2017-06

相談コメントより 「言い聞かせかた」 と そのために必要な本当のこと - 2011.07.22 Fri

本日は相談コメントがありましたので一日のうちに2つ記事をアップしました。
以下相談コメントより転載です。



今、11ヶ月の息子の育児に奮闘しています。
ブログを参考にし、少しずつ白木のつみきで遊ぶようにしていますが
つみきを投げます(涙)

つみきでタワーを作ってあげて、タワーを崩したら「上手だね、すごいねー」とうんと褒めて飽きるまでやってあげてますが、崩した後、もしくは積み木を積み上げている途中で積み木を両手でつかみ、ぽーんと・・・積み木に限らず、手でつかめるサイズのおもちゃならつかんでポーンと力いっぱい投げます。

投げたら

「投げたら人に当たって危ないよ、やめてね」

と言ってますがまだ11ヶ月なので分かってないと思います。
相変わらず、投げます(涙)

どうしたらいいのでしょう・・・

お友達と遊ぶときもこの投げる癖がでることがあるので冷や汗です。女の子の顔に当たろうものなら、、、と想像しただけで怖いです(女の子しかいないお母さんは怖いです・・・男の子のお母さんはお互い様よ~で終わることが多いのですが)

何かアドバイスをいただけないでしょうか





子供の習性として、「獲得した能力は使ってみたい」ということがあります。
お子さんは1歳近くになってきて様々な能力がそれまでに比べると飛躍的に伸びてきています。

その能力を活用することは子供にとってとても楽しいことです。
また成長のためにもそれを使うのはいいことです。

だからまずは、その能力を使っていい場面を用意してあげるといいでしょう。
この場合は、投げる遊びを設定してあげます。

例えばお手玉やボールなどを箱に投げ入れる遊びとかね。
あとは逆に積み木をボーリングのピンのように立てて小さい子でもできるように大き目のボールなどを転がして倒す遊びなんかもいいかもね。

積み木をしていて積み木を投げ始めだしたら、「投げたいの?じゃあこっちのお手玉を投げていいよ」とそちらの遊びに誘導します。

毎回そういう風にしていたら、こっちのは投げないけどこっちのは投げていいんだと子供も経験的に理解をしていくことができます。
そしてそちらの遊びで「投げる」欲求を満たすことができるので、積み木はだんだん投げないようになっていけるかもしれません。

このように子供の習性をきちんと理解していれば、ことさら叱ったり怒ったりせずに子供を導いてあげることができますね。


ケガをさせてしまったりという心配もされているので、上の対応をしてもさらに積み木を投げたりしてしまう場合の対応も書いておきましょう。


まずは上記の対応をしてみてそれで解決すればいいのですが、やはり積み木を投げるのはまたお手玉やボールとは違った面白さもあるので、それでも積み木を投げることがなくならないかもしれません。

そういうときは子供に「言い聞かせる」必要がでてきます。

「言い聞かせる」については過去にも書いておりますが、他の場合でも必要になることですし、他の人の参考にもなると思いますので、あらためてここでまとめておきます。


「言い聞かせる」ときに大切なのは、理屈よりも伝える大人の気持ちです。

11ヶ月の子供にはおっしゃるように言われていることの理由はわからないかもしれません。
しかし、話している大人の気持ちは理解できます。それがどんな人よりもはるかに関係性の深い母親であるならばなおさらです。

(本当は11ヶ月の子だとしても理屈もちゃんとわかるのですが、この場合は無理です。なぜなら架空の危険を前提とした理屈を伝えているからです。
「よく時間がたってから叱るのは意味がない」ということを耳にしますね。このことは事実です。子供は、いま目の前にあって経験していることに対してのみ理解が及びます。だから、家で一人で遊んでいるときに人に当たったら危ないよということをこの月齢の子供に理解させるのはけっこう難しいです。)

ですから理屈を伝えようとするよりも、「それ(投げること)は困る!」と自信をもってはっきり伝えるのがいいです。「投げるのはイヤだ!」でもいいのだけど、僕はよく「困る」を使います。

重要なのは一人称が「私」であること。
「投げないで」では単なる制止の言葉ですが、「投げたら私は困る」「投げるのは私がイヤです」というのは自分の気持ちをしっかりと乗せられる言い方ですね。
表情や目、言い方にしっかりと感情を込められる人ならば「投げないで!」でももちろん気持ちは伝わるのですが、まぁ基本は一人称が「私」の言葉をしっかりつたえるのがいいと思います。
しかし逆に言えば、一人称の言葉であっても気持ちがこもっていなければ無意味です。

子供は(実は大人もそうなのですが)社会のルールよりも、対面している相手の気持ちのほうをより大切にします。

ましてや大好きなお母さんが、心からイヤだと思っているのであればそれは必ず伝わります。

つまり「言い聞かせる」ときに大切なのは子供がわかるかわからないかではなくて、むしろ大人の方がどれだけ真剣にそう思っているかどうかにあります。

関連記事:『言い聞かせる』

今回の質問への返信はこんなところです。ここから↓はオプションです。


実は「言い聞かせる」が受け入れられるためには、大前提として必要なことがあります。それなしに、いくら「言い聞かせ」をしたところで逆効果になってしまうことがありますので、この大前提を忘れずにいなければなりません。

しかし、大人が真剣に伝えたとしても伝わらない・伝わりにくくなってしまっている子供もいます。

例えば、叱られ(怒られ)慣れ、小言慣れしてしまっている子供です。

普段から、そういった関わりに慣れきってしまっていると大人からの言葉をスルーする癖がついてしまいますので、そういう子供にはなかなか気持ちが伝わりにくいこともあります。

