2017-10

寄り添ったあり方 - 2013.02.27 Wed

むーちゃんと外から帰ってきて、手洗いとうがいをしているとき。






たまたま、僕がうがいをしてゴホゴホとむせていたら、むーちゃんもそういう風にするものだと思ってかゴホゴホ。

こういうのって、真似には違いないのだけど、ただ真似しているのともちょっと違うのだよね。

子供は大人のしていることを、「そういうものなのだ」と純真にそのまま受け止めてそれに倣う。

こういう状態って、子供が大人を信頼してくれて寄り添っているなと感じます。


食事をしているときなども、「おとーちゃんはこぼさないで食べてほしいと思っているんだな」「たくさん食べるとよろこんでくれるな」という、信頼の結果の寄り添った気持ちがあればことさら、ああだこうだと言わなくても大人の気持ちに応えようとしてくれる。

それは、「怒られるからしないようにしよう」とか「機嫌がわるくならないように、期待に応えなければ」というように、「顔色をうかがって行動する」のとは似ているけどまったく別物。




子供と大人の関係がこの「寄り添ったあり方」にあると、子供と過ごすことで大変なことなどほとんどなくなるように思います。

年齢が上がってくれば、当然自分のしたいこと、やりたいことも強くなってくるし、ときには反発したくなる気持ちもでてはくるけど、それでもこの寄り添ったあり方になっていれば親の思いの大きな枠からは逸脱することはないでしょう。



この寄り添った気持ち・あり方は、日々の信頼関係の結果生まれるものです。

実の親子といえども、関わり方によっては簡単になくなってしまいます。
なにがその信頼関係を作っていくかは、これまでにいろいろ書いてきましたのでここでは省略。


この寄り添ったあり方を継続して持てていれば、ことさらなにかを教え込もうとしなくても子供はいろいろ吸収していくし、とりたててすごいことをしなくてもすくすくと伸びやかに成長していけるでしょう。
なにより、ほんとに子供が可愛く、子育てが楽でたのしくなると僕は思いますよ。




前々回の『おもちゃでいっぱいの部屋』の記事にはたくさんの反響があって、コメントも多数寄せられました。
ちょっとひとつひとつに返信しきれないので、申し訳ありませんが次回続きの記事を書くことで返信に代えさせていただきたいと思います。
書き上がるまで少々お待ちください。
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● COMMENT ●

はじめまして。

おとーちゃんさん、はじめまして。
いつも楽しみに読んでいます^^

お忙しいのに恐縮ですが、質問があります。
2歳半の息子がいて、8カ月から保育園に通っているのですが。。
2歳前頃から、お迎えにいっても、私のところに来ないんです。
父親がお迎えにいくと、走ってくるそうなんですが^^;
朝送りにいくときは、逆に、離れ難い感じです。
色々声をかけても来ないので、傍で待ってたりして息子自ら来るのを待ってみたりしています。
ですが、先生が「早く帰らないとママ帰っちゃうよー」と言ったりするので、こちらも早く帰らなきゃという気持ちになってしまい無理矢理連れて帰るときもあります。
絵本を借りる日が週一回あって、その日に限っては飛んで来てくれます^^;
何か楽しいこと?がないと、「帰ろう」っていう気持ちに切り替えられない状態なのでしょうか??
単なる保育園が大好きなだけならいいのですが、家のでコミュニケーションが足りないのでしょうか。。

No title

こんにちは、
うちの子もそういう事あります。
そして、多分それとは別だと思いますが、話している事をそのまま真似される事が最近あります。
まあすぐ終わる事も多いのでさほど気にしていない?のですが、
時間がない時にこれをされると、「そんな事はいいから、
歯磨きしなさい!」とか怒ってしまう事もありました。
こういう真似する時期ってあるんですかね。
それとも何か満たされてないサインですかね。
普通に会話してる時とか、朝ごはんの時、だらだら遊びながら食べてるので「はやくたべて」とか、状況は色々です。
ふざけてるようにも見えます。

幼稚園から帰って、バスから降りるなり「ママ、会いたかったよー。」と言って抱きついてくる娘です。



真似っこ

はじめまして。
1才5ヶ月の子供がいます。
おとーちゃんさんのブログを見つけてから、
楽しむ育児を心掛けています。  

今、妊娠後期でイライラすることが多く、
子供が私の怒ってる様子などを真似するのを不快に思っていました。
今回のブログを見て、子供が寄り添ってくれてる?かもと思えるようになりました。
変な動作ばかり真似されてる気がします(笑)






ももじさん

正確なところはわかりませんが、おそらくは「受け止めて欲しい」という気持ちの表れからきている行動だと思います。

確かこれについて「保育園」かどこかのカテゴリに詳しく書いたような覚えがあります。


一種のツンデレのような行動です。


母親を求めているがゆえに、余計にそっけない態度をとってしまいます。


対応としては、

・頑張った気持ちを受け止める、認める
・そのためには「困った」「うんざりした」姿勢を大人が示してしまうのでなく、「自分もお仕事頑張ってきたよ」「会いたかったよ」「急いで迎えにきたよ」ということを伝えていく

