2017-10

お昼寝前は可愛がりタイム - 2013.12.09 Mon

僕は我が子が可愛くてならないです。
なんにでも理屈をつける僕がこればっかりはうまく説明できないのだけど、保育士としてたくさんの子供をみてきたことが無性に子供を可愛いと感じさせるようです。

それは単に子育ての場数を踏んだ経験という意味ではなくて、大事にされてきた子、大事にされてこなかった子などなどに関わったってきたことの精神的ななにかが、我が子を可愛がることに出口を求めているというような感情です。
こればかりはうまく言葉にできません。







子供が赤ちゃんの頃など、誇張ではなく本当に一日百回以上「かわいいなー」と言っていたと思います。
妻と合わせたら一日三百回くらい言っていたのではないかしら。

いまはさすがにそこまでではないとしても、それでもことあるごとに「かわいいなー」と言ってしまいます。

会話ができるようになってからは、「むーちゃんはどうしてそんなにかわいいの?」などと聞いてみると、「うーん」と少し考えてから「おとーちゃんがかわいいからー」とか「おとーちゃんとおかーちゃんがだいすきだからー」などとむーちゃんなりの答えを聞かせてくれます。
その姿もまたかわいい。

でも、まさにちょうど4歳の誕生日がきた頃から、そういうのに「はずかしさ」や「照れ」が出てきてしまって、たまにストレートには受けてくれない時もでてきました。

このあたりの4歳としての成長についてはまた別のところで書こうと思っていますが、内面的にも自立や成長を遂げてきたということで、うれしくもあり寂しくもありますね。


7歳のお兄ちゃんの方はといえば、こっちはもうすっかり照れてしまうので、言葉として直接かけてもはぐらかす割には、むーちゃんが言われいると「むーちゃんばっかり」とヤキモチを焼いたりするお年頃です。

ただ言葉として面と向かって言われるのが照れくさくなっているだけで、甘えてきたりスキンシップを求めたりするのは素直にいまでも出しています。

僕も妻もことあるごとに「素直に出せるのが一番いいよ」と子供にも言うので、まだ当分この状態は続いていけるのではないかと思います。


素直に言いたくても言えなかった、素直に出したのに受け止めてもらえなかったという何百人もの子供たちの姿を見てきてそれを背負っていますから、僕のも妻のもその「(ひねてだすよりも)素直に出せるのが一番」というのには感情がこもってますよー。(笑)




そんなこんなで可愛がることを子供も大人も楽しんでいる我が家ですが、なかでもいくつか特に大事にしている時間というのがあります。

家族団らんなどと言われますが、大人も子供もともにくつろいで過ごせるゆったりした時間というのは大事だと思います。

時間に追われたりしているとなかなかそれはできませんけど、食事中や食後の時間、お風呂の時間、寝る前の時間などはそういう時間になり得ると思います。


今日書こうと思ったのは、むーちゃんとのあいだでお昼寝前に毎日するルーティンになっていることです。

寝る前のトイレを済ませたら、読む絵本を一冊むーちゃんが選んできて、お布団に入り「あったかいあったかいー」と体をこすったりギューッとしたりします。
最近のように布団がひんやりしてくると、余計にお互いの体の暖かさが感じられますね。

そのあと、

む「じゃあ、よもっかー」
お「うん、読もう」
ここで二人でわるだくみ笑い「ウッシャシャシャシャ」「イシッシシシー」

そして絵本を読んでそのまますんなり入眠という流れ。


たったこれだけのことなのだけど、毎日しています。

最近でこそめっきりなくなってきたけど、寝ぐずりをときどきしていたころは、入眠の時におでことおでこをくっつけていたり、手を握ってあげていたりすることもありました。


眠りにつくというのは子供としてもそこはかとなく不安を感じることです。
関わりようによっては子供を簡単に眠り嫌いにすることもあります。


別にこういう関わりを「眠り」のためにしているというわけではないけれども、親子でゆったりとした時間を持つことは様々なことにいい影響を与えているのだろうと思います。
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● COMMENT ●

なんだか我が家の就寝前とそっくりで嬉しくなりました。

おとーちゃんのブログで勉強中ですが、昼間は決しておおらかとは言えないダメママなので(^-^;
せめて寝る前だけは気持ち良い時間を過ごせる様にと毎晩欠かさず寝る前に大好きのギュー(たまにチューも)と読み聞かせをしています。
極々たまにパパと二人で寝てもらう事があるのですが、「大変や~、大好きのギュー忘れた~。」と寝室から慌てて駆けてくる姿はズルいくらい可愛いです(^з^)

