2017-09

世界は少しずつ大きくなればいい  Vol.2 - 2013.10.17 Thu

『世界は少しずつ大きくなればいい』の記事の中で、僕の意図しないところで誤解を与えてしまったようなので、その補足をしておきます。







幼稚園のことを引き合いには出していますが、これは預けることがよいわるいという話をしているわけではありません。

仮にも保育士である僕自身が、「保育園にあずけることがかわいそう」などと言うのは、自己のアイデンティティの否定と同じようなことですので、そもそも言うわけがないのです。
また、そのような「あずけることがかわいそう」といった内容とは正反対の記事がすでにいくつもありますので、そのことは無理なくご理解いただけることと思います。


この記事のテーマは、「適齢と先取り」について話しているものです。

とかく日本の子育ての考え方の中には、あとあと直面するものに対して、対処する力をあらかじめ身につけさせるというところに重きを置く傾向があります。
「友達との関わり」といった人間関係の分野においてその傾向はさらに顕著です。


ある程度の年齢になってくれば、そういったアプローチというものも必要な局面というのもあるでしょうけれども、低年齢の子に対しては、その年齢ですることを十分にするべきで、「捕らぬ狸の皮算用」的な関わりは適していないというのが僕の考えです。



保育園にあずけることというので話せば、例えば0歳で預けたとしたならば、それが先の本文中で言うところの、

>それにであったときが適齢期

にあたるのです。


別に子供に試練を与えようと思ってそうさせているのではないのですから、それは「先取り」にはあたりません。

そもそも、何歳児であろうと園しては、子供に無理なく過ごさせることができて、初めていっぱしの保育園だと僕は考えていますので、預けると決めたからには自信を持って預けていいと思います。

また、「子供がかわいそう」思考で子育てしないほうがいいということは、何度も過去記事で述べてきた通りです。




>その人の生きる社会や、状況によっては、その年齢では荷が重いような経験を嫌でもしなければならないということはあります。しかし、それはある意味では不幸なことです。


この文は、「子供をあずける」というようなことを意図しているのではありません。

「先取りして子供に試練を与える必要がある」といったような世間に流布する子育ての考え方に対する僕の意見です。

具体例はあげていませんでしたが、「その人の生きる社会や、状況」というところは、ごくごく極端なところで言えば戦争のような、子供が子供でいられないような社会の状況などです。

そういう環境では、子供がいやおうなく試練を受けて子供としてのあり方に早々に決別しなければならないでしょう。
そのような極端な事例でなくとも、子供に「試練を与えて成長させる」という考え方は、根本のところでは似かよってきます。

なので、子供はその身の丈にあった範囲で経験していく必要があるのだと僕は考えています。

そういう趣旨での「世界は少しずつ大きくなればいい」というわけでした。



まったく余談ですが、僕のもっとも好きな絵本である『だっこして』は、セルビア・クロアチア紛争の中での人々・子供達の受難をきっかけとして創作されたそうです。

あまり日本ではしられていませんが、セルビアの内戦は市民戦争でした。
ルーツになる文化・宗教の違いから、本当に隣人同士が武器をとって戦うことになった戦争です。

それを実際に見聞した作者のエクトル・シエラが、かけがえのないものとしての親子像を絵本にしたものです。

テクノミュージックのロバートマイルズの代表曲『チルドレン』も、全く同様にかの紛争が子供たちにもたらしたものをテーマとして作曲されました。
CMなどでも使われていましたから、名前を知らない人も聞いたことがある曲かもしれません。
テクノなど興味のない人にすら訴えかけるちからのあるものです。

どちらもそのように非常に深いところから作られたもので名作だと思います。
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● COMMENT ●

No title

初めてコメントさせていただきます。
私は来週一歳になる娘を保育園に預けて職場復帰する予定です。
勝手ながら、前記事を読んだ後、私も前コメントの姫ママさんやさちこさんのような重いずっしりとした気持ちになってしまっていました。
後追いや人見知りが強い時期の娘にとって保育園に預けることは、負担が大きく、試練をかせているのでは…と。
でも今回の記事を読んで、勝手な誤解であったことに気づき、私自身の保育園に対する不安からの誤解だったことも気づけました。
これからもブログでおとーちゃんさんの考え方を参考にさせていただきます。