特に「怒られる」「ヒステリックに叱られる」という大人の強い感情にさらされ慣れてしまっている子供は大人の感情に対して鈍感にならざるを得ないこともあるので、なかなか難しいです。


つまり子供が大人を信頼し寄り添った状態で、子供を導くには普段からの大人の受容的な態度が大切だと言うことです。

上の事例でならば、普段一緒に笑顔で楽しく遊んでいるお母さんが、積み木を投げてしまったときには真剣な顔で「困る!」と言うから子供の心には響くのです。気持ちのメリハリですね。

普段、無表情・無関心であったり、小言ばかりであったりするひとがそのときだけ「困る」というどちらかといえばネガティブな感情を伝えてきたところで、子供からすればなかなかすんなりとは受け止められません。

常日頃の甘えを受け止めたりする受容的な態度や、親子で共感する経験、「可愛いな」「大好きだよ」といったポジティブな心の交流がたくさんあることが前提で、「~~は私は困る!」ということが通じるわけです。


ふつう「言い聞かせる」というと「理屈を教え込むこと」や、「大人の言うことに従わせる」というニュアンスで言われることが多いかと思いますが、僕が「言い聞かせる」ということで本当に伝えたいのは今述べたことです。


このことが子供が小さいうちから出来ているかどうかで子供の人格が変わるほどの違いがあると思います。また、こういう関わりを親が身につけられればそれは乳幼児期にだけにとどまらずずっと大きくなってからも有効でしょう。




今回のように相談のよせられたことで、他の方にも伝えたいことはひとつの記事として新たに「相談」カテゴリを設けてそこに載せていきたいと考えています。
関連記事

● COMMENT ●

ありがとうございました

別記事としてご回答をいただき、本当にありがとうございました。とても参考になりました。

まずは、別の遊びに誘導すること、投げてもいい遊びを導入することから始めたいと思います。

ただ、私も保育士とーちゃんのブログにたどり着く前は、イライラしたり、感情的になったりすると、「うるさいなー」とか、「コラ!だめでしょ!」「ダメダメダメ!」「危ない危ない!!」「一体何なの?どうしてほしいの?(怒)」といったNGワード・NG対応を連発しておりました。。。。

今日も、日々の寝不足がたたり(近隣住民の騒音で真夜中に必ず起こされます。息子・旦那は起きませんが、私は睡眠障害のようです)、息子のぐずり、駄々っ子にイライラしてしまい、感情のコントロールが聞かず、怒鳴り散らしてしまったと思います。あまりにも良くないと思ったので、近くのプールに夕方から連れて行き、そこにいた3歳の女の子にいっぱい遊んでもらって、息子が大喜びでした(私も外では怒鳴りませんし、命に危険がないよう見守るだけで本人の好きにさせていますので)

反省ばかりなのですが、女性の悪いところで、どうしても
感情で動いてしまう場面が多々あり、これは私としても課題なのですが、すでに息子と私の間には負の関係ができあがっているかもしれません。。。。

今からでも少しずつ反省し、息子との関係をいいものにしていきたいと思っています。
これからも相談させていただくことがあるかもしれませんがよろしくお願いします。

Hiroさん

まだまだ子育て始まったばかりだからうまくいかないことや、イライラしてしまうことなんかあって当然ですよ。
気になったら子供の様子をみながら少しずつでも変えていけばそれでいいんだから大丈夫。
無理をしないでいくのがいちばんです。

僕も精神的ストレスで不眠になってしまったことがあって、よく眠れないつらさはすごくわかります。
睡眠がたりないと肉体的にも精神的にも疲労が激しくなってしまいますからね。イライラとかも増えてしまうんですよね。
いまは睡眠薬までいかなくても軽い入眠剤なんかもありますから、事情が許すならばお医者さんに相談することで楽になることもあるかもしれませんよ。

がんばります

保育士おとーちゃんの、温かいレスに思わず涙が出てしまいました・・ありがとうございます。
息子の様子を見つつ、変えていけるところは変えていきます。
まずは、保育士おとーちゃんのブログに書いてあるNGワードを発しないことを目標にしていきます。

睡眠導入剤、飲んでみます。睡眠不足が続くと体力的にも精神的にも限界ですね。

私なんてたった一人の子供にあたふたしているのに、保育士おとーちゃんのように複数のお子さんを育てていらっしゃる方々は本当にすごいなぁ、と尊敬してしまいます。

これからもよろしくお願いします。

No title

こんにちは、保育士おとーちゃんさんの復活を心から喜んでいます。
お帰りなさいませ。

私も今回の方と似たようなことで悩んでいるので、便乗で相談させて頂きたいです。


息子は1歳2ヶ月、相談者の方と同じ頃から、投げるなどの行動が増えて言いましたが、以前の記事にもあったように遊びに誘導していたつもりです。


ところが、最近はイライラするときや、注意をされたとき、うまく出来ないときなど、思い通りにならないときの問題行動が増えてきました。
ものを投げる、目の前のものをひっくり返す、つねる(手のひらでギュッとつかんでくる)、噛みつく…が見られてくるようになりました。
そのたびに「ママは困る」と言い聞かせてきました。

感情的に怒鳴っても、叩いても、「それがコワイからしなくなるだけ」というおとーちゃんさんのアドバイスに納得してのことです。

ところが、言い聞かせても、「叱られた」ことが不満なのか、余計に暴れたり、噛んでくることもあります。
そして先日、お友達を保育園で怪我させて帰って来てしまい、私の母や周囲の人間が、「親がしっかり叱らないからだ」と私達を責めます。

(私の母は、私をかなりきつく暴力でしつけた人ですので、だからこそ暴力でしつけたくないのですが…)