No title

おとーちゃんさん、こんにちは。
いつも楽しみに記事を拝読しています。コメント欄もとても参考になっています。
今回は心暖まるお話で、ほのぼのしました。わるだくみ笑いっていうのがいいですね!笑い声が絶えない、理想のご家庭です。

お忙しいところ申し訳ないのですが、また双子(1歳半)の育児のことで相談させてください。
2人が同じことに挑戦したとき、片方ができて、もう片方ができなかった場合の対応について悩んでいます(例えば、靴が自分ではける、はけない、などです)。

2人は性格に違いがあり、Aは何でも聞きたがり、助けを求めます。逆にBは自分で模索するタイプで、手助けを嫌がります。そして、何でも聞くAのほうが色々なことを早くできるようになっています。(運動面の発達などには差がありません)

Aができるようになったとき、Bも一緒に拍手をして喜んであげていますが、それ以降は全くチャレンジしなくなります(私の見えるところでは。一度隠れて練習しているところを見つけて切なくなり、声をかけてしまったら、すごく嫌がってすぐ止めてしまいました)。

これまでの私の対応がまずかったのかなと思い(Aができるようになったとき、私も嬉しくて大げさなくらい褒めていました)
最近はBを気にして控えめに褒めています。私としてはもっと派手に褒めてあげたいのですが。。。もやもやしてしまいます。

Bにも何かフォローみたいなことができるといいなと思うのですが、
口や手を出されるのを嫌がるなので、こっそり見守ることしかできていません。

歳の差がある場合と違って、同じ年齢の場合、どのように対応するのが適切なのかがわからず困っています。
同じ歳の子が集まる保育園などではどうされていますか。「○○ちゃんできたね、すごいね!」ということで、できない子は劣等感を持ったりしないでしょうか。

家庭でもできるよい対処方法があれば教えていただきたいです。

普段は、2人ではしゃいで笑い転げたり、歌ったり踊ったり、いつも一緒で仲良しに見えます(取り合いなどもよくしますが)。2人ともよく甘えてくれます。Bのほうがより甘えんぼうだと思います。

長文失礼しました。
よろしくお願いいたします。




No title

お久しぶりです。
私も娘にどうしてそんなにかわいいのぉぉぉ~~~!!なんてしょっちゅうやってて、おとーちゃんも同じだったんだ~と嬉しくなってしまいました。
うちの娘の場合は3歳くらいまでは「ママもかわいいよ」とテレながら言ってましたが、最近はもっと照れて「わから~ん」と言うようになりました。
寝る前のひととき。幸せなひとときですよね。

そうそう、ちょっと前の記事の星の王子様の絵本。
うちにはちょっと早いけど、そのうち欲しいなぁと参考にさせてもらおうと思っていたら、ちょうど先週、主人の会社で書籍を買える費用が出るとのことで多分自分が買った残りの費用が8000円くらい残ったようで、それで絵本を買ってくれるということだったので、早速買っちゃいました。
すっごく素敵ですね。わが家の宝物になりました。
冬休みにゆっくり味わいながら読もうと思います。

またまたいい本を紹介していただいて本当に嬉しいです。

あっ、それと前回のアイスのコメントに書いてくださったフィナンシェの話、知らなかったです。フィナンシェの形は金の形だというのは知ってたんですが、そこまでは知りませんでした。
さっすがおとーちゃんなんでも知っててすごいです!!

可愛い息子

先日「おはぎちゃん」の記事にコメントさせて頂いたかずままです。

お返事ありがとうございました(^_^)
読んでいてハッとさせられました。
まずは楽しむということ…。
そうですね、その通りです。
息子は絵本を読み始めると目が耀いて、本当に楽しそうです。
私にもその楽しさが移り、二人でいつも幸せな時間を共有してます。
ただ、世の中で子供に絵本!て言われてるのは何故なのかなとふと思い質問させて頂きましたm(__)m
(以前、美智子さまが絵本について素敵な事を仰ってました)

私も夫も息子がとても可愛いく、可愛いがるだけで子育て何とかなると仰ってたおとーちゃんさんの言葉を実践していきたいと思っています(^o^)/


はじめまして!ご相談させてください。

はじめまして!!
1歳9ヶ月の息子の母親です。
子育てに悩んだときに偶然このブログに出会い、それ以降すべての記事を繰り返し読ませていただいています。このブログは私の子育てのバイブルです!!

