2017-07

息子の成長 Vol.6  ―交通安全― - 2013.09.08 Sun

小学校に入るようになると、自分でひとりで歩いて登下校したり、遊びに行ったりというようになるわけですが、それまで送り迎えが当たり前だった状況からの変化はけっこう心配ですよね。








うちの近所は大きな幹線道路が交差するところなので、幹線道路から中に入ったあたりでも、ほとんどの通りがその二本の道をつなぐ「抜け道」と化していて、あまり安全とはいえない環境です。

抜け道になっているところって、本来大きな車や多い交通量を想定されていない道なので、歩行者・自転車はけっこうヒヤッとすること多いですよね。

また、抜け道を意図して使うくらいだから、急いでいる車や、荒っぽい運転のトラックなども多めです。


そんな地域に住んでいますので、子供の保育園時代から安全に道を歩けるような積み重ねというのをずいぶん意識していました。

もともと保育士の癖でたぶん人一倍というか、まぁ軽く三倍くらいは普通の人たちよりずいぶん多い安全確認をしながら僕は道を利用しているとは思います。


なので、ことさら教えることをせずとも、普段の積み重ねの中で安全に歩くすべを子供は学んできたと思います。

それを子供が戸外を自分の足で歩くようになって以来しているので、それなりにはわきまえていることは信頼しています。

でも、子供はやはり注意力が散漫だったり、視野が狭かったり、前の子が行ったからなどと思い込みで行動してしまったり、衝動的に動いてしまったりということはあるものです。



例えば、子連れでも横断歩道を赤信号で渡ってしまう大人もいます。

たしかに、目視して車が来ないことを確認して大人は渡っているでしょうから、そのときは危険はないのかもしれません。

でも、子供は大人の、特に親のしていることは真似するものです。
いくら言葉で「赤信号は渡らない」と教わったとしても、実際の行為のほうが何倍も子供に影響を与えます。

大人は簡単にできる安全確認が子供には、できなかったりうっかりしてしまうということは十分にありえます。

なので、子連れの時はたとえ安全であっても「赤信号では渡らない」という習慣の積み重ねというものが必要になってくるのだと僕は思います。


最近でこそずいぶん慣れましたが、一年生の頃は「ただいまー」と帰ってくると、「無事に帰って来れてよかった」とずいぶんとほっとしたものでした。




こっからは蛇足なのですが―
しかし困ったことに青信号の方が渡りにくい横断歩道というのが近所にあります。

近所というか、その道がまさに小学校への通学路になっています。

どうして青の方が危険かというと、その道は一方通行の細い道なのだけど、その幹線道路から左折してまた別の幹線道路へと斜めにショートカットできる道になっています。

ですので、横断歩道が青信号の時、それに並行している幹線道路も青になりますので、青信号の横断歩道上をたくさんの車が左折で横切ってくるということになります。

横断歩道が赤の時、幹線道路も赤信号で車は止まっていますので、下手すると赤の方が安全に渡れてしまうというわけのわからない信号になっています。その通学路の幹線道路を挟んだ対面側は住宅街で交通量が少ない道なので、直進でくる車がほとんどいないのです。

学校側は、その横断歩道は渡らないで、ちょっと遠回りでも別のところから渡るように指導しているようです。
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● COMMENT ●

小学生に、なると行動範囲も広くなりますからね。
自転車の、乗り方や信号機が青でも確認するようには、言ってます。
やっぱり親として心配ですよね。

またお邪魔しますね。
失礼します。

我が家も…

いつも拝読しています。
我が家も、家の前の生活道路が抜け道になりつつあり、5歳息子と2歳娘の安全に日々気を遣っています。今はまだ私といつも一緒に行動しているので、日々口を酸っぱくして「車を確認すること」「飛び出さないこと」を言い聞かせています。 再来年、息子が小学生になってからのことを考えると、心配で仕方なく、真剣に引っ越しも考えてしまいます(建てて数年の自宅なので難しいですが…)。
飛び出し坊やの設置など、効果があると思われますか?小さな頃からしっかり言い聞かせることで、事故を回避できればいいのですが。
子どもたちの安全教育と同時に、ドライバーのモラルを高める必要性をいつも感じます。

さらパパさん

子供には怪我や事故にだけは合わないで帰ってきてもらいたいですよね。

どうしたって活動範囲は成長とともに広がるのだから、伝えられるときに親がしっかり伝えなければなりませんよね。

まさに我が家も・・・

タイムリーな記事でした。我が家の近くにも幹線道路に並行したバイパスが開通し、それに伴い家の周辺の市道も整備されました。ここまでは良かったのですが、家の前の市道がバイパスへの抜け道になってしまったのです。朝夕は車がすれ違うのがやっとの生活道路を車やトラックがけっこうなスピード出して走り抜けていきます。