お聞きしたいのは、
①この時期の子どもで噛むのをやめさせるのは、気長に言い聞かせをさせていくしかないのですよね? やはりすぐには治りませんよね?
②私の対応がまだまだ息子の求める愛情の入れ物を満たすには足りなくて、言うことを聞いてもらえないのか…仕事のために長時間保育園に預けたりしていることが、余計にかみ癖などになっているのか…。乱暴になってしまったのが私のせいなのかと不安です。
③周囲の人間としつけの方針が違うとき(おとーちゃんさんの関わり方は、新しい考え方ですよね)はどうしてらっしゃいますか? お友達とおもちゃの取り合いになったときなどの対応は、他のママと随分違いますよね? 特に母との違いで、かなり強く責められて参っています。

便乗で質問になってしまい、本当に申し訳ありません。
今までの記事を大切に読んできたつもりですが、自信が無くて…。
お時間がありましたら、どうかよろしくお願いします。

頭を使った遊び

ここにコメントを残していいものか迷ったのですが・・・
過去記事の睡眠のところを読んでいて、
お尋ねしたいことが出てきました・・
というのも、息子に午後2-4時の間は寝てもらって
私はその時間を使って仕事をするのですが
(私は在宅で仕事をしています)
寝てもらうためには12-2時の間、近くの
インドアプレイジムでうんと身体を動かせ疲れさせないといけません。
そんなわけで、週に2回ほどはプレイジムで遊ばせる→疲れて2時間お昼寝、というサイクルを8ヶ月くらいからしているのですが・・・これは
あまりよくなさそうですね。
その代わり、頭を使った遊びがいい、と
書いてありましたが
11ヶ月の子供にとって、頭を使って遊べる遊びって
具体的にどんな遊びがあるのでしょうか?

教えていただけると助かります。
よろしくお願いします

おかえりなさい

おとーちゃんのブログ再開、とってもうれしいです。無理せずおとーちゃんのペースで更新してくださいね!

もうすぐ3歳になる息子は先日手足口病になりました。2か月前から甘えん坊になっていたのですが、今回の病気でまだ長引きそうです。
よく『抱っこして』と言われて「いいよ」とそのまま抱っこしているのですが、「疲れたんだね」といった状況に関する言葉は言っていなかったので、これからは気をつけていこうと思います。

私も「ダメなことは叩いてでもやめさせないと!」と他の子のお母さんに言われました。私は叩かずに口で注意するので、甘い母親に見えるようです。
息子は突然いたずらをするので、おとなしい子のお母さんからすると『なぜ止められないの?』と思うようです。止められない私が悪いのですが、止められないんです…突然すぎて予測できないんです…
でも何を言われても『叩かない』という方針は変えずにやっていこうと思います。

子供ってすごいアンテナが出てるんですね。自分が興味あるもの(息子の場合は水・草・虫)は親が気付く前に見つけるんですね。大人にないものをたくさん持っているんだなと思いました。

以上、近況報告みたいになってしまいました。
これからもおとーちゃんのブログを楽しみにしています。

言い聞かせ方

先日コメントさせていただきました。
また再開となってとてもうれしいです。

再開になった途端お聞きするのはどうかと思ったのですが、今回の相談内容がとてもタイムリーだったので、私も便乗してお聞きしていいでしょうか?

1歳2カ月の娘は、普段はニコニコしているし、一人遊びも上手なほうだと思います。
しかし、最近困ったことがふえてきました。

中でも一番困るのは、この相談と同じで物を投げることなんです。
うちの場合は食事の歳にマグやお食事用のシートをぽーんと投げます。

こちらのブログを読むようになってから毎日のように「投げたらお母さん困る」と一生懸命言っても投げます。

おもちゃで遊ぶのが好きな子なので、プラステンのリングを使って型落としなどもさせているのですが、それでも直りません。

困ったことに、かえって落とすことで気をひこうとしているようです。

また、ご飯の際の「いただきます」「ごちそうさま」などもやりません。
今まではできていたし、本などを読んであげて「いただきます」というシーンがあるとちゃんと手を合わせるのでわかっているようなんですが、食事のときにはしません。
しない場合には、するまでご飯を始めない方がいいのでしょうか?

言うことを聞いてくれないからといって、無理矢理抑えつけるのではなく、何とか伝わらないかと思っています。
叱るのではなく言い聞かせるのは難しいな~。

普段は、私なりに小さなことでもできたことを認めたり、できるだけ肯定のかかわりをしていいるつもりなんですが。

お忙しいところすみませんが、アドバイスいただければうれしいです。

おにぎりさん

子育てには人それぞれの考え方があるとは思いますが、僕がこれまでの経験からいえることは、1歳2ヶ月の子供に対して「叱らないから乱暴なことをするのだ」という考え方は正直言って同意できません。
もちろんいけないことをしたらそれはいけないということを伝える必要はありますが、1歳2ヶ月の子供に対してよしんばそういうことをしたときに激しく叱る対応を続けていくとします。するとそういった行動は減るでしょうか?おそらくかなりの確率でより乱暴な行動はむしろ増えるでしょう。
実際にいく例もそういう事例をみていますのでこれに関してはかなり自信をもっていえます。

これが4~5歳の子に対してであればケースによってはそういう行動はへるかもしれませんが、原因が単に乱暴な性質の子というのでなくて、なにか背景に原因があるのであればそれは1歳の子と同様に増える、もしくは別の問題行動に移行するという結果になるのではないかと思われます。


1歳2ヶ月の子であれば噛み付きなどの行動がでているとしても、それは悪意をもってやっているわけではありません、子供自身ではどうにも出来ない問題があってその結果としてそういった行為がでているわけです。

