2017-10

「遊び」の「できる」は求めない - 2013.04.20 Sat

本来なら「遊べない子に遊ぶ力をつける」の続きを書くところですが、書いているあいだに遊びに関しての「心配」や相談のコメントがいくつか寄せられていますので、続きをかく前にいくつか知っておいて欲しいことを今回は書いていきます。


今回の記事では「遊べない」などで検索してたどり着く方も多いようで、もともとそういった悩みや心配を抱えている方も読まれているのだと思います。

しかし、そのなかのいくつかには、「それはまだ心配することではないですよ」というのもあるようです。






まず、第一に「遊べない」からといって、それはただちに心配するようなことではないのもたくさんあります。

「ひとり遊び」「じっくりと遊べる」とは言っても、年齢や性格によっては、もともとの個性からその通りにはいかない子もたくさんいます。

例えば、1~2歳くらいまでの子供ならば、遊べる子は長く遊べる子もいるにはいますが、ひとつの遊びの持続時間は必ずしも長いものではないこともたくさんあります。

1歳前後の「探索行動」をもっぱらする時期には、遊具を手にとってはすぐポイと手放し、次のものをとってはまた別のものといったこともよくします。

落ち着きがないようにも見えますが、これはこれでいいのです。

そういう探索の遊びでもあり、発達段階としてまだ「遊び」としてはっきりと形の定まったことをしなくても全然おかしくないのです。


中には遊具にはちっとも興味を示さず、大人が使っているものや飾ってあるもの、触って欲しくないようなものにばかり手にとって遊ぼうとする子などもいます。

それも、それでいいのです。
それを「ちっとも玩具で遊べない子」などとネガティブに捉えたりする必要などありません。

触って困るものや、与えるべきでないもので子供に遊ばせる必要はありませんが、そこはいろんなものに興味のある段階なんだなとおおらかに見てあげればいいと思います。


また、子供によって遊びの興味というのも全く違います。

机上遊びなどちっとも見向きもせず、やらせても散らかしたりするばかりすこしも長続きしない。遊びといえば、走り回ったり、外遊びばかり好む。
そんな子もいます。

反対に、体を動かす遊びは好まず、人と関わる遊びも好まない。
自分でするのはパズルのような地味な遊びばかり。
そういう子もいます。

前者の親ならば、人によっては「うちの子は落ち着きがない。困ったものだ。じっくり遊べるようにしなければ」と悩む人もいるし、

後者の親ならば、「元気さ、子供らしさがない。もっと運動もして欲しいし、友達とも遊んで欲しい」そのように考えたりもします。


しかし、それはそれでいいのです。
子供のあるがままの姿を否定することからスタートして、子供に足りないものをなんとかして持たせようと考えなくてもいいのです。

特に、まだ海のものとも山のものとも形の定まっていない、年齢の小さい時期には足りないもの、出来ないことを無理やり持たせる必要はありません。

『全面肯定』のところで述べたように、まずは良い悪いはおいておいて目の前にある子供の姿を、「今はこういう姿なんだ」とあるがままに認めるところから出発するのがいいです。


「うちの子は○○ができない。心配だ、困った」という親の意識は、小さな子供の心には敏感に感じ取られます。
そしてそれは、むしろ大人の思い通りにならない方向に作用することのほうが多いです。


たいていの場合は、好みが極端かなという子でも、おおらかに見ていってあげていると、成長や経験とともにそれまでさして積極的でなかったことも、少なくとも及第点くらいには到達するものです。

例えば集団生活に入ったりすれば、友達や周りの子が当たり前にしているのを見て、自分もそれなりにしていきます。
そういった成長のためにも幼稚園・保育園というものがあるのです。

むしろ、ある時期が来ればそれまで好まなかったことに、強い興味を持つようになることだってあります。


なので、「○○ができない」と否定的な部分を見るのでなく、興味を示していることに「あなたはそういうのが好きなんだね」と肯定的に見ていってあげたほうが、子供はなにものに邪魔されることもなくすくすくと育てます。


子供の乳幼児期に「この子は○○ができないわね」と興味のないことをするように要求されるのと、「あなたは○○が得意なのね」とおおらかに見守ってもらえるのとどちらがいいでしょう。

もし、それが過剰な心配や「それができないのはダメなのだ」という否定的な見方をされているのでしたら、肯定的に見てもらってきた時との育ちの差の蓄積はずいぶんと大きなものとなってしまいます。

