2017-10

絵本の読み方のちょっとしたコツ - 2011.08.04 Thu

基本的に絵本はどうやってよんだっていいと思うのですが、読み方にちょっと色をつけるだけでそれまであまり聞いてくれなかった絵本もものすごく面白いものになるということもありますので、余計なお世話かもしれないけどほんとにちょっとしたコツを書いときます。



以前アナウンサーの研修のドキュメントをテレビでしていました。
その中で先輩アナウンサーが新人に記事を読ませて、「いま読んだ内容読みながら自分で理解できた?」と聞き、「読んでいる人が理解できていないようであれば、聞いている人はもっと理解できないよ」とそのベテランは話していました。


絵本もやっぱりそれと同じような物で、大人が疲れていたりして、字だけおって声に出してよんでいるだけでは子供には伝わらないし、聞いている子も楽しくならないのですね。

自分が話の内容を理解しながら読むのと、ただ字を読み上げるのでは、同じに読んでいるようでも不思議なことに全く違うものになってしまうみたいなのです。

ですから、基本的なことですが読み手も理解しながら・楽しみながら読むというのはとても大切です。


で、この前紹介した『ひつじぱん』なのですが、文と絵の対比だけだと大きいぱんは象さんので、小さいのはねずみので、長いのはキリンのというだけなので、小さい子にはいまいちぱっとしないオチなのだけど、読み方にちょっとポイントをおさえて色をつけてあげるととても楽しくなります。

・リズム、抑揚
五七調を嫌ってわざとそれを避けているものもありますが、この本は五七調がベースになっていて文にリズム感があるので、ただ朗読するのではなくややリズムをつけて軽くですが歌うように読んであげるといきいきしてきます。

例えば、「ぱんやさん ぱんやさん ひつじの ぱんやさん」のところを朗読のように抑揚がフラットなままだと、なんにも面白くないのだけど、「ぱん」に韻を踏むようにアクセントをつけて読んでいくだけで、自然とリズムがついて子供が聞いていて楽しいものになります。

この「ぱん」の韻がまたあとで「ぱんぱかぱーん ふかふか ふんわり おおきい ぱーん」と出てきてそこにもアクセントをおいてあげることでフレーズの繰り返しの面白さが際立ちます。


・擬音をいきいきと

「こねこね ばんばん こねこね ばんばん
力が入っているところは力づよく。

「ふかふか ふんわり」
やわらかそうなところはやわらかく。

小さいうちはお話の内容と同じくらいかそれ以上、語感やリズムの面白さで楽しめるようですよ。


うちのむーちゃんはこの「ばんばん」のところがとても印象的で楽しいらしく、この本を指すとき「バンバンよんで~」と持ってきます。
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● COMMENT ●

No title

なるほど~~~。
普段読む絵本で、大げさに抑揚をつけすぎたり声色とかを変えたりしすぎるといけないと習ったけれど、(園とかでたまにそういうのもあったりするのもいいと聞いたような気がしますが)、ある程度の抑揚、リズムを付けて読むのはとても楽しくてよさそうですね。
ひつじぱん、楽しそうな絵本ですね。探してみます~。

二度目の相談です

こんにちは。
先日はかみつきの件でお世話になりました。
ありがとうございました。(前回は別のHNでした)
ブログ再開に安堵と喜びでいっぱいです。

少し悩んでいる事があるので相談にのって頂きたいなと思い
再度書き込みさせて頂きました。

2才10ヵ月の息子がいます。暑い時期なので児童館を利用することもあるんですが、
そこで自分の近距離にいるお友達を押す傾向が強いです。警戒心や自己防衛の為に
手が出ているのかなと思いそれはお友達が痛いからやめてねと声かけしていますが、
なかなかなおりません。
たまたまお友達の背後や横に壁なんかであったりするとゴッツンと
なってしまうこともしばしばです。こんな時は息子にどんな風に
声かけしてあげたらいいんでしょうか!?

環境の変化で情緒が不安定になっているのかなとも感じますが
引っ越し前の幼稚園プレに(1回目のプレでした)参加した時もお友達の肩が息子にふいに
当たってしまったのをきっかけに次から次へといろんなお友達を押しちゃったこともありました・・・。

お時間がある時で結構ですのでご返答頂けますと幸いです。
度々の相談になりますが、どうぞ宜しくお願いします。

本の読み聞かせ、難しいです

こんにちは。
またまた息子の件でご相談です。
前回もご相談しましたが、1歳になる息子はあらゆるものを
口にもっていき、舐める・噛む・かじる・噛んでは引きちぎる、という行為を繰り返します。私や夫の腕に噛みつき、引きちぎるため、渡した知能では青あざだらけです。おとーちゃんのアドバイスどおり、受容・肯定を心がけてはいますが、なかなかなおりません。