①の質問では噛み付きなどの行動がでたときにどのように対応したらそれをしないように伝えられるのかということに要点がありますが、このことはある意味「対症療法」にすぎません。
どんなに上手い対応をしたところで根本的な解決にはならないので、このポイントで多く悩むよりもそもそもの原因になっていそうなことを子供の様子から判断して、噛み付きなどの行動がでてしまうストレスになっていることを軽減・とりのぞいてあげるようにするのが最良です。

子供のそういった行動の原因になることにはそれこそ数限りなくあげられます、そしてたいていは複数の原因が重なり合ってでてきます。

例えば本文でも述べましたが「言い聞かせる」というのは普段からの受容的な態度が十分にできてこそ働きます。その受容的な態度のもつキャパシティ以上に「言い聞かせたり」親が不機嫌な様子をみせたりといった「非受容的な態度」を示してしまっていないかとか。

長時間の保育になるとどうしても肉体的・精神的な疲れというのは溜まるので、それが家に帰ってからや・休日などでしっかり休息がとれているか。特に甘えたい気持ちを保育時間中にがまんしていることへのフォローなどは十分なされているか。
適切な保育のもと安心してすごせているのか?生活のリズムが安定して情緒が落ち着いているのか? などなどなどなど・・・。

きっとなにか息子さんに噛み付きをさせてしまう原因がどこかにあるはずです。
それを少しでも軽減してあげることで必ず噛み付きは減る・なくなっていくはずです。

「Vol.9 まとめのようなもの」あたりも参考になるかもしれません。

>ものを投げる、目の前のものをひっくり返す、つねる(手のひらでギュッとつかんでくる)、噛みつく…が見られてくるようになりました。

↑この行動は誰に対してするのでしょうか?母親であるおにぎりさんに対してなのかな?
もしそうならそれはサインであり、言葉です。「言い聞かせる」前にまず受容してあげましょう。
「どうしたの。そんなことしなくてもいいんだよ。ちゃんといつも見ているよ」と抱きしめてあげましょう。

1歳2ヶ月の子がそういった行動をしてでも欲するのは、まずたいていは安心感や受容してもらうことの満足感です。その場合「言い聞かせる」ことですら逆効果になることも十分考えられます。

おそらくは保育園で他の子にケガをさせてしまったというのも、その結果にすぎません。(普段から叩いてしつけられている子であったりすれば、暴力をふるうことを学習してしまっているのでまた別の原因になりますが)

子供がイライラになってしまう前に、「先回りした良い関わり」「くすぐり」などを続けてみてください。少しずつかもしれませんが、子供の様子に違いがあらわれてくるかと思います。

③に関しては、妻の母などは昔ながらの子育てにこだわるところもありましたが、僕と妻が子供にしてきたことでそれが子供の姿に明確にでているので、もう昔ながらの子育てにこだわることはすっかりなくなりました。

しかし現実には祖父母と子育てのことで意見が食い違ってあつれきがでてしまうのは、残念なことにとても多く耳にします。一筋縄ではいかない問題なのでお察しします。
僕は子育てについてしか語れないので、それについてただひとついえることはそれがどんな方法であれ自分の意に染まないやり方に変えたところで、今以上にうまくいくはずはないということです。
やはり、いろんな意見を取り入れつつもそれをすり合わせて自分なりのやり方を見つけていくしかないのだと思います。

すももさん

食事の際に投げたりするのは慢性的につづいているのかな?

>かえって落とすことで気をひこうとしているようです。

というのであれば、そのあと自分が思っていたような楽しい反応が大人から返ってこなければだんだんとやんでいくとは思うのだけど。

どうしても伝えたいのに毎日 >一生懸命言っても投げます というのであれば、そこは叱ってもいいのですよ。
食事のものを投げるというのはどこの社会でも許されるマナーではありません。
食べ物を大事にすることを教えるのはとても大切なことだと僕も思います。

しかし実はその前にできることはいくつもあります。

例えば食事の際の「導入」です。
子供は遊びに夢中になっていたりして、それを食事や着替えなどで中断された場合うまく気持ちを切り替えられずに、次の行動にまで遊びをひきずってしまい、大人から見ると「ふざけた」「困った」行動にみえてしまうことがよくあります。

ですので、「遊び」から「生活」へ切り替えるときなどうまくそこに気持ちを向けさせるような、「切り替え」「導入」を意識してみるといいかもしれません。

子供によりけりなのでどんな行動がベストかと言うことはできないけれど、簡単なものなら遊びを終えてから「ご飯食べる人~?」「ハーーイ」みたいなやり取りを子供と楽しんだり、味見をさせて食べることに意識をむけてから食卓についたり、手洗いをしにいくことで一拍おいたり、などなど。その子に合わせていろいろしてみるといいかもね。

また、以前からよく言われることなのだけど、「最近の子供は空腹感をきちんと感じていない」ということもあるかもしれないね。
どういうことかというと、食卓についたときに実はあんまりおなかが減っていないので、食事に気がいかずに食卓にあるもので遊びだしてしまうということ。食べることに真剣になれないということ。

1歳すぎてくると成長いちじるしいのでそれまでの生活の流れから、もしかすると食事の時間とか少し見直してみるとより気持ちが食事に向きやすくなったりとかするのかもしれないよ。

どちらにしても、食卓のものを投げてしまうとかそういう子供の姿は実はわりと自然にでてくるものです。
あまり目くじら立てすぎず、「いまはこういう姿もあるものなんだ」とどっしりと捉えてあげる姿勢も大人の方にあるといいかもしれませんよ。
ある意味一過性のものなので、ある時期までいってもそれを続けているということはないのがたいていです。