「遊び」なんですから、子供が楽しめなければ何の意味もありませんよね。



いま書いている一連の記事の題名は「遊べない子に遊ぶ力をつける」です。

「遊べない子を遊べるようにする
ではないのです。


「遊ぶ力」も子供の育ちの様々なものと同じく、ちょっとずつ貯めていくものです。

縦のものを横にするように、「できない」ことをにわかに「できる」ようにするというわけにはいきません。


僕の書いたものにも、ほかの育児の様々な情報にも「平均的な子供の成長」や「こうなってほしい子供の姿」ときには、「あるべき子供の姿」などと強く書かれているものなどもあるでしょう。

それらは、なにも「遊び」に限りませんね。
子育ての全てのことについてそのような情報というのはあるでしょう。

でも、それらと引き比べて自分の子を「○○の出来ない子」と捉える必要はありません。

そういったものは、長い子育ての期間での「努力目標」ですらなくて、数ある選択肢のなかの「ひとつの方向性」に過ぎないのです。


なので、今回の「遊べる力」というのも、ひとつの方向性です。

今現在それができないからといって、なにも心配する事ではありません。

そういう方向へ向いて歩いていこうと思っていればいいのです。
その過程でほかの方向の道が見えてきたら、そっちへ進むのもいいでしょう。

方向があると言っても、人によってそこへたどり着く道もまたそれぞれです。



『遊べない子に遊ぶ力をつける』の記事は、保育の中で行っている方法の一部です。
保育士向けといってしまってもいいでしょう。

なので、家庭ではできないこと、同じようにはならないことも含まれています。

家庭で同じことをしてもうまくいかず、保育園という外の世界で保育士という、近しいけれども一種の他人だから子供も素直に聞いて従えるということもあります。

なので、具体的な話はこれからですが、ここに書く事をそのとおりにやろうとする必要もないでしょう。
そういう方向で遊びをみていけばいいのだ、くらいに頭の隅においておけばそれでいいと思います。
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● COMMENT ●

No title

おとーちゃん様
遊ぶ力をつけるということで物事を肯定的におおらかに子供にかかわると
いう原則とともに勉強になりました。

比べない、思い通りにしようとしないもあると思うのですが、望ましい育児
をしたいという気持ちがあります。これからどのように成長に影響していくかと思うと・・。

どんな場面も蓄積されていくと思うのです。

だから、用事ができないのでテレビを見せてしまうことも、強く叱りつけることもとても嫌で。。そもそも用事中に邪魔されないようにするにはどのように
持っていくことがあり得ますか?
いいなり、わがままはどう改善するのでしょう?
また、本件とずれていると思うのですが、うちの子は人のものをとる向きが
ありまして、親には小言をつぶやかれたり、顔を寄せて説教されたり、先日は肩を何度も叩かれて「順番守ろうよ」と言われていました。子供には
睨まれたり、突き飛ばされたり、こつかれる、押される・・。悪い子には何を仕返ししても良いというような格好に見えます。
私は親に直接謝ると正直なんなの的な雰囲気で返されることが多く、こどもにごめんねとあやまることが多くなっていますが、それはうちの子からして悲しいことなんじゃないかと思いながらやってしまっています。特に許してくれなさそうな雰囲気のときは手を掴んで止めます。これをするように
なって癇癪が始まった気がするのです。

逆の場合だと急に押し倒される、腕をつかまれる、ものをとられるなどありますが、黙ってる親や、大丈夫?と聞いてきて終わりママ友に話を振っておしまいとか、相手の子に謝るひとなんて滅多に見ません。
私に謝っておしまいも違う気がするのですが・・。どうなんでしょうか?