出来る事からやる

いつもお世話になってます。

ふと考えるとおとーちゃんさんのブログを読んでから自信を持って子育てしてる事が多くなったなぁと思いました。

子育てには色んな状況があって出来ない事、出来る事があり、そういう状況をふまえた上でどんな事が出来るのか出来ないかを事こまかにブログに紹介していただいているからだなぁと改めて思いました。

今、確かに大変な事はたくさんあるけど、楽しんでるって感じる事が多くなり、また、子供の方も素直に良い事も悪い事も言葉にしてくれているところをみるといい方向にすすんでるなぁと思います。

これも一重におとーちゃんさんのおかげです。有難い事です。

前回の補足させてください

前回の記事にコメントしたものです。
私も、なんとなく気になり、補足いたします。

うちは2年保育でしたが、だからといって、早くから預けることをかわいそう、、と思っているわけではありません。

息子の同級生(小中学生)でも、早くから預けている子に問題が出ているとも全く思いません。むしろ、活発で仲間作りがうまい子が多いように思います。

ただ、私の子供が小さいときに、おとーちゃんの言われる「先取りして子供に試練を与える必要がある」といったような世間に流布する子育ての考え方に何度も傷つけられたので、ついコメントしてしまいました。

うちの子たちは特に気が弱いタイプだったのもあり、就学直前でも私の横にいつもいるような感じでした。

それをみて、特に男性(なかには教師をしている方もいました)に「そんなに囲い込んでいたら子供がダメになる。早くから試練を与えなければ、かわいそう」というような内容の指摘をもらい、当時は本当に考え込み、落ち込みました。

でも、今になってみると、子供たちは単に優しい性格で、気が弱いところがあり、自分にあったスピードで世界を広げていただけだったと分かります。当時の私にアドバイスしてあげたい、、そんな気持ちで前回のコメントをしました。

これから保育園や幼稚園に預けようという方に不安を与えてしまったとしたら申し訳ありません。

長男の親友は0歳からの保育ですが、面倒見がいい子で、息子が本当に助けられています。子供たちは自分の世界で、自分らしく成長していくんだなーと思います。

初めまして。偶然こちらを見つけて以来、勉強させて頂いています。

来週から育休明け、復職予定で、初めて預ける保育園に母娘共に慣れようと頑張っているところです。
早産だった娘の発達について、私自身はゆっくり見守るつもりでも保育士からコメントがあったり、私自身と保育士との言動にギャップを感じたりと、親も思わぬ試練にぶち当たっています。
子育てというのは、親も子も世界を広げることですね。

それぞれ適齢期なんだ、と、ゆっくり世界を広げていきたいと思います。

おとーちゃんさん、こんばんは。
最近、よく聞きます。集団に慣れさせる、人並みにさせないと…という言葉。
幼稚園の運動会で、未就園児の希望者が参加する競技に「お父さんと一緒にいたい!」と泣いているのに幼稚園に慣れさせないと、と無理矢理抱っこして参加させてる知人夫婦がいました。
その家庭では、慣れさせるという理由でその子を小さいうちから上の子の送り迎えに同伴させて、ご主人は家で子供たちの面倒を見切れないのか、子守りは常に高速でショッピングモールなどへでかけて遊ばせている、という過ごし方。外へ出て、遠出をしたりして刺激を与えることが世間並、ひいては刺激を与え、色んなものに慣れるのがいいという考えがあるようです。
子育て全般に、先取り、早くからやる、ということがいい、という傾向があるように思います。早期教育なども最たるものですよね。

落ちこぼれ恐怖症

私自身が子育てしてて、先取りしていろんな力を身につけさせようという裏側に、過度の落ちこぼれ恐怖症があるように思います。
日本の教育は「できない」ことにすごく冷たいです。
「できない」子はある意味、切り捨てられて放置されてしまいます。
学校教育の過程で私たちは、そうやって切り捨てられて置いていかれてしまった子達を見ているからこそ、自分の子どもがそうなってはいけないと怖がっているように感じます。それは、私自身を縛っている思いでもあります。

世界は少しづつ大きくなればいいんだとは思うんです。
そうやって構えていたいといつも思っています。
でも、その子のペースで広がる世界が、今の日本が求めるスピードに全く追いつかなかったなら、どうしようと、落ちこぼれることに対する恐怖も常に心の隅にあるのです。
両方の気持ちの間を揺れながらバランスを取っていくしかないのかなと今は思っています。