今回は、どうしても行き詰まってしまい、ぜひおとーちゃんさんにお話をお伺いできたら…と思い、失礼ながらメッセージを送らせていただきました。
お忙しいことは承知ですので、もしお時間あれば、お付き合いいただけるの大変有難いです。

うちの息子は、1歳2ヶ月頃からお友達に対して手が出るようになりました。特に理由もなく周りの子の手を出す姿にとても悩み、一時は家にこもっていた時期もありましたが、“お友達を叩くとお友達が悲しい、ママ(私です)も悲しい」ということを話したり、とにかく叩いてしまう前に止め、叩かなかったことを褒めたりすることを繰り返したりしていく中で、少しずつ手が出ることが少なくっていきました。
何か理由がありそうなときは、「このおもちゃが使いたかったんだね」など、否定する前になるべく息子の気持ちに寄り添えるように意識しているつもりです。

頻度は減ったとは言え、今でも時々手が出てしまうことがあるので、集団の中で遊ぶときはなるべく息子のそばに付いているのと、そういう場へ出掛ける前は「お友達を叩かないよ。優しくしようね」」「ママは優しい○○くんが好きだよ」など話をしています。

そして最近気になっているのが、息子がどうも自分より体の小さい子にばかり手を出しているように思うのです。
年齢(月齢)が自分より小さい子には、なでなでをしたり優しくかかわろうとしているのですが、同い年で体の小さな子(か弱そうな子)に対しては、その子がただいるだけで、頭を叩いてみたり、服を引っ張ったりしてしまいます。
その都度、その場で“そんなことをしたらお友達は怖いんだよ。絶対してはいけない”ということを話し、家に帰ってからも、息子が落ち着いているときに“お友達を叩いてしまったのは、ママとても悲しかった”など改めて話しています。

息子のこのような行動の背景は何なのか、いったいどうかかわればよいのか、困り果ててしまっています。
こんな小さい子なりに、自分よりも弱そうな子というのを見分けて、攻撃しようとしているのでしょうか…。自分の子がそんな風なことを考えていると思うと、何だかもう悲しくて…。
息子自身は、あまりやられる経験がなく、自分より大きな子から手を出されたりしたこともほとんどありません。

ひとつ気になっているのは、私が気にするあまり、“叩いてはいけない”ということを予防的に言い過ぎなのかなということです。
他の子を傷つける行為というのがどうしても気になってしまい、家を出る前、児童館に入る前、そして叩いてしまったときは家に帰ってからも、くどいくらいに“叩かないよ、優しくしようね”と言ってしまいます。
このような私の関わりが、先生のおっしゃっている“抑圧ポイント”として息子の中に溜まっているのかな…と思ったりもしています。
けれど、やはり他の子に手を出してしまうことが心配で、ついつい口酸っぱく言ってしまっている状況です。
私の性格として、とにかくまわりの目が気になってしまい、“他の人に悪く思われないように”ということに対して、人一倍敏感なところがあると思います。

このような息子の様子、母親としての私のかかわりから、もし何かお気付きの点、気になるところなどがあれば、ぜひアドバイスをいただけると大変心強いです。

長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

保育士のお仕事、そしておとーちゃんとしてお忙しい日々をお送りのことと思います。
もしよけれなお時間あるときにでも、お付き合いいただけると大変嬉しいです。

寒い日が続いておりますが、どうぞお体にお気をつけくださいね。
これからもブログ楽しみにしています!!

ありがとうございました。

おとーちゃんさん、前のコメントでお返事ありがとうございました。
以前の記事をなんども読み返して少しずつ勉強しています。
可愛がり。うちもやってます(^_^)
ギューってしながら「大好き大好き!」って言ったり、くすぐりしたりすると声をあげて笑うので可愛いです。
いい子いい子したあとでママにもやってと言うとやってくれます。

絵本はうちもよく読みます。同じ本を何度も何度も読まされます。
絵本て深いんだなーと思ったことが最近ありました。
せなけいこさんが書いた「あめふりうさぎ」という絵本なのですが、最初読んだときは他の絵本と違い読みにくいし変な絵本だなーと思ったのですが(失礼)、子供がよく読んでと持ってくるので何度も読んでいるうちに、細かい絵を指差して名前を言わされるようになり、セリフを言うようになり、自分でいろんな読み方をしているみたいです。
なんか、深いなーと思いました(-_-)゛

ええ~・・・。

4歳で恥ずかしくなっちゃうんだ・・・。そんなぁ!寂しい~!
小学1年生の息子はその辺まだまだ・・・言葉でいうと「幼稚」?「純粋」?な感じ?