私だって、自分のこどもの気の済むようにさせてあげたいと思っています。
私が性格上、遊び場でぽツンとしがちなので、子供がさびしくて仲間に入るために自分の地位をあげようとしてやっているような気がするのです。
それに探索活動の延長、小さい子への自分はできるの感情、お気に入り
のおもちゃだから、隙をみて持って行ったからずるいと思って、遊び方を
真似されたから、どうしてもやりたくなったから、何をして遊んで良いかわからないから(あまりいい雰囲気におかれていない)理不尽な目にあって
いらいら(よく分からないのに怒られた)遊ぼうとしたのに反応がなかった
等々・・。
それらの矛先を断ってしまうのがこの私なのですから内心何をしてるん
だろうと思います。ただ、ママさんに嫌な人と思われないようにしている
だけなのですから。
でもいつも思うのはその場で受け入れられているひとには遊び場の保育士も寛容で子供にも優しく、ママ友ならなおさら、初めて会う人にもママを
みて対応を変えていますよね。毎日それがくやしくてしょうがないのです。
保育士さんは分かりやすいですよね。うちの子が後を追いかけても、ここは入らないでね、気づいていても無視、目線を沈黙で送ってくる(この場の
管理者は私という威圧は送っていい人にだけ送る)こどもが視線に気づいて振り向いて何という顔をしても声掛けなし。とられた子供をかばって和気あいあい(激しかったわ~フォローしないと~)滑り台もうちの子だけを早く滑れと押す。。

人に興味があって遊びのなかに突っ込んでいき、公園では帰るひとみんなにバイバイする・・うちの子はどういうタイプの子なのでしょうか?私はものをとったときどのように対応すればよいですか?

こちらのサイト記事は胸に落ちる内容が多いので甘えて相談ごとを載せて
しまい申し訳ありません。
コメントいただければ幸いです。

No title

おとーちゃん様
はじめまして。
4ヶ月児持ちの母です。
まだ先ですが積み木を買ってあげたいと思って検索してこのブログを見つけました。
いつも参考にさせていただいてます。
おとーちゃんの暖かいお人柄、読みやすい文章が大好きです。

luckycharm様
横ですがすみません。
他人のものと自分のものの区別が付く年齢って個人差がありますが3歳くらいみたいです、だからluckycharm様のお坊ちゃん、全然「悪い子」じゃないですよ~。ただ好奇心旺盛で活発なだけだと思います。
だから、お母様が代わりに謝る、で対応間違ってないと思います!
でも、ママ友じゃない相手だと、お互い様で済まず、気にするのわかります。
お近くに住んでいてもっと月齢が近かったら公園ご一緒したかったのですが・・・。(私の子はまだ遊べる月齢ではないので)

No title

さらに横ですみません。
luckycharm様へあっちょさんの補足。
お子さんはまだ1才9ヶ月とのこと、興味のむくまま行動したからと言って悪い子じゃないですよ。大丈夫です。

気になったのは、気の済むようにさせてあげたい。お母さんがよその子に謝るのを悲しいと思ってるんじゃないか、と書かれていること。

気の済むように遊ぶことが結果よその子に迷惑をかけたのなら、ママが謝っていいと思います。それも間違ってないし自信を持ってほしいです。お母さんが一貫したルールをもって対応することで、見真似して覚えていきます。話が通じなくて当然ですが空気は読んでいます。その時は自分の欲求が優先するので癇癪も起こします。ですが、次第にママの気持ちや態度をくむようになります。

おもちゃを取ってしまったときは「ごめんね!かして〜。って言うんだよ」と教えます。お友達が大きい子なら、いいよと言ってくれるかも。貸してくれなかったら「今使ってるって」と子どもに言ってあげます。小さなお友達ならママがどうぞとお返事をするかもしれません。あるいは今遊んでるからちょっと待ってね、と言われるかもしれません。

アホみたいにこれをやってるうちに「かして〜」と言うようになりますよ。ついでにいいよ〜と、今使ってるよ〜も覚えていきます。だって遊び始めたばかりのは貸せませんよね。

確かに割と理解の早い子、おっとりした子、活発な子と差はありますが、お母さんがこうしたルールを態度で教えている子とそうでないのとでは3才あたりからすごく違いが出てきます。
うちの息子は4才になったばかりですが、ずっとこれをやってきました。なんとかお友達と楽しく遊べるようになりましたが、3才の時には悪いと分かっていても絶対に謝らないこともありました。こちらも諦めず謝るまで私と一対一でニラっめこしました。その間はもちろん遊べません。お友達の輪も出ます。

小さいから言っても通じないし、やりたいようにさせてあげたい。では2才すぎて3才になり、そろそろお話してルールを分からせたいといった時期にとても苦労します。

親はどうせ自分には分からないと思っている。というのが分かってしまうからです。お友達のおもちゃを取っても、相手のママが許してくれそうなら割と簡単に手に入る。ママが謝ってくれてるから自分は好きなだけ遊べる。となります。相手のママが怖い時には、とりあえず手を引っ込めてママ達が見てない隙に取ってしまえばいい。となります。