いつも拝読してます。
私自身の話ですが、ずっと両親と家にいて年中から幼稚園に通ったのですが…
他の子は保育園上がりの子が多く人馴れしていて圧倒されました。いきなり集団のなかでどうすればいいのかわからず、引っ込み思案な性格だったのですごく居心地が悪かったです。先生にも楽しそうでない・ハキハキ話せない、と心配されました。
だから、つい 自分の子には同じ思いをさせたくないと思ってしまいます。3年保育ならみんなと同じスタートがいいな、と。
親心としては、先回りして障害を減らしてあげたくなってしまうんですよね。過保護なのかな?
ま、いずれなんらかの形で試練の時がくるんでしょうけどね。

リクエスト

  はじめまして。
 半年ほど前からブログを拝見させていただいています。来月、二歳になる娘が一人おりまして、少しイヤイヤ言うお年頃になりました。

 おとーちゃんさんに質問というか、リクエストです。
このブログに出会ったキッカケは娘の第一次イヤイヤの時で突然泣き出し泣き止まなくなったりした時でした。
 お陰様でうまく乗り切れ、「娘が、わめいても怒っても、叩いたり痛いことを私にしてきても、なにがあっても娘が大好きよ。」と常に娘に伝え、自分の心の核として子育てしてるので、気持ちを楽に日々過ごせてます。そして幸運なことに来年5月に第二子が誕生する予定です。
 
 そこでリクエストです。
 ブログ内には、子供への接し方や、おとーちゃんさんのお子さん二人の成長について書かれていますが、おとーちゃんさんが二人目のお子さんができる際の上のお子さんへの接し方(赤ちゃん帰りの対応や二人目のお子さんが誕生することをどのように伝えたか。など)、お母さんお父さんの役割など、実際にされたことをお聞かせいただけたら、嬉しいです。
 もう一つ、おとーちゃんさんの子育てでお子さんのイヤイヤ期と呼ばれる時期に実際どんなことがあって、どう対応した。というのを失敗例、成功例も含め書いていただけると、同じ子育てする親として共感でき、より一層ブログを書いているおとーちゃんさんが身近な存在に感じられると思います。
 色んな記事を拝見して、おとーちゃんさんの文章や伝えておられる内容は教育者として人として、素晴らしいと主人ともども日々関心しております。しかし、面と向かってお話してるのではなく文章ですので、人によっては受け止め方が様々です。もしかしたら、おとーちゃんさんの考えが絶対のように崇められている方もブログ読者にもおられるのでは?
 決して、おとーちゃんさんは特別な人ではなく、私たちと同じ子育て真っ最中の親であるというのを、もっと感じたいと思いリクエストさせていただきました。  
 失礼なお話でしたら、すいません。

思い出したこと

前回の記事では、ふーんそうだねえと読んだだけでしたが、今回思い出したことがあります。

その1
「初めてのおつかい」と言う番組で、3歳の女の子がお豆腐のおつかいに挑戦し、失敗。その横で、飄々と2歳の女の子がお豆腐を買って行き(もちろん初めてのおつかい)。
少しずつ、のスピードはその子によって違うもの。

その2
スペインに住んでいる友人がいます。フラメンコを習っています。
スペイン人のクラスメートは子供からおばさんまで。上手にはできなくてもちっとも気にしていない。
どうしてかって、「だっていつか出来るから」
明日出来るひとも、10年かかる人もいるけど、いつかはできる。

その3
趣味のダンス。なかなか思うようにできないと悩む私に、師匠が一言
「そんな、10年もやってれば、嫌でも上達するのよ」

うまくできないと「できない~~」とヒステリーを起こす息子がいますが、上の例を引き合いに、「大きくなれば嫌でも出来るようになるのよ」「いつか出来るんだから、焦らないでね~~」と、伝えています。半分は自分に対して、ですけどね。