>ご飯の際の「いただきます」「ごちそうさま」などもやりません。

こちらのほうは、「子育ての時間制限」のところでも述べましたが、あまり「出来ること」にこだわりすぎないのを僕はお勧めします。

食事の挨拶というのは大切なことですが、「いまできなければ一生できなくなってしまう」という類のものではありません。ながい成長のスパンの中でできるようになればいいことです。

言わせられて出来るようになることよりも、自発的にするようになることのほうがいいと僕は考えます。
それには大人が食事の際にきちんとしていれば、子供は親の姿をまねていずれかならずやります。

出来ない姿も成長の一過程です。
出来る能力が育っていても、心の段階がまだ追いついていなくて出来ないことは、本文であった「ごめんなさい」のことのように子供にはたくさんあることです。
その姿を認めてあげて、いまは代わりに大人が「いただきます」「ごちそうさま」と口に出していってあげればいいのではないかな。

Hiroさん

子供の好みによるのではっきりしたことはいえませんが、11ヶ月くらいで頭を使う遊びだと、型落としや、型はめ、転がるものを目で追いかける追視の遊具や、簡単な人形遊び、積み木や線路遊びなど考えられますが、この場合はあまり気にしなくていいと思いますよ。

あの記事はもう少し年齢を高い子供(幼児)を意識して書いています。
乳児期、ましてや11ヶ月程度の子供であれば、身体を使った遊びといっても幼児がするように激しい運動量になることはまずありませんし、わざわざ出来上がっている生活リズムを壊す必要はないと思われます。
ましてやお仕事をするための時間を確保する必要があるのであればなおさらです。

念のためにうかがえば、現在のリズムでもきちんと午睡をして休息をとることができていて健康や情緒の安定に支障がないのですよね?
であるならばなんの問題もないので大丈夫ですよ。

ありがとうございました

お忙しい中早速アドバイスをいただきありがとうございました。

おとーちゃんが言われるように1歳過ぎて成長がいちじるしく、それとともにものを投げたり好き嫌いも出てきました
お返事にあった「ふざけた行動は気持ちの切り替えができていない」というのはなるほどでした。

娘の場合、夫や私が目の前で注意しても「私今から落とすよ~」と笑いながら落とすんです。
娘なりの自己主張なのかなと思ったりします。
こういうのも一過性のものだとど~んと構えるといいのかもしれませんね。

人に「小さい頃から構いすぎてるから耐えることができないんじゃないか」と言われたりして気になっていました。
しっかり関わりたいのですが甘やかしや過干渉になってるのかなと不安もありました。

でもこれからもこちらを参考に日々楽しく向き合っていければと思います。
ありがとうございました。



ありがとうございました

お忙しいところお返事ありがとうございました。
今のスケジュールで問題ないとのこと、安心しました。
健康面は良好です。生まれてから一度も病気になったことがないほど健康です。また、お昼寝もきちんとできています。午前中1時間、午後2時間ほどです。夜も8時~9時の間には寝かせます(早寝早起きを心がけています)。
とても活発な子なので、頻繁に外に連れ出して遊ばせていますが
やりすぎなのかと心配でした・・・
特に今は12時~2時まではインドアのプレイジムで遊び、夕方からはプールで遊ばせているので・・・・・・・

また、頭を使った遊び、参考になります。
簡単なパズル、ゆらりんタワー、積み木で遊ばせていますが
型おとしはダメですね・・・・

それから、情緒面で安定しているか、とのことですが、
これはどこを見て判断すればいいのでしょうか・・・
あまり一人遊びが出来ず、常に抱っこ抱っこ抱っこで
私の家事が進まないほど抱っこをせがまれます
(抱っこするときもあれば、我慢させることもあります)

起きているときは常に抱っこです。
夫は抱っこしすぎ、抱き癖がついているといいますが
情緒面での安定と何か関係があるのでしょうか?
また、抱っこはせがまれたら常に抱っこしていいのでしょうか?
(息子が寝ているときは仕事をするので、息子が起きているときに抱っこばかりしていると家事が全然できず・・・)

疲れました

はじめまして。私はすでに6歳になる娘がいます。
その娘ですが、保育園の年中の頃からお友達を蹴ったり叩いたりするようです。
小学校1年の今も続いています。
「するようです」と言うのは、私の前では絶対乱暴しない、優しい子(を演じている?)からです。
連絡帳で知り、「嫌なときはきちんとお口で言って」と何回も言い聞かせ
泣いて謝るのですが、未だに叩いたり蹴ったりします。
私は、娘を叩いたことはないし、夫も娘や私を叩いたことはありません。
逆に、叩かれたことがないから痛みがわからないのではないか?と考えてしまいます。
(私は母に殴られて育ったので痛みがわかるので叩けないため)
周りのお子さんや先生の話を聞くと、怒った正当な理由がある
とは言ってくれますが、理由はどうあれ、手を出すのは最低な行為です。
保育園の先生も学校の先生も「少し甘えさせてあげて」と仰いますが
娘は、決して甘えてきません。抱っこしても恥ずかしがって逃げてしまいます。

叩かれたことがない子どもは他人の痛みがわからない気がしてきています。
この歳になっても改善しない乱暴。どうしたらよいでしょうか・・・

Hiroさん

情緒の安定は簡単にいってしまえば、イライラしていないで過ごしているということかな。
疲れてたりすればだれしもイライラしたり、キーキー泣いたりはするものですが、情緒の安定が図れていないこだとそれが長く続いたり、程度が激しかったりします。

抱き癖というのは気にする必要はないのですが、せがまれたからといって毎回かならず抱きに行かなければ行けないということもないのですよ。
用事をしていてすぐ手が離せないのならば、「今はいけないから待っててね」と声をかけてまってもらってもいいのです。
ただ、おなかが減っているとか眠くて抱かれて安心したいといった、子供としての生存に関わることにはきちんと答える必要があります。