お友達と遊ぶということは思い通りにならないこともあること、ルールを守れば気持ちよく遊べることは、お母さんを通して知っていきます。広場に行っているのならすでにそのルールを勉強し始めています。わけ分からなそうに見えて、ちゃんとお母さんの対処の仕方を見ています。

ものをとったらすぐに一旦返す。上記のやりとりをして貸してもらえたら遊ぶ。順番に並んでいるのに前へ飛び込んでいったら、すぐにつかまえる。本人の順番の場所で捕まえておく。自分で出来ない間はこれくらいします。よその人に説教される前にやらせます。特に一人目なら目も行き届くとおもうので、あー取りそうだなとか割り込むなとか気づいたらサッと先回りします。

これで癇癪おこしたら、おさまるまで子どもの輪から距離をおきます。癇癪をおこすから気の済むようにさせるでは、体が大きくなるほどに手に負えない迷惑なお子さんになってしまいます。

やってるうちに周りの人が、あそこのママはちゃんとルールを守らせる努力をしている。と思ってくれれば態度も違ってくると思います。

たまに小さい子にゆずってあげてとか、うちの方が小さいからゆずってもらって当然な態度の場合もありますが、それは子ども達本人の気持ちとは関係ないことです。小さいから手伝ってあげるとか思いやりの話とはまた違うと思うのです。

よその子のママは黙っていたり謝らない、というのは面白くないですが華麗にスルーして下さい。人は人です。ご自身がブレないように。

ただ、上記のように悪かったら謝る。公平に貸し借りをする。というママの態度が一貫していれば、また遊ぼうねという会話も出てきます。

どうしても取った側、活発な子の方が謝ることが増えると思いますし、そこには書かれているような色んな気持ちがあるでしょうが、ルールはルールです。色々と今からです。頑張って下さい。

追記。上記のような遊びの中で一人で遊ぶことの自由さと寂しさも、仲間で遊ぶことの楽しさと窮屈さも知っていきます。ちょうど自分がこの件の一山をこえた感じでしたので気になって、長文で纏まりもなく失礼しました。
嫌な人だと思われないように謝る、断るというのは一旦やめたらいかがでしょう。ものを急に取られたら、誰だってびっくりするしいやですよね。順番抜かしも嫌な気分ですよね。我が子と向き合って社会のルールを守らせることからやっていれば、ちゃんとしたお友達ができます。
そこの保育士さんやママさんがとくに身内意識が強くて感じ悪いのであれば、特に行かなくてもいいと思います。相性というのもあります。

No title

長文だったのに再登場ですいません。
luckycharmさんへ

ご自分が注意しないと保育士さんとかが言い聞かせているということですが、それはやはり目に余るので言われているんじゃないでしょうか。頭を自らぶつけたりなどスゴイ癇癪のようですが、そこはひるまずママご自身が注意なさって下さい。
疎外感を感じている場合ではないかも。なにやってんの〜!!と、その広場にいる誰よりも奮闘して下さい。何も言われなくなるし、大変だね〜と思ってくれます。

一番心配なのは過去知り合いのお子さんにいましたが、ママに注意されない事で他人に注意される(ことが多い)。それについてママが、あの人に怒られるからやめておきなさいと言う。のでは、子どもが混乱してくるのです。いけないことを本当にいけないと思えないのです。3~4歳で、大人の前では嘘をつき、子どもどうしの時には好き放題やるという行動が出てきます。
癇癪だろうがなんだろうが、いけないことはいけないと母親が忽然とした態度でないと、3才には混乱してくると思います。
ママご自分が他人に注意されることに納得がいかない、疎外感を持つと、お子さんも同じく思うようになることが予想されます。

まだまだと思っていたらすぐですよ。あっという間に2才すぎて言葉が出てきて、ますます力も知恵もついてきます。

それと同じ遊びをずっとで飽きるそうですが、子どもってそんなもんですよ〜。うちの子はせっかく公園に行っても絶対に滑り台やりません。相変わらずミニカーです。ミニカー、電車、新幹線。で4才になっても相変わらずです。毎日朝から晩まで「ブゥ~ン」とやってます。うんざりしますが楽しんでいるようなので放っておきます。

頑張って!

