2017-06

おもちゃでいっぱいの部屋  その6 ―テレビゲームとの関わり方 Vol.1― - 2013.03.25 Mon

ちょっとしたきっかけでたまたま書いたこの「おもちゃでいっぱいの部屋」ですが、いろいろ考えているうちにおもちゃ論のようになってしまいました。

そして今回はテレビゲームについてです。







いろいろ調べてみると、文科省の青少年育成のページにも、日本小児科学会のHPにもテレビゲームの子供に与える問題性ということが出ています。

ほかにもいろいろなところで、こういったデータなどを背景としたテレビゲームを子供に与えることの是非についてかかれたところはありますが、

どれほどテレビゲームに好意的なところでも「テレビゲームを子供に与えることはなんの問題もないのでどんどん与えていいですよ」ということは書かれておらず、テレビゲームに批判的なところはもうきっぱりと「害にしかならないから与えるべきでない」と書いてあるし、好意的なところでも「ルールなどを決めて、慎重に与えましょう」というようなことが言われています。


このところそういったテレビやテレビゲームについての科学的・データ的に検証してあるものをいろいろと調べてはいたのだけど、よくよく考えたら僕のブログを読んでいる人達や、世間の多くの人はもはやこういう情報はさして必要としているわけではないということに気がつきました。



テレビゲームを子供に与えていいものかどうかと悩んでいる人達は、そういった子供に与える影響の数々をおおむね理解していたり、予測がついているのだよね。


実際、周りで子供にテレビゲームを与えてしまっている親たちの話を聞いていても、「与えたくはなかったのだけど」とか「あげるべきではない」という気持ちや意見を持っている人がほとんどです。

しかし、それでもこのテレビゲームが当たり前になってしまっている状況で、「どう扱ったらよいかわからない」、「どのように対応したらいいかわからない」そういった気持ち、悩みが親たちを困惑させているわけで。

だからこそ、「そこになんらかの答えが欲しい」そういう思いでいるのでしょう。


つまり問題は「テレビゲームにどんな害があるのか」うんぬんではなくて、「このテレビゲームが蔓延している社会でどのようにそれ付き合っていくか、どのように子供に対応させればいいのか」というところにもはや来ているのでしょう。

とはいえ、僕にもなんらかのそれの「答え」を持っているわけではないです。



遊びに関しての僕自身の考えは一貫していて、これまでに何度も過去記事で書いたように、「刺激に左右されず遊べる子供に育てることで、自分で遊びを展開させる力を持たせる」ことが幼少期からの子育てのひとつのテーマだと思っていますので、その延長線上で考えれば、テレビゲームは必要ないわけです。

ですので、「自分の子供にも与える必要はない」とうちの家庭の方針としての答えは出ています。


しかし、世の中の人たちがテレビゲームと子供を前にした時の悩みというのがわからないわけでもないので、それについて感じたことを書いていこうかと思います。

ですがそれはさっきも述べたように、どんな場合も当てはまるような「答え」でも、そうすべきという信条でもありませんし、単なる僕の意見にすぎないのでその個々の状況とかは考慮に入れない極端なこともいうかもしれません。
これを読む方が、テレビゲームについて考えるときの参考意見程度にみていただければと思います。
まあそうは言っても、そんな参考になるようなすごい意見でもありませんよ。

それについては、長くなってしまいますので続きは次回。
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● COMMENT ●

No title

我が家はテレビがありません。主人も私もテレビをほとんど見ないので、結婚したときに処分しました。というわけで、テレビがないのは、子育て目的ではありませんが、結果として子育てにいい影響があったと思っています。

また、家にない分、外で寛容になれるのもいいところだと思います。

子供たちは、週末に行く私の実家で録画しておいた番組(動物好きなのでダーウィンが行くとか)を見るなどしていますし、父が見ているスポーツ中継なども一生懸命見ます。

小学生の息子は、友達には家にテレビがないことを驚かれるといいますが、テレビほしい?と聞くと、家には別にいらない、買わなくていいよ、といいます。

小学校に入ってから、週末だけですが、ゲーム好きな私の母と寝る前30分と下の子が昼寝中の30分だけ、ゲームもさせています。太鼓の達人や母のドラクエの手伝いが、楽しくてしょうがないみたいです。

友達の家に遊びに行った時も、時々今日はWIIしたよ、と嬉しそうに話してくれます。

でも、家では本をよく読み、外遊びも大好きですし、いろいろな遊びを楽しんでいます。

テレビやゲームも楽しいので時々やらせてあげるのもいいもんだと思いますが、実感として、日常にテレビやゲームがないことで、子供は確実に創造的になると感じます。

逆に、子供の創造するパワーを信頼できれば、たまのゲームやテレビの害は心配いらない、というのが私の結論です。

楽しみにしています

いつも記事を楽しみにしています。
待っていました テレビゲーム。
うちは、来月誕生日なので、DSを買う約束をしています。
あと2週間後です。
うちの息子以外はみな持っている状況の中で、「買って買って」
とせがまれるのを のらりくらりとかわし、
ついにタイムアップという感じです。

時間を決めて、というのを守らなかったときのバトルが
これからちょっと怖いです。そろそろ反抗期なので。
「なぜ一日40分だけなの?」と言われたときにどうするか。
親がテレビゲームの楽しさを知らないのも原因なんでしょうね。

記事を楽しみにしています。

あかねさん

そうですね、きちんと創造して遊べる力がついていれば、たまに外でするくらいはさして影響もないでしょうし、適度に満足して過ごしていけるのでしょうね。


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