でもそろそろ「かっこいい」って言ってあげた方が喜ぶのかな♪

しかも、就寝前の絵本がやっと身についてきたところ・・・。

他のお家と比べるとカメの歩み・・・でも、ちょっとずつ確実に進んでる。

うれしいなぁ。

かとりいぬさん

子供がかわいく思えるのは大人にとってもとても幸福感をかんじさせることとですよね。

子供のかわいさというのもお金では買えないものの一つだと思います。

森さん

>「○○ちゃんできたね、すごいね!」ということで、できない子は劣等感を持ったりしないでしょうか。

こうなってしまったらどうしようなどと思わずに、あるがままを認めて、思うままに接してあげればいいと思いますよ。

生活の中のひとつひとつの行動は、成長とともにいずれはできることですできないことを気にする子育てにはしていかないほうがいいでしょう。


むしろそのような見方をすることが、結果的に双子同士をもっぱら比べることになる子育てになってしまわないか懸念されます。

大人にはそのつもりがなくとも、感じやすい子供の場合は比べられることによりネガティブに受け取ってしまうことがあるからです。


親というのはなにかにつけて子供のことが心配になってしまうものですが、ときにはその子供を心配することがその子の依存心を高めてしまったり、コンプレックスとなったりすることもあります。

これにより萎縮して育ってしまうというケースを僕はたくさん見ているので、最初に述べたようにあるがままを受け入れて、それにおもうままに関わってあげられるような、おおらかさを持って対するといいのではないかと思いますよ。

さっちんさん

子供は成長とともに恥ずかしさを覚えていってしまうのですよね。

これは精神的な自立の表れなので、大きな成長なのですけど親としてはちょっとさみしいですよね。

特に女の子はこのあたりの成長が早いので、それがでてしまうまえにしっかり可愛がること、そして素直な甘えを出せる子にしてあげるというのがとても大事だと思います。

ハルさん

実際の様子を見ていないのでなんでそういう行動をしてしまうのか正確なところはわかりませんが、思い当たるところで書いていきますね。

実際こういう姿はよくあることなのです。


その理由の最も大きなひとつとして、「小さい子供は小さい子供が怖い」ということが挙げられます。

このことはあまり一般の人には知られていないようですが、子供は他児を警戒しているものです。


特に小さい子供というのはなにをするかわからないので余計に警戒心が働いてしまいます。

それが原因で先制的な攻撃としてでてしまうことがあります。


犬とか猫なんかも、大人に対して以上に小さい子供のことを警戒しますよね。あれに近いようなところがあるのです。


これはある意味では、善悪の判断以前のところにある本能的な行動と言ってもいいのではないかと僕は感じます。


また、一般に多いケースでは、このそもそもの悪気があって出ているのではない行動に対して、注意や制止をされることからのストレスや反動、混乱というものがさらに攻撃をつのらせてしまうというものです。


おっしゃるように、

>私が気にするあまり、“叩いてはいけない”ということを予防的に言い過ぎなのかなということです

このことが余計に子供のそれらの行動を助長してしまうということがあります。


小さい子供へのアプローチとして、先回りして注意するのと、あとから注意することは多くの場合プラスには働きません。


では対応としては、

1、いっそのこと他児とトラブルになってしまう場にいかない

これは別に投げやりになって言っているわけではなくて、頻繁に起こるようだったり、大人がそこでトラブルになったりする子供の様子にヒヤヒヤしたりして大きなストレスとなってしまうくらいならば、そのような「環境」に子供を置くこと自体を避け、成長を待ってから他児に手をださずに関われるようになる成長段階(およそあと半年前後ではないかな)になってからいってもいいわけです。