あっちょさん

そのように言っていただけてうれしいです。
ありがとうございます。

4ヶ月のお子さんきっとかわいいでしょうね。

うちはむーちゃんもだいぶ幼児らしくなってきてしまって、赤ちゃんの世話するのに飢えています。(笑)
外出先で赤ちゃんがいたりすると夫婦で「かわいい、かわいい」ばかり言っていますよ。

休みの日の過ごし方について

おとーちゃんさん、こんにちは。
いつもブログを参考にさせてもらっています。

おとーちゃんさん一家の休日の過ごし方をお聞きしたいのですが、うちはもうすぐ4歳になる保育園児の男の子がいます。
休日は午前中は近所の河川敷や芝生広場でボール遊びやお昼ごはんを食べて、午後は遊具のある公園に行く、というパターンが多いです。

車を持っていないのもありますが、旅行にも行ってないし遠出をほとんどしていないなぁという感じです。
もっと小さいうちは、近所のお出かけで十分かなと思っていましたが、そろそろいろいろな所に連れて行ってもいいのでは、と思いはじめました。

おとーちゃんさん一家は、どんなところにお出かけされてますか?

おにぎりさん

うちの子たちは刺激で育てていないということもあって、別になにか派手なところにでかけずとも、全然満足してしまうという感じです。

なので、それこそ近くの公園なども多かったです。

最近でこそ、上の子が小学校にあがったということもあって、映画に行ったりこのまえはレゴランドに行ってきました。

あとは魚好きなので、水族館は大好きでしばしばいきます。

どんなところでも行けばいったでそれなりに楽しんできますが、基本は「おうちが大好き」という子達です。

No title

ありがとうございました。
うちの子も近所の公園でも楽しそうなんですが、都会に住んでいるので、休みの日には山や海に連れて行った方がいいのかな…等と考えたりしていたんです。車を持っていないので、親も無理しない程度に、水族館あたりから出掛けてみようかと思います。

No title

こんにちは。一度投稿したのですが上手く反映されず、再度書き込ませて頂きます。重複してしまったらすみません。
いつもブログを参考にさせて頂いています。とても共感できる数少ない情報源なので、これからも更新を楽しみにしています。

うちの子は2歳になったばかりの外遊び、体を動かすことが大好きな活発な女の子です。比較的素直で、外出先で駄々をこねるようなことはありません。話せば理解してくれるのでとても助かります。

そんな可愛い娘なのですが、外では私が関わらなくてもイキイキと好き勝手遊びますが家での遊びがあまり得意ではありません。私と一緒に遊んでもらいたがり、ちょっと遊んでは呼ばれることの繰り返しです。なるべく相手もしますし、1人で遊んでいるときも視線は向けていて目が合うようにしたり、見てーと言われた時にすぐに反応出来るように心がけていますが、これが過剰なのでしょうか?
そんな様子なので娘も家より外に出たがるので、毎日公園や室内遊具、ドライブなどしています。
室内遊具場にも知育玩具などたくさんありますが、それよりもアスレチックのようなものでずっと遊んでいます。

気になることはうちはおもちゃが少ないです。。あるものは、レゴデュプロと白木の積み木と少しのおままごとセット、お絵描き道具くらいです。一歳時からラインナップは変わらず、先日ジャングルジムが増えたくらいです。レゴや積み木は集中して遊ぶこともありますが、あまり器用でないので出来ないと怒ってしまい、終わりです^^;
お友達のお家にはおもちゃ部屋のような部屋があり、そこへ行くと他の子そっちのけで黙々と遊ぶので、やはり物が少なすぎるのかなと考えてしまいます。
長々と書いてしまいましたが質問は、
①体を動かすことが大好きで机上遊びが不得意なことも個性と考え、このまま特におもちゃを増やしたりせず今まで通り過ごしても良いか。
②何かおもちゃを買い足すとしたら、今はあまり遊ぶのが見込めない机上遊びや構成遊びのものを選ぶより、おままごとやぬいぐるみの世話が好きなので抱っこ紐やミニキッチンなど興味のあるものを選んだ方が良いのかどちらが良いでしょうか。
③今後どのようなアプローチをしたら、少しでもバランス良く遊ぶことが出来るようになりますか?