2年保育か3年保育か

初コメントです。
いつもおとーちゃんさんのブログで勉強をさせてもらっています。
現在、一歳10ヶ月の娘がいます。周りは幼稚園の見学にいったり幼稚園選びを初めていますが私は子供とまだ一緒にいたいので2年保育でいいかなと思っていますがそれは私のわがままですか。子供のためにはお友達と毎日遊んだり色々な経験をさせたほうがいいのでしょうか。周りは3年保育がおおく2年保育の方はほとんど聞いたことがありません。幼稚園も⚪︎⚪︎幼稚園はお勉強をしっかりするけど△△幼稚園は遊びだけであまりお勉強はしないなど情報がはいってきますが幼児期からのそういったお勉強的なものは必要なのでしょうか。2年保育にした場合、子供が3年保育からのお友達と仲良く馴染めるかも心配です。
お時間がある時に返信お願いします。

兄弟について

こんにちは。初めまして。
いつもブログ拝見させて頂いてます。
本当にいつも、勉強になることばかりで、日々の子育ての参考にさせて頂いてます。

今回のおとーちゃんさんのタイトルとは関係のない話ではありますが、最近ずっと一人で悶々としていることがあり、勝手ながら質問させて頂きたくコメントしました。

私には長男2才9ヶ月と、次男0才7ヶ月がいます。
今回兄弟のおもちゃのとりあいについてなんですが、
上の子がおもちゃを広げて遊んでいると、下の子がハイハイしてきて、一つつかもうとすると、だめ!と言いながら無理矢理奪い返します。
今使ってないおもちゃでも遠くから阻止しにきたりします。
それは年齢的に自然なことなのかなぁと思うのですが、時にポコっと下の子の頭を手やおもちゃで叩いたりするんです。
今の私の対応としては余裕があるときだけですが、、
「どうしたの?おもちゃ取られそうになったから叩いちゃったの?」
「うん」
「そっかぁ。でも、叩いたら○○ちゃん痛いし悲しいよ」
まだ下の子は会話できないので、「おもちゃ取られそうになったら、怒らないでママに教えてくれる?」などと言います。
「使ってなくて貸してもいいおもちゃがあったら貸してあげて?」と言うときもあります。
下の子には「お兄ちゃんが使ってるから(またはお兄ちゃんのおもちゃだから)こっちのおもちゃで遊ぼうね」なども。

でも、やっぱりまたすぐ手がでたり怒ったりはなおりません。

下の子に嫉妬しているということも多少あると思い私なりにですが、スキンシップをとったり、下の子のお世話をしているとき、ちゃんと見てるよと言う意味で上の子を見つめたり話しかけたりしています。(不十分な所もたくさんあるとは思います)


おとーちゃんさんは、兄弟のおもちゃのとりあいについてどう思われますか?

また、私の対応はこれでいいのでしょうか?

毎日、試行錯誤しながら対応に悩んでいます。
お忙しいとは思いますが、時間があるときでいいですのでお返事頂けると嬉しいです。

みれきのさん

たしかにそのような考え方の人も少なからず見受けられますね。

その人たちなりに一生懸命取り組んでいるのでしょうけれども、小さな子供には安定・安心した環境がなければ身につくものも身につかないこと、刺激というのものにさらすことのデメリットもあるということを認識した上でそのようにしているのか、それとも知らずにただなんでも経験を増やしさえすれば子供は伸びると考えてしまっているのか気になりますね。

洗濯日和さん

たしかにそうですね。
いまの親はたくさんの不安のなかで子育てをしています。

それらの不安は焦りを生んで、子供に対して「なにかをみにつけさせなければ」とか「なにかをできるようにしなければ」という強い欲求をつくっています。


そのなかで必ずしも子供が健全に過ごせなくなってしまっているということがあっても、不安や焦りの大きさゆえに目の前の子供の姿が見えなくなっているということがあるのを感じます。


でも、日本の社会って柔軟さに欠けていますものね、いまでも新卒でなければ就職が著しく不利になるとか・・。あまりに窮屈すぎる生き方をいやおうなしにさせられている気がしますよね。

かーかーさん

自分のエピソードはなかなかうまく書けないのですけど、なるたけ努力してみます。
ただちょっといろいろ立て込んでいるので気長にお待ちください。

ももさん

これはあくまで僕の考えというだけで必ずしも勧めていうわけではありません、参考として聞いてください。

家庭でも子供と適切に関わることができているならば、そのまま小学校に行ったとしてもなんの問題もないと思っています。
慣れるという意味では、いずれ子供は慣れるものです。