我が家の双子はやっと歩き始めたところ。家の庭は半オープン外構で塀は生垣、門扉はありません。好奇心旺盛で最近庭から出ようとすることがあります。「今は行きません」「危ないよ。お庭で遊ぼう」と声をかけると思いとどまっていますが、庭の入口から出る振りをしたり外をのぞいたりと葛藤が見られます。今後自由に歩けるようになり探索行動も広がっていく中で、一人で出て行ってしまうことが心配です。繰り返して伝えれば好奇心よりも母の言葉を聞き入れることができるものなのでしょうか。庭から道路は駐車場を挟んで7~8メートルありますが、二人となるといざという時止められるかどうか・・・。

また、これから本格的に外歩きを始めるに当たり、手つなぎできるかが心配でもあります。いつも二人が同じ方に行きたがるわけではない(むしろ反対方向に行くことの方が多い)ので、行動を制限することも多くなると思います。保育園の先生は一人で複数人見ておられると思いますが、このような時はどういう声掛けや対応をしますか?

主人は外構工事をして塀と門扉をつけ、外を歩くときはハーネスを使うべきだという意見ですが、私はどちらも賛同できません。それよりも言葉や態度で安全危険を伝えたいのですが「二人同時に危険が迫ったとき、一人で二人を守れるのか」と言われると「大丈夫」とも言い切れません。

何かアドバイスなどありましたらお時間ある時で結構ですので頂けると助かります。

ピアットさん

交通事故はちょっとの油断が大きなものにつながったり、こちらが注意していても向こうから巻き込まれたりととても心配です。

その確率を少しでも減らすために、子供が小さいうちから気を抜かないで親子で確認しながら、やはり普段から安全に過ごすことを子供に伝えていくのは大事なことだと思います。

ピアットさん


> 子どもたちの安全教育と同時に、ドライバーのモラルを高める必要性をいつも感じます。


最近、人々に余裕がなくなっているのか、通学路などであっても危険な速度で走っていたりする車など多々見かけます。

もう子供だからと車の方に待ってくれることなどを期待できなくなっています。


>飛び出し坊やの設置など、効果があると思われますか?

こういったものも意識のある人には効果があるのでしょうけれど、そもそも危険な運転をする人はそういう意識もないわけで、過剰には期待できなくなっていると感じます。


こういうことを子供に教えなくてはならないのはとても心苦しいのだけど、相手の車を信用せずに自分で安全を確保することを伝えなくてはならなくなっていると思います。

ツインママさん

>保育園の先生は一人で複数人見ておられると思いますが、このような時はどういう声掛けや対応をしますか?

例えば公園に遊びに行った時など、公園の出入り口などを具体的に示して(その場に立って)「ここからこっちで遊びます。道路にはでません」という話をしてから遊び始めます。

その年齢では危険な遊具などであれば、「それは使いません」といった話もします。

もちろん子供任せにするのではなく、危険な行為をしないように見守ります。




また、安全に関することには真剣に有無を言わさず伝えます。

状況にもよりますが、中途半端に柔らかく言うことは「聞き流してもいいこと」になりかねないので、安全危険のことには毅然と伝えます。

子供ですから一度で理解し行動できるとは限りませんから、必要に応じて繰り返します。


大人の態度が一貫していれば、幼い子供でも伝わります。


飛び出しなどの危険な行為をしたときは、「もう絶対にしない」と子供が自分から思えるほど強く叱ることもあるでしょう。



>主人は外構工事をして塀と門扉をつけ、外を歩くときはハーネスを使うべき

状況や発達具合、子供の個性などによっては物理で囲ってしまう対応が必要なこともなかにはあるでしょう。

しかし、本当にどうしてもそれが必要でない状況ならば、それは諸刃の剣となってしまいます。


物理的に子供の行動を制限していれば、その間はたしかに安全になります。

でも、事故や危険というのは、そういうもので備えていても一瞬で起こるものです。

また、生活の上ではそういったものがない状況というものもあるでしょう。そういうときに子供が自分で安全危険に関する意識がまったく育っていない場合、そこでの危険度はむしろ高いものとなってしまいます。


また、物理的に囲ってしまうことは、子供自身の内的な発達を阻害することになります。
そこで言う内的発達とは、自分で考えたり、判断したり、ルールを守ったり、大人の視線を意識したりなどなどです。
また、直接安全危険に関わることだけでなく、それらから派生する行動面精神面の発達を阻害する可能性もあります。

これらは長期的に見た場合より子供の安全性を高めることにつながると考えられます。


小さいうちの多動的な行動による危険度は、年齢が上がってきたあとのそれよりも小さいからです。

しかし、子供の行動が物理で抑えきれなくなった段階で、子供の意識の中に安全危険が育っていなければ返ってその危険度は大きいということになってしまいます。


それらを天秤にかけてそれでも物理的な安全確保が必要な状況であると判断されるのであれば、そうしてもよいかと思います。


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