本の読み聞かせも難しいのです。6ヶ月頃から絵本を読んであげようと絵本を取り出すも、絵本を私の手から取り上げ(男の子だからなのでしょうか、ものすごい力で取り上げようとします)、絵本を舐める・かじります。それ以降、この行為が落ち着くまで、絵本の読みきかせはやめようと絵本を封印しました。

が、1歳になる今でもときどき絵本を出して読み聞かせをしようと試みるも、同じ結果に終わります。私の手から無理やり取り上げる→絵本を舐める・かじる。いくら分厚いしっかりした紙で絵本が作られていても、涎でべとべとになり、息子は絵本を食べてしまいます。身体に悪いので、なかなか絵本の読み聞かせという習慣を確立することができず、悩んでいます。

息子のこの行為が落ち着くまで待ったほうがいいのか、、、、何かアドバイスをいただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。

さっちんさん

うん、それ書き忘れちゃったのだけど、たしかにあんまり演出過剰はよくないんだよね。
物語よりもそっちのほうに気をとられてしまって、話を聞く力がつかなくなったりしてしまうからね。
玩具と同じで刺激が大きすぎる必要はないんだね。
だから物語性が強いものではあんまりしないほうがいいみたい。

集団の中で

いつも本当に参考にさせていただいてます。
1歳3カ月の娘のことでご相談させていただいていいですか。

娘は家ではぐずったり癇癪を起こしたりもしますが比較的穏やかな子だと思います。
活発なタイプではなく、愛想もよくありませんが、よその人は好きみたいでじーっと見つめてにこっと笑ったりします。

最近外に連れ出す機会がふえてから私が色々気になってしまいます。
ほかのお友達はふざけて遊んでいても一人でどーんと座って同じおもちゃをいじったり私のそばから離れません。自分からよそのお友達やママのところへ行こうとしません。
食物アレルギーがあることもあってお菓子なども気をつけないといけなくてよそのママからは「○○ちゃんはデリケートなんだね」「大人しいねえ」と言われます。よその子につつかれると泣いてしまうのでそのママにすごく謝られてしまいます。

この子の性格もあると思いますが、おそらく私の思っていることを察しているんだと思います。私自身が集団が苦手で緊張してしまうのです。本当は笑顔もよく出る子なのにといつもどこかへ行くたびに落ち込みます。そして比べてしまう自分がいやになります。
こちらで小さいうちはあまり集団に入れる必要は

つづきです

すみません。コメントが切れてしまいました。つづきです。

集団の中でのことを考えるのはもっと先になると思うのですが、そのときのために今心がけできることはありますか。

「○○ちゃんは大人しいんだからつついちゃだめ」とかまわりのママに色々気を遣われてばかりで落ち込んでしまいます。
おうちではあんなにニコニコなのにどうしてかな~もったいないと残念になります。

外での態度もこの子の個性なのでそれを受け入れることも大切ですよね。
私自身にも問題があると思うので今後の私の気持ちの持ち方などアドバイスいただけたらうれしいです。せっかくママたちと仲良くなっても落ち込んで気が重いです。忙しい中申し訳ありませんがよろしくお願いします。

ワンベアーさん

こんにちわ。かみつきの方はいまはどうですか、おちつきましたか?
子供がかみつきや押したりするのには、数限りなく原因となる可能性が考えられます。

かみつきも押すのも原因となっていることはおなじ理由であるかもしれません、出方が変わっただけで。
なので、その場その場の声かけよりも原因となるものを考えてみるのがいいかもしれません。

コメントだけでは実際の様子がみれないので僕からこれが原因と言い切ることはできないのですが、
乳児の遊び・関わり Vol.9  これまでのまとめみたいなもの
などを参考に、これまでの関わりを見直してみると原因となるものが見えてくるかもしれません。
また、過保護・過干渉・心配性・外出しすぎ・テレビビデオなどの見すぎ・ヒーローものの影響、などもそういった行動の原因となることもあります。

出ている行動を「ダメ」「するな」「困る」と押さえつけるばかりで、その原因となることが一向に改善されなければ、結局でている行動も変わっていけません。なのでそういった根本的なアプローチを心がけてみるのがいいと思います。

Hiroさん

そうですか、6ヶ月からそういう姿がでているのですか。
もしかすると、大人からの関わりが原因というよりもその子の生まれつきもっている気質から、本をかじることやかみつきなどの行動がでているのかもしれません。