そうでなくて、甘えたいとか遊んでほしいというのはまってもらってもいいのです。
「泣き」は必ずしも悪いものではありません。
「泣いていたらそれは良くない状態だから止めなければならない」と一般の人は考えがちですが、必ずしもそんなことはなく、「泣き」も子供の言葉なのだと思って受け止め、なんでも常に抱っこして泣き止ますのではなく、なにを「泣き」で伝えようとしているのか考えて、それに言葉で応えていってあげるというのをしてみるといいですよ。

重ね重ね、ありがとうございました

お返事ありがとうございました。
イライラしたり、キーキーしたりすることもありますが
それはだいたい眠たいとき、お腹の空いているとき、自分の思い通りにならないときですが、程度はそれほどひどくないと思います。
情緒は安定しているのかな、と思います。
抱っこも、せがまれたら必ず抱っこしてあげなくても
状況を見ながら判断すれば良さそうですね。
家事で手が離せないときは、きちんと説明して待ってもらおうと思います。

いろいろとアドバイスありがとうございました。

ママさん

一生懸命に娘さんをよくしようとしているのになかなか思い通りにいかないことに疲れてしまったのですね。
その気にさえなればまだまだ娘さんは変われますよ。
それどころか、娘さんは変わりたがってすらいるでしょう。
もっと悪い状況すらいくらもあります、それはその原因になっている要因を深く抑圧してしまって、表面に出さないケースです。
人を叩いたりする問題行動としてでているのですから、まだまだ改善の余地が大きくあるのです。
というよりも、それは一種のサインでしょう。

娘さんはいやというほど人を叩いたりするのが良くないことは知っているはずです。
しかし、やむをえないなにかが娘さんをそういった行為にかりたててしまっているのだと思われます。
そういう行動を表に出すのは、そのやむをえないなにかに気づいてほしい、それをどうにかしてほしいという無意識下の心の声の表れといえるのではないでしょうか。

そういう声が心からでているうちはまだまだ人は変われます。
小学校一年生ということは6~7歳ということですね。まだ長い人生が始まったばかりです。

しかし年中の頃からそういった姿がでているということはかれこれ3年近くそういう心理状態におかれているということです。心がそういった不安定な状態でいることを続けるのに3年はずいぶん長い時間です。
疲れてしまっているのはわかりますが、できるだけ早く娘さんをその状態から出してあげなければ、さらに問題は大きくなってしまうだろうと思われます。

これが1歳の子供がかみつきがでているとかでしたら、それほど込み入った問題でもないのですが、6歳になっている子が3年間もそういう姿がでているというのであれば、このコメントに書かれていたことだけではあまり的確なことは言えません。

ですので、とりあえずいまはアドヴァイスではなくコメントを拝見して僕が感じたことを書いときます。
見当違いのことや気に障ることがあるかもしれませんが、もしそうでしたらはじめに謝っておきます。

ママさん自身が >母に殴られて育った と書いておられますが、ずいぶん厳しくそだてられたようですね。
自分自身がされた子育てを多くの人はまた我が子にしてしまうものです。しかし、そのなかでママさんご自身は娘さんに手を上げたりしないとのこと。それはとても立派な態度です。

しかし、叩かないとはいえ「しっかり育てなければ」といったいわゆるしつけ重視の関わりをしてきていたのではないでしょうか。

>私の前では絶対乱暴しない、優しい子(を演じている?)からです。
>何回も言い聞かせ 泣いて謝る
>保育園の先生も学校の先生も「少し甘えさせてあげて」と仰います

↑このようなところからそんな感じがしました。間違っていたらごめんなさい。

なぜこんなことを言うかといいますと、実は似たようなケースはいくつも見ているからです。
ただ、ママさんのところを詳しく把握しているわけではないので、あくまで一般論です。ぜんぜん見当違いのことかもしれません。

かみつきや攻撃性の激しい子は保育園にもたくさんいます。
放任に原因があるものや過保護が元になっているものなど、いくつかのタイプがありますが、「家庭でよい子を要求される子」「厳しいしつけをされている子」というのもそのひとつです。


かみつきをする子や乱暴な子供に対して、かつての子育てや保育の中では叱ったり、怒ったり、叩いたり、痛みをわからせるためと同じことを子供に対してしたり、ということを当たり前にしていました。

しかし、いまの(きちんとした)保育のなかではそういった対応はしません。
かみつく子を叱れば、さらにかみつきは激しくなります。その激しくなったものを抑えようとさらに激しく叱るようにすると、場合によってはその行為はなくなったように見えることもありますが、その場合は必ず別の問題としてでてきます。たとえば、指しゃぶりや夜尿や、自慰行為などです。
そして最も怖いのは別の問題としてすら表面化してこない場合です。
それは心の奥深くに重く抑圧されて何年後かに重大な問題を引き起こすことになりかねないからです。

では、どういった対応をするかというと、「無条件な全面肯定」です。簡単にいえば「あるがままに受け入れる」ということです。

かみつくことは悪いことです。ですが、その子にはやむにやまれずかみつきに駆り立ててしまう心理状態に追い込まれたからそういう行為が結果的にでてきてしまっただけなのです。
その子が本質的に悪いわけではないのです。
ですから、まずはかみついてしまったことを責めるのではなく、その子のことを受容し理解してあげ、「どうしたの、なにかいやなかことがったの?でも、私はあなたのことが大好きだよ。今のあなたでいいんだよ」というメッセージを相手の心に届けてあげることを最初にしなければ、けっして噛みつきはなくならないのです。