ちなみにテレビの視聴は朝晩の忙しいときに1日合計2時間程で、ほとんど流し見ですが多すぎるのでしょうか?家で大人しいのはテレビを見ている時だけです^^;
いつかキュボロなどで黙々と遊ぶ姿が見てみたいです(^^)

長々と申し訳ございません。お時間ある時で結構ですので、ご回答頂けたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。





あかむしさん

>①体を動かすことが大好きで机上遊びが不得意なことも個性と考え、このまま特におもちゃを増やしたりせず今まで通り過ごしても良いか。

いますぐ遊ばずともさきざき興味を持つということだってありますから、そういう個性と考える=おもちゃを増やさなくていいと考える必要もないかとは思いますよ。
②の相談内容によってこの①の相談自体はクリアされているような気もしますが(笑)

②③に関しては、この記事にあるとおりですね。

遊びというのは楽しくてなんぼなのですから、苦手を克服させようという方向性で考える必要はないでしょう。そういうのは成長がカバーするか個性が担保してくれることですね。

③はこの記事にあるように、そういった見方自体がその子供の自然な成長の視点をゆがめて、子育ての迷走にはまり込ませてしまう可能性のあることです。

記事本文に

>子供のあるがままの姿を否定することからスタートして、子供に足りないものをなんとかして持たせようと考えなくてもいいのです。
特に、まだ海のものとも山のものとも形の定まっていない、年齢の小さい時期には足りないもの、出来ないことを無理やり持たせる必要はありません。
『全面肯定』のところで述べたように、まずは良い悪いはおいておいて目の前にある子供の姿を、「今はこういう姿なんだ」とあるがままに認めるところから出発するのがいいです。


こうあります。

僕は最初このコメントを読んでこの記事を紹介しようと思っていました。
しかし確認してみると、この記事に寄せられた相談だったのでちょっと驚きました。

この記事本文を読んでいてすらこの相談が出てくるということは、子供のあるがままの姿を見ることよりも、「不安と心配」を先立たせてそこを気にして悩んでいるということです。

そういう風に子育てをとらえていってしまうと、ずっと悩みばかりが見えていく子育てになってしまいかねません。

子育てはなにか失敗しても後戻りして取り戻すことができますから、おおらかにかまえるほうがいいですよ。


身体を使うことばかりとのことですが、ままごとや人形遊びもできているのですから、十分バランスのとれた遊びをしているではありませんか。

子供を「まだ足りない、まだ足りない」という見方をしていくと子供は満たされなさを感じていってしまいます。


あかむしさんがお子さんのことを十分に気にかけて一生懸命に子育てしているのはわかります。
それは親として自然なことだし、立派なことだと思います。

でも、心配ばかりを先に立たせていく子育ては子育てをすんなりといかせないことが返って多くなることがあります。

あかむしさんのお子さんよりもちっともできない子であっても、「うちの子すっげーじゃん」と何も考えずに思っているだけの人の方が子育てがすんなりといってしまうことすらあります。


まだたったの2歳なのですから、なにものかにする必要というのはないでしょう。
だったらこれこれがこの先できるようにと、そうなるかどうかなんの保証もないことを必死にするよりも、いまのあるがままの姿を十分に楽しむことがずっといい結果につながると僕は思いますよ。


テレビに関しては「見るなら見る、見ないなら見ない」とメリハリをつけてしまった方があとあといいと思いますよ。家事のためにそれが必要というのであれば無理をすることもないですけど。

No title

おとーちゃん様

お忙しい中返信ありがとうございます!

確かに‥おとーちゃんさんの言うとおり、先回りして心配しすぎていた気がします。只今妊娠中ということもあり、この暑さの中毎日外に駆り出されて疲れてしまって、なんとかお家で遊んでくれないものかと自分勝手な考えで焦ってしまったように思います。おとーちゃんさんに指摘して頂いてすーっと腑に落ちました。
良いところを見ようと思えばたくさん出てくるのに、足りないところばかり気にしては子供がかわいそうですね。

いまはこれがこの子の姿なんだとありのままに受け止めて、楽しく育児出来るようがんばって行きたいと思います!

書籍化とても楽しみにしています(^_^)


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楽しく無理のない子育てを広めたいと2009年ブログ開設。多くの方の応援があって著作の出版や講演活動をするようになりました。 現在は、子育て講演や保育士セミナーの他、『たまひよ』や『AERA with Baby 』等の子育て雑誌の監修やコラム執筆。『ジョブデポ保育士』の監修や育児相談などをいたしております。

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