ただ、子供の個性の差もありますし、家庭でどれだけの経験を持たせたり、自立を育んだりできるかという点はそれぞれですので、どの家庭でも同じようにというわけにはいかないでしょう。

ですから、集団に入れたほうがいい家庭というものもありますし、なかには早めに入ったほうがいいというケースもあるでしょう。

ももさんのところがどうかというのは僕にはわかりませんので、そこはご家庭で判断なさってください。


>お勉強的なものは必要なのでしょうか

この点については、勉強に限りませんが僕は早めにすることよりも、その年齢ですべきことを十分にする方があとあと伸びると考えていますので、さしてその必要性はないと思っています。

ちなみに、多くの人はしらないと思いますが、幼稚園指導要領のなかで勉強的なものとして明記されているのは、就学までに「ひらがなが読める」という程度なのです。

ニーズがあるのでそれ以上のことをさせるところも多いですが、もともとはその程度でよいということです。


>2年保育にした場合、子供が3年保育からのお友達と仲良く馴染めるかも心配です。

子供は出会ったその場でも一緒に遊ぶことができるものです。
そういうものであるのに、どうして2年保育であるとか3年保育であるとかの差を気にする必要があるでしょう。

あまりに親が先回りして子供のひとつひとつに心配をしすぎてしまうと、返って子供の自立を損なってしまうこともありますので、おおからに見てあげていいと思いますよ。

いおママさん

僕の言うことが絶対の正解ではありません、参考までに読んでください。


大人が曖昧な態度でいるよりも、正しいかどうかは別として明確な価値判断の基準を持っていたほうが子供はその価値観で判断することができるので、自分の態度も決めやすくなります。

僕はこういうときひとつの揺るぎない価値の基準を持っています。

それは「他者に危害を加えない」ということです。


だからもし、上の子が下の子を叩いたら、きっぱりと「叩かない!」といいます。
優しく言ってあげたりはしません。毅然と伝えます。

そのときに優しく関わっていたら、その優しい関わりを求めて、「叩く」ということをするようになるかもしれません。
きっぱりと言ってしまったほうが、子供は今後の行動を学び考えることができるので、結果的には子供のためなのです。


遊具のとりあいというレベルでしたら、子供の気持ちを汲んで伝えるということもします。しかし、「叩く」というラインは許容しません。それを積み重ねていけば、子供は叩かないで対応することを身につけていきます。

それで疎外感を感じたとしても、別のところでフォローしたり、日々の受容の関わりがあるならばなんら問題はないのです。

ですから、そこは大人が毅然と伝えることができます。


ちょうど年齢的にも「じぶんの」という気持ちが強くなる時期でもあります。

遊びに関する過去記事にもありますが、「遊びの保証」を上の子にしてあげていいと思います。

コメントにあるような場合ならば、下の子に別の遊具を提示することで、上の子の遊びは保証してあげていくとよいでしょう。

しかし、叩くことは許容しないという大人の姿勢があれば、子供の姿も安定していけるのではないかと思います。

No title

前回のブログにコメントをさせていただいた者です。
しばらくここを覗く気分にならず、勝手なコメントだけ残していました。

私も1年ほどこのブログを読ませていただいているので(過去ログも)
今回補足してくださっている内容は理解しているつもりです。

私が一番心にひっかかったのは、集団生活にもまれていない、
友達と喧嘩もしたことのない状態を「純粋培養」と表現されていたこと
です。
「純粋培養」ということを言い切れることが、うらやましく眩しく
見えたのです。

No title

言葉の綾で文句つけるのはやめなさいよ
「読んで傷ついたというのは」ブログを読む人ののマナー違反ですよ
言葉の表現くらいでひっかかるならば、あなたのためにも最初から読まない方がいいんじゃないですか

ひめママさんへ。

ある言葉に反応して、羨ましい気持ちになるのは仕方のないことです。ひめママさんのお気持ちわかります。

でも、言葉を使った人に、自分の正直な気持ちを打ち明ける事だけが、誠実な対応ではないと思います。
特にこちらのブログ主さんは「感情を投げつけられるのはつらい。相談の形にして欲しい」と書いてはりました。
http://hoikushipapa.blog112.fc2.com/blog-entry-498.html#comment5494