「噛んだりするのはいけない。その行為は直さなければいけない」というのは、裏を返せば「今のおまえはダメだ」といっていることにほかなりません。

理屈はたしかにそう。噛んだり叩いたりするのはいけないことなのだけど、理屈をいって直るの程度の状態ならば一番最初に叱ったときに直っているはずなのです。

ですから、慢性的にそういう状態が続いているときは、いくら正論を言ったり、しつけをしたところで直ることはないのです。


それから甘えることに慣れていない子は、はじめのうちは甘えさせてあげようと受容の態度を示しても、なかなかその状況になじめず逃げようとします。
年齢が小さい子であっても示す典型的な態度です。年齢があがって5歳も過ぎれば恥ずかしさもあるので、余計離れようとすることもあるでしょう。

保育士としてそういった甘えさせるのが必要だけど、離れてしまう子供には時間をかけてそれを続けます。逃げても逃げても大人の側からアプローチして関わりをもちます。
逃げるからとそこで大人があきらめてしまうと、だんだん大人への信頼感をうしなっていってしまい、どんな大人からの関わりも拒否するようになってしまうからです。

僕の考え方は「しつけ」を重視する人や、厳しい子育てを志向する人にはなかなか受け入れにくいものだと思われます。
ですが、いま娘さんがおちいっているような状態は時間をかけて適切に対応していけばやがては直すことができます。

役に立つかどうかはわかりませんが、もしまだ僕のアドヴァイスが必要であるならば、できるだけ詳しい娘さんの様子、性格など。また、これまでの生育歴、どんな風に育ててきたか、排泄の自立のアプローチ(いわゆるトイレのしつけ)はいつごろから始めていつごろに確立したのか、夜尿はいつまでつづいたかまたはつづいているか、兄弟関係は、どんな遊びをしているか、保育園・学校での様子、家での様子、クセや気になること、などなど。
ママさんとしては叩いたりする原因がどのへんにあると思われるのか。
それにたいしてどんな対応をしてきたのか、などかいてくだされば具体的な対応をどのようにしていくのがいいのか、一緒に考えていけるかと思います。

また、実際に娘さんに関わっている人からの意見のほうが、僕が字の上でのやりとりで言えることよりもきっとはるかに有用であるはずですので学校の先生などにきちんと相談してみたりするのがいいのかもしれません。


ありがとうございます。

※非公開コメント投稿ができないので、詳しいことを書くと
個人が特定される不安があるので、おおまかに書いております。

お返事、ありがとうございました。
保育士おとーちゃんのコメントを拝見し、あれだけの情報で
ここまでわかるとはすごいな~。プロだな。と感じました。
(上から目線っぽくてすみません)
なぜなら、「あるがままを受け止めて」ということも
保育園や学校の先生から再三言われているからです。
それでも、受容できないのは、暴力的な娘をあるがまま受容したら
暴力さえも受容したことになるのではないかという不安があるためです。

躾については、厳しいと自分では思っていませんが
(どちらかというと、放任傾向だと思います)
「しっかり育てなくては」という思いは強いと思います。

アドヴァイスをもう少しいただきたいので、少し長くなりますが
娘の成育歴等を書きたいと思います。
娘の性格は、感受性が豊かでテレビなどで役者さんが泣いていると
一緒になって涙を流したり、
サスペンスは、音楽を聞いただけで震えて隠れてしまう子です。
ご近所の方や、一対一では挨拶もきちんとできますが
大勢の前だと恥ずかしがって、口もきけなくなってしまいます。
保育園では、遊びなどの中心になってアイデアを出したり
まとめたりしていたそうです。

私が育児ノイローゼ気味になったことから、
1歳を過ぎた頃、週3回保育園の一時保育を利用していました。
その後は、働き始めたこともあり、2歳から乳児保育園。
3歳からは、公立保育園に通いました。
また、3歳から公文にも通っています。(学習習慣獲得のため)
現在は、私立小学校に通っています。
ですが、一般的なお受験小学校ではなく、
自由平等や自立を謳った学校で、芸術などの情操教育を大切にする学校です。
(なので、娘の乱暴に関しても根気強く付き合ってくださっています)

育て方としては、自立した人になってほしいと考え
本人の意思を尊重するよう心がけていました。
(例えば、選ばせる時も本人に聞くようにするなど)
また、手間はかかっても、昔から伝承されるような育児法を
良いと思うものに関しては取り入れてきました。
テレビは5歳になるまで家にありませんでした。
(お友達の家に遊びに行ったときには見せていました)
また、子どもは地域で育っていくものだと考え
できる限り、地域活動には子どもを連れて参加し、娘を覚えてもらうように心がけてきました。

ちなみに、夫はほとんど家にいません。
また、私の実家はすでになく、夫の両親は高齢で中距離で頼れません。

排泄は、外出時以外は布おむつを使っており、
4ヶ月の時に、おまるを使い始め
1歳で、トイレで便ができるようになりました。
一時保育での、先生のはたらきかけもあり、オムツは1歳6ヶ月でほぼ使わないようになりました。
ただ、冬など寒いときには、4歳まで昼寝や夜尿が時々ありました。

兄弟はおらず、一人っ子です。

遊びは、外遊びが好きで公園で遊具で遊んだり
お友達が数人いれば、ドロケイ(鬼ごっこ)や大縄とびなど
身体を動かす遊びが好きです。
ちなみに、私は子どものころから外遊びが好きではなく、
家で読書などする方が好きです。
そのため、公園でも、どうやって遊んで良いのかわからず
遊ぶ子どもを見守ることが多いです。

