・コメントの返信等は効果を保障するものではありません。
ご利用に当たっては自己責任でお願いします。

楽しく無理のない子育てを広めたいと2009年ブログ開設。多くの方の応援があって著作の出版や講演活動をするようになりました。 現在は、子育て講演や保育士セミナーの他、『たまひよ』や『AERA with Baby 』等の子育て雑誌の監修やコラム執筆。『ジョブデポ保育士』の監修や育児相談などをいたしております。

講演等のご依頼

講演・ワークショップ等のご依頼はFacebookのメッセージ または『保育士おとーちゃんホームページ』 http://hoikushioto-chan.jimdo.com/ よりどうぞ。

カテゴリ

はじめにお読みください (1)
【まとめ】記事 (2)
子育てノウハウ? (75)
子育て日記 (13)
保育園・幼稚園 (92)
日本の子育て文化 (169)
おもちゃ (27)
叱らなくていい子育て (9)
排泄の自立 (11)
『魔の2歳児』 (5)
子育てまめ知識特集 (4)
あそび (41)
おすすめグッズ (8)
おすすめ絵本 (23)
食事について (15)
過保護と過干渉 (44)
満たされた子供 (7)
早期教育 (19)
我が家の子育て日記 (89)
心の育て方 (94)
相談 (84)
子供の人権と保育の質 (56)
その他 (59)
未分類 (21)
講座・ワークショップ (76)
父親の子育て参加について (3)
雑誌・メディア (21)
子育てに苦しむ人へ (6)

保育ひろば

保育ひろば

楽天

FC2カウンター

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

おしらせ♪

当ブログはリンクフリーです。トラックバック・リンクはご自由にどうぞ。 しかし、本文・コメント・その他を含めて著作権は私にありますので、引用・転載する場合は連絡をお願いします。また引用元の記載も併せてお願いします。 なお写真の転載はお断りいたします。

ランキングに参加しています

検索フォーム

月別アーカイブ

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QRコード

アクセス解析