「預けずに乳児を育てた人が羨ましく、そうできなかった自分が悲しく悔しいが、ここからどう気持ちを切り替えていけばいいと思うか」などと質問されてみてはどうかな、と思いました。

人見知りについて

いつも、おとーちゃんのブログを楽しみに読ませていただいています。
迷ったとき、困ったとき、おとーちゃんの言葉の中にいつも答えがあります。本当に心にスーっと入ってきます。時々は読みながら涙が出ちゃったりして・・・おとーちゃんのブログがなかったら、私の子育てどうなちゃってたんだろう、なんて思ったりして。本当にありがとうございます。
お忙しいところ申し訳無いのですが、もうすぐ三歳になる娘のことで、どうしてもおとーちゃんのご意見をお聞きしたくて、コメントさせていただきました。
気になっているのは、娘の人見知りと、母親である私から離れられない様子です。
普段から人見知りですが、私がいれば顔見知りの相手であれば、挨拶くらいはできます。でも、児童館だったりプレ幼稚園であったりすると、先生に話しかけられれば私の影でモジモジして一言も答えられず、「ちゃんとお話ししなよ」と言うと、目も合わせず蚊の鳴くような声しか出ません。周りの子供達は自由に遊んでいるのに、娘は私から離れず周りの子供達をじっと観察していたり、逃げてきたりして、全く自分の遊びができません。私の姿が見えなくなると半泣きで半ばパニックになります。
家ではままごとやお人形遊びなど、一人でならじっくり遊んでいますし、本当によくしゃべり、こうしたい、という主張がとてもはっきりしています。(こだわりが強いです)
こんな娘に、どう関わっていけばもっと人見知りを軽減できるでしょうか?
お忙しいこととは思いますが、おとーちゃんだったら、どんな関わりかたをされるのか、どうか教えてください。
よろしくお願いいたします。

勝手に過去記事紹介です。

はなゆきさん、こんにちは。

順番におとーちゃんさんからの返答あるとは思いますが、お悩みがお子さんの人見知りとのことでしたので、ブログの過去記事紹介したいと思います。

↓↓↓2010/05/22のブログ記事です。『目に見えることと目に見えないこと』
http://hoikushipapa.blog112.fc2.com/blog-entry-90.html

他にもブログ内の検索フォームに「人見知り」と入れると関連のありそうな記事が何個か出てくると思いますので、読んでみるといいかもです。

はなゆきさん

『目に見えることと目に見えないこと』http://hoikushipapa.blog112.fc2.com/blog-entry-90.html

年齢は違っていますが僕の考えは基本的には上の記事にあるとおりです。

人見知りをしないように働きかけることが悪いというわけではありませんが、「○○できなければならない」「こうあらねばならない」と大人が設定して、その型に子供を当てはめていくということよりも、まずはあるがままのその子の個性を認めてそれを肯定したところから関わっていくことが、個性を尊重するということであり、個性を伸ばすということであると僕は考えています。


人見知りというのは対人恐怖症で外にも出れないというのとは違いますよね。

しかるべき年齢になれば、集団にも入るし、学校にもいけるものです。

なにもせずとも成長とともに人見知りなど勝手に軽減されていきます。
それでも引っ込み思案などの性格が残るかもしれません。それもその子の個性として認めていけばいいことではないかと思うのです。


見方を変えて、人見知りが解消されるようななんらかの働きかけをしたとします。

それでなんの問題もなく大人の望むようにそうなるかもしれません。
そうであるならば、それはそれでいいでしょう。

でも、そのような子供の姿というのは、もともとの性格や、発達段階からくる部分も多く、子供が恣意的にどうこうしようと思って、簡単にどうこうなるものでもないということが多いです。


例えば少食の子供に親はたくさん食べて欲しいと望みます。

子供はできるだけ親の期待に沿おうと思っていますから、それに応えようとします。
でも、食べられる量といった体の大きさからくることなど、自分でコントロールしきれない部分ではどううしようもありません。

するとそこには、親の望みは理解しつつも応えられないという気持ちを持ち続けます。
それは自己肯定感、自信を減らす方向に働くのでその時期に身につけるべきほかのことも自信を持ちきれないで過ごしていくということにもなりかねません。