注意点

・ネガティブに乗らない

子供がそのような大人を困らせる態度で、よりよい大人からの関わりを引き出そうとする行動(=ネガティブ行動) というものの子供の心情は理解できても、だからといってその子供の出し方に大人がのってしまう、振り回されてしまうと、子供はそういった出し方をすれば良いのだと学習してしまって、そういったネガティブ行動が強化されたり、増えたりしてしまいがちです。

なので、困らせる行動は「そういうのは困ります」「そういうのは私は好きではない」と大人が姿勢を示し、より素直な出し方、可愛い出し方、ポジティブな出し方を引き出し・受け止め・教えていくとよいです。


この場合で言えば、迎えに行って子供が来た時に、「保育園で待っててくれてありがとう」「頑張ったんだね」「私も会いたかったよ」などなどの受け止める姿勢をもった関わりを積み重ねていき、素直に出していいこと、素直な気持ちの出し方を子供にそのなかで学ばせていきます。

そうしていくと、今の姿はだんだんと変わっていけるかもしれません。


もし、そこで困らせる行動がすでに癖になってしまっているのだとするならば、それをやめさせるようなきっぱりとしたなんらかの対応が必要になるかもしれません。

こんにちは☆

保育士おとーちゃんさん、はじめまして!1歳1ヶ月の男の子のママです。長々となりますがすいません。
いつも楽しく、保育士おとーちゃんさんの考えを吸収させていただいております!
寄り添ったあり方、、寄り添うって大切で対人関係の基本だと私も思います。私は、息子が本当に赤ちゃんのとき、親や主人は「赤ちゃんは楽でいいな」と言ってましたが、とんでもない!と思っていました。赤ちゃんって話せない、一人で寝返りも打てない、食べられない、不安でいっぱいなんだろうなぁ。たくさん抱きしめて安心させてあげたいなぁ。と思ってました。寄り添う基本ってそんな感じからでいいんですよね^_^

あの、突然なんですが、私の漠然とした不安を聞いていただけないでしょうか?
今、認可外の託児所に預けで働いています。アットホームで、先生がたも信頼がおけて満足していますし、息子も安心して通っています。ただ高い…。
この度、知り合いの保育士が子どもを預けている私立の保育園は家からも近く、評判も、よかったので何回か見学して入園希望をダメもとで出したら通りました!
しかし、解放しているときに遊びに行った際、まだ授乳していることを伝えると、保育士さんは「虫歯になるから早くやめないとね。」と言いました。パートさんだそうです。私は、本人がいらないと言うまで、口腔ケアを怠らず気をつけながら続けたいと思っています。たった一人の保育士さんの発言ですが、母乳を辞めなきゃダメと言われたことに、かなりがっかりしてしまいました。
大きい保育園なら色々な先生がいるから、自分の信念を伝えていくしかないんですよね?
今まで小さな規模の社会から、大きな社会にまだよちよち歩きの息子を入れることに不安があるのだと思います。
このまま託児所にいるか、保育園にいれるか悩んでいます。みんなが保育士おとーちゃんみたいな保育士さんならいいなと思ってしまいますが、そんなわけにいにいですよね。。保育園に入る前の緊張で不安な新人ママに喝を入れていただけないでしょうか?

えいちゃんママさん

ある人からこういう話を聞きました。

産院で出産して退院するとき、産科のお医者さんがこう言って送り出してくれたのだそうです。

「これから子供や子育てのことで、あなたにたくさんの人が、ああしなさい、こうしなさい、それはよくない、ということを言ってくるでしょう。
でも、あなたがそれをこころよく思わないなら、それらを全部聞き流してしまっていいんです。
そうしたからといって、子供が育たないなんてことはまったくないですから、あなたはあなたの子育てをしていきましょう。」

僕も全くこの通りだと思います。


きっとその保育士も悪気はなかったのでしょう。確かに虫歯になりやすいなどという話も聞きますが、それが絶対ではないし、授乳というのは虫歯になるならないだけで成り立っているものでもありません。

それは一面の話でしかないわけで、どうしてもそうしなければならないようなことでもありません。


子育てのことはとかく、「持論」「イデオロギー」になりやすいです。
その程度ならまだ比較的かわいいもので、もっと極端なことを押し付けてくる人すらごまんといます。

そういう人と議論をたたかわせても徒労にしかならないことも多いので、「そうですね、はいはい」とスルーする力が必要なこともあります。


子供に関して言えば、様々な大人の考え方にさらされていても、当の子供は柔軟に育っていけますので、大人が神経質にならずにどーんと構えていれば子供はまっすぐに育ってくれます。


ひとつの保育園にも、いろんな考え方の人がいるでしょう。

ですが、肝心なのは親の姿勢ですから、親である自分がしっかりとブレなければ子供はきちんと育ちます。
そこに自信を持って、良いと思われる道を選べばいいと思いますよ。



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楽しく無理のない子育てを広めたいと2009年ブログ開設。多くの方の応援があって著作の出版や講演活動をするようになりました。 現在は、子育て講演や保育士セミナーの他、『たまひよ』や『AERA with Baby 』等の子育て雑誌の監修やコラム執筆。『ジョブデポ保育士』の監修や育児相談などをいたしております。

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