個別的な問題になりますと、字だけのやり取りでは僕も不確かなことしか言えません。

慢性的にそういう行動が続いているようならば、お住まいの自治体の発達相談や育児相談、または1歳半検診などの定期健診・小児専門医などでお子さんの様子を見てもらって適切なアドバイスをもらうのがいいかもしれません。
あまり頼りにならずすみません。

こはるさん

1歳3ヶ月のお子さんの姿としては何の心配もいりませんよ。
お母さんの元から離れないのも普通だし、自分からまだ積極的に関わることが必要な年齢でもありません。

うちのこも兄妹とも警戒心が強い性質でそんなかんじで、ひとにはちっとも愛想がありませんでしたよ。

おそらくこはるさんのおっしゃるとおりでしょう。
その子の個性だからそのままの姿を認めてあげればいいし、こはるさんが集団が苦手でかまえてしまうことがお子さんにも伝わって、つつかれても泣いてしまうデリケートな姿を導いてしまっているのかもしれません。

いま出来ることとしたら、お子さんに対してどうこうというよりも、こはるさんが楽に慣れればいいのです。

こういうときは「自己開示」ということがいいようです。

>私自身が集団が苦手で緊張してしまう
というのを無理に直そうとしたり責めたり・否定したり・自己嫌悪になったりする必要はありません。
それが素の自分なのだったらそれでいいのです。

ただ、そういった場にいくといやおうなしにそれを意識してしまうのですよね。
そこで周りの関わる人たちに、それとなくそういう自分であるというのを認めてもらってしまえば、ずいぶんと楽になります。

たとえば、
>「○○ちゃんはデリケートなんだね」「大人しいねえ」と言われます。よその子につつかれると泣いてしまうのでそのママにすごく謝られてしまいます。

↑こういうときにでも、「自分も引っ込み思案だったからきっと似ちゃっているんです」とか「私も人見知りするタイプだから、伝わっちゃっているのかな」などとそれとなく自分のことを知らせてしまうのです。
無理をせずそういう自分としてその場でのポジションを作ればとても楽になります。

これを「自己開示」といいます。

例えば、人と話すのが苦手な人がそのまま初対面の人と過ごしても相手を気まずくさせてしまうということがありますが、最初に「自分は口下手なものですみません」などと「開示」してしまえば、相手もそういうものとして対応してくれるので、さほど気まずくさせることもなく、自分も過剰に気を使わなくてすむので気が楽に応じることができます。

子供のためにも母親が自分を肯定できるということはとても大切ですから、集団が苦手ならそれはそれでいいんですよ。「あまり人付き合いが上手じゃないけどそれも含めて自分なんだ、そんな自分でいいんだ」と自分にいってあげましょう。

ありがとうございました

早速のお返事ありがとうございました。言いたかったことをわかっていただいてそして受け止めてもらって涙が出そうでした。そう、自分自身の問題なんです。
私は新しい場所やたくさんの人の前であたりさわりなく乗りきることができないんです。
娘は本当に私の緊張を感じとるみたいで、私が仲良しのママさんだけだとお友達を笑いながら追いかけたりしてるのにちょっと苦手な人が来るとどーんと座りこんじゃいます。
普段二人で歩いてるときやお店の人など私が緊張してないときは娘はニコニコで「いい笑顔だね~」ってよその人に言われるんです。
「大人しいんだからつついちゃだめ」と言われたのはへこみましたが、今度からは「私に似てビビりなんです」とか言ってみます。

もう人前で緊張するのはある程度あきらめちゃいます。
心が軽くなりました。ありがとうございました。

アドバイスありがとうございます

こんにちは。
ファミリーデーのところ、お返事ありがとうございます(>_<)

噛みつきも押す行為も同じ原因なんですね。そうでしたか・・・。

前回相談した際に、前後の自分の行動を振り返ってみると思い当たる事がありました。
構ってほしい時に相手をしていなかった事が原因だったと思います。その後、気に入っている遊びを
一緒にしたりスキンシップを求めている時にくすぐりをしていたらすぐにかみつきはなくなりました。
息子の噛みつきは私にだけ出ている行為で旦那にはほぼないです。

噛みつきはなくなったんですが、もともと自己主張が強い方で気に入らない事があったりすると
掌で私の腕をギュッとつねってきたりします。結構痛くって未だに悩んでます。
自我が出てから強く出るようになった行為ですが、0歳児の頃から眠くなったりすると
思い返してみると同じよう行動が出ていました。

周囲に頼れる人がいない環境の中で生活をしているので
子供にも寂しい思いをさせているかもしれません。
なるべく心に余裕がもてるように一時保育などを利用しながら
日々の子育てをしていこうと思います。

また、ブログを参考にさせて頂き、軌道修正をしながら
かわいい子に育てていけるようにできたらなというのが目標です。
今回もお世話になりました。ありがとうございました!!


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