人見知りに関してもこれと同じで、ほうっておけば勝手に身に付くことに、自己肯定感を下げてしまうというリスクを担保したまま、子供の持つモチベーションをそこにつぎ込むことよりも、子供のいいところを認めたり、得意なところを伸ばしてあげることで作られる自信を高め、間接的にですがその自身から自分のウィークポイントを小さくできるような成長を遂げさせてあげるのがいいのではないかと思います。

関連としてこちらの記事も参考になるかと。↓
コミュニケーション 
http://hoikushipapa.blog112.fc2.com/blog-entry-304.html

うちも人見知りです

はじめまして、初めてコメントします。

「まずはあるがままのその子の個性を認める」という言葉に勇気付けられました。

二歳のうちの娘もと~っても人見知りします。

はなゆきさんの娘さんと同じです。普段はとってもおしゃべりで、楽しく賑やかに過ごしていますが、支援センター等へいくと私にべったりで話しかけられると固まってしまいます。
赤ちゃんの頃から通っている育児サークルでもほとんど言葉を発しません。
親としてはやきもきしてしまいますが、私の子供の頃とそっくりなんです。DNAと思ってのんびり接していこうかなと思うようにしています。

支援センター等では他の子供たちにおもちゃを取られてしまうことが多く、今までは「お友達がかしてほしいんだって~」と娘に言っていました。
最近やっと気づいたのですが、安心して遊べない環境になっている原因のひとつなのかなと思い、他の子に取られそうになったときは「ごめんね、今遊んでるからね」と娘のおもちゃを確保するように心掛けるようにしています。
他のお母さんから見れば大人げないと思われるのかなと少し心配ですが…。

家族にはとびっきりの笑顔を見せてくれるので、今はこれでよしとして、
「かわいいママ~」「かわいい○○ちゃん~」と呼び合いながら毎日楽しく過ごしたいと思います。

ありがとうございます

おとーちゃん、お忙しい中本当にありがとうございます。
子供のあるがままを受け入れる、その事の方がよっぽど大事ですよね。子供のためと思いながらも、こうなってほしいという願いを押し付けて、子供に窮屈な思いをさせてしまっていたんだと改めて気付かされました。
人見知りをどうこうしようとするのではなく、もっともっと娘の良いところを認めて、時が来たときに自分から殻を破れる力を伸ばしてあげたいと思います。そう思ったら、何にも焦ることはないや、と気持ちが楽になり、娘と接する自分の態度も変わりました。
紹介してもらった記事も何度も読ませていただきました。本当にその通りです。
おとーちゃんのアドバイス、大切にします。本当にありがとうございました。

ちゃあさん、コメントありがとうございます。過去記事すぐに読ませていただきました。年齢が違うから当てはまらないとスルーしちゃってましたが、当てはまりまくりでした(^_^;)教えてくださってありがとうございました!

ちょびすけさんの娘さんも同じ感じなんですね。でも、そうやっておおらかにとらえられるってすごいですね。私もおおらかなママで頑張っていきたいと思います。

本当にありがとうございました。

ちょびすけさん

うちのむーちゃんもけっこう人見知りです。

でもあんまり心配していません。

子供はどうしても親と一緒にいれば親に頼ってしまうものです。

でも、自分で自分の属する社会にでたとき、例えば幼稚園や保育園など、そこには自立した自我としての親の前で出せるものとは別の人格で立つことができます。


別に人前になれる訓練をしなくても、親に可愛がられたという自信を自己肯定感をもち、たくさんのその子としてのいいところを認めていけば、いざ自分の世界に立った時の自信がつくられます。

親が手を施せるのはそこであって、子供の一挙手一投足を思い通りに動かせるわけではありません。

支配的な人、過剰に過保護な人はそれをしようとしてしまうので、子供は自信も自立も持てなくなってしまうのを見かけます。


親が与えられるものを与えたら、あとはうまくなくてもいいから自分の力でやってみるのを見守ることで子供はしっかりと成長していけると僕は信じています。


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楽しく無理のない子育てを広めたいと2009年ブログ開設。多くの方の応援があって著作の出版や講演活動をするようになりました。 現在は、子育て講演や保育士セミナーの他、『たまひよ』や『AERA with Baby 』等の子育て雑誌の監修やコラム執筆。『ジョブデポ保育士』の監修や育児相談などをいたしております。

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