2、他児に手を出さなくてもいいような「環境」を配慮する

上の1ほどではなかったり、そういう場に行かなければならないというのであれば、そこで取れる対応というのもあります。

まず、そのように他児に手をだしてしまうという状態は、その子供にとってそこでの環境が安心しきれていないということです。

もちろん、外の場ですので家庭と同じようにくつろげるというのは無理な話ですが、大人のちょっとした配慮で少しでも安心して遊べる環境を維持することは、場合にもよりけりですができないことではありません。


例えば、過去記事に「遊びの保障」http://hoikushipapa.blog112.fc2.com/blog-entry-65.html
について述べた記事があります。

いま集中して遊んでいる遊びを維持してあげることも、不安感や他児に遊びを壊されるという警戒心を持たせずにすむ環境づくりとなります。

また、児童館の遊戯室などでも、子供の遊ぶ遊具を部屋の隅っこなどにもってきて、そこで遊ばせるようにするだけでも、空間的な安心感などもあって安定を維持しやすくなります。

壁側を向かせて遊び込ませたりなどもあります。

保育園でもかみつきが出てしまう子への対応などでこのように、環境への配慮をします。



環境には「人的環境」への配慮ということも含まれます。


子供がどうしても警戒心を持ちそうな子がいた場合は、遊ぶ場所を変えるなどの臨機応変な対応というのもあっていいでしょう。

少しくらいならば、子供と他児のあいだに大人である自分が位置してしまうなどでもずいぶんと変わってきます。



小さい子供ほど「環境」というものが重要です。

子供へのアプローチ、一般的には関わり方だとか、叱り方だとかを考える前に、大人の配慮によって子供に働きかけられることはたくさんあるのです。


対応の順序としては、これらの子供への直接的でない部分の対応というものをしたあとで、それでもそれらの行為が起こってしまう場合、直接的な対応を考えていきます。



まず、コメントにあったような「予防的な注意」というのは、まずたいてい逆効果になりますのでしなくていいと思います。


それをして収まっているというのならば、それはそれで構いません。
しかし、現状それをしたところで起こっているわけですよね。だとするならば、それは効果がないということです。

また、それらの注意が子供のストレスとなったり、自己肯定感を下げる方向へと向かわせる、大人とのすんなりとした関わりを阻害してしまうなどのマイナスの側面もありえます。

なのですっぱりやめてしまいます。


というのも、親がすでになんども言ったことですから、それは1歳児でも理解はしているのです。
でも、理屈として理解していることと、子供が本能的に、衝動的に行動してしまうことは別ものです。

なので、理屈を何遍も言って聞かせたからそれが守れるかというと、必ずしもそうではないわけです。


あとから蒸し返して釘を刺すのも同様にプラスにならないどころかマイナスになる可能性が高いです。

そのように直接的なアプローチをするのは、まさにそれが起こっているときだけでいいわけです。


もし、他児を突き飛ばしたりしたら、そのときはきっぱりそこで叱ってもいいです。


でも、前述した「小さい子供は環境不安から攻撃がでる」ということを大人が理解していれば、叱る以外の対応も見えてきます。
また、叱るにしても「その行為は悪い」「お前が悪い」というような頭ごなしの否定ではなくなります。

大人の理屈ではたしかに、悪いことなのですが、子供には子供のやむにやまれぬ事情というものがあるわけですから、そこで全否定されることは、心をささくれだたせることにもなるのはしょうがありません。


なので、このような状況では頭ごなしに叱ったり、他児に対して謝ることを強要したりすることは、自己否定感を持たせることともなってしまいかねません。

謝るのは大人がしっかりとすればいいです。



さらに、このように環境への配慮の意識を持った上で、子供・遊びを見ていると、子供が周りの子に警戒心を持ち出したかなというようなことを感じられることもでてきます。

そういうときは、それとなく遊びが壊れないように子供に関わったり、近寄ってきた他児のほうに話しかけたり、遊具を提供してみせたりして互いの遊びを維持できるような配慮をしてしまえば、他児へ攻撃すること自体を減らすことができます。

信頼する大人がその子に話しかけているというだけでも、子供は警戒心をときますので、そういうことも効果的です。


あとは大人の姿勢です。

大人の方が「この子はまた叩くんではないか」などと身構えてピリピリしていると、子供もそういう空気を感じ取って不安やイライラが募ったりしますので、大人も心持ちをゆったりとして一緒に遊びを楽しんでいるような姿勢でいることも、子供の安定化につながるかもしれません。


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