気になることは、幼稚なことです。
未だに、テレビでは「おかあさんと一緒」「あんぱんまん」を好み、
オモチャも「メルちゃん」を欲しがるなど、年齢が下の子どもが
好きそうなものを未だに欲しがるのが気になります。
また、言葉もスムースではなく、話しの中に
「うんとね」「あのね」が頻回に出てきて、要領を得ないことが多いです。

叩く原因として、私が考えているのは
言葉が出ないので、手が出てしまうのではないか。
ということです。

それに対しては、コメントにもあったように私の前ではしないので
保育園や学校の先生方は
「保育園(学校)であったことは、こちらで解決するようにしますので、
家に帰ってから、家で、そのことを蒸し返したり、叱らないでください」
と言われていました。
そのため、しばらくはその通りにしていたのですが、
お友達をひっかいてしまって傷を作った時には、さすがに
「なぜ手が出てしまうのか」「怒りたくなったら、どうしたらいいと思うか」
「あなたが、そんなことをするのはママは悲しい」と話していました。

・・・が、相変わらず続いていたため、叩かれたらどんな思いになるか。
という気持ちになるために、娘に伝えてから叩いてみました。
嫌な気持ち。悲しい気持ちになる。もうしない。と言いますが、変わりません

もう、今は治らないことに疲れてしまって
小児心療内科を受診しようかと真剣に考えています。

ママさん

あまり参考になるかどうかわかりませんが、感じたこと思ったところを書いてきます。
まあ、実際の様子をみてるわけではないので話半分くらいに聞いてください。


前回のコメントを読んだときに、きっと繊細で優しい子なんだろうなと感じていました。
これがなまじ心の強い子だと、このようにわかりやすくは出てこないことが多いからです。
もっと大人からは見えにくいかたちで、たとえばこっそりと人に意地悪するようなかたちで出したりします。
それだと本当に気づいたときには発達段階や年齢があがったりしてしまって容易にアプローチしにくくなってしまいます。

だから今悩んでいるのに大変失礼だとは思うのですが、僕は出せる子で、そして今出せてよかったなと思うのですよ。

そしてさらに今回のコメントにあった
>気になることは、幼稚なことです。
を拝見して、幼稚でよかったと思うのです。ほんとに思うのです。

まだ幼稚な部分があるというのは、人格が固まりきっていないで柔軟でいるということです。
大人びてしまった子を変えていくのは大変ですが、まだ気持ちに幼い部分をもっているということは、まだまだ伸びる余地がたくさんあるってことです。

幼稚なことを肯定してあげて、幼稚な遊びに付き合ってあげていいとおもいます。
むしろそこが娘さんを安定させていくための突破口になるでしょう。

これまでママさんも娘さんもすっごくがんばってきたのだと思う。
娘さんはママさんのことが大好きで信頼しているからこそこれまでがんばってきたし、そしてときにがんばりすぎて気持ちのバランスがとれなくなることがあったのだと思うよ。

ちょうど他の方への返信でも似たようなことを書いているのだけど、当面、乱暴を直そうとか、~~させなくちゃ、~~しなくちゃとかは置いといて、娘さんとのんびり過ごすのを目指すといいと思う。
それこそメルちゃんで一緒に、ミルクをあげたり、寝かしつけたりといった「世話遊び」なんかを楽しむのはとてもいいですよ。
世話遊びには自分の心にあるいろんなものを、赤ちゃんである人形に投影して関わることでフィードバックし心のバランスを取り戻させるような作用がありますから、お母さんとそれを楽しんだことできっとそれはさらによい関わりになっていくと思います。

それをさらに進めて人形を赤ちゃんにした「出産ごっこ」とか、さらに発展させて娘さんを赤ちゃんにしてお母さんのお腹から生まれてくる「出産ごっこ」などは本当に本当に本当にお勧めです。
それはいろいろな気持ちを自然と満たしていくことでしょう。

叱ったり言い聞かせたりするよりも、そんな幼稚な遊びに付き合ってあげることがずっと効果的なはずです。
だまされたと思ってしばらくつきあってあげてください。時間はかかるかもしれませんが、きっとなんらかの変化がでてくるのではないかと思います。


もうひとつのコメントにあったような、

>・・・とここまで書いて、私は正論を言いすぎているのか?
と感じました。
が、こういう関わり以外にどうしたらよいかがわかりません。

というのもわかります。いろんな人がいるのだから、いろんな関わりがあって当然です。他の人ができるみたくコショコショ~というのが出来なくたって別にいいのです。
別にそれ自体が悪いことなわけではないのだけど、現代の世の中では「核家族化」だとか「母子の密室化」の状況だとかがあって、母親の得手不得手というのがそのままダイレクトに子供に影響してしまって、バランスがとれにくくなっているということがあるようです。

もし、「受容」が出来ていないと感じるところがあるのであれば自分なりのやりかたでいいので、なにかそれを補えるやり方を見つけられるといいかもしれませんね。


前回のコメントのときに実は書こうかとも考えていたのだけど、いきなりこんなことを言って気に病ませてもいけないと思い書かずにいましたが、小児心療内科を受診するというのもいいと思うのです。

別に娘さんがそういう医療機関にかからなければどうにもならない状態だというのではありません。むしろ優しい子だし、ママさんとの信頼関係もきちんと築けているからきっと医者にかからずとも改善していけるとは思うのですが、相談できる相手、専門家の指導やアドバイスがあったほうがママさん自身が安心だと思うからです。

娘さんの今の状況が改善するためには、ママさん自身が安心して過ごせていることが大切です。
ママさんがつらい状況のままなんらかの対応を一生懸命したとしても、なかなかいいほうへは回っていけないでしょう。特に娘さんは繊細な性質なのだから、ママさんの感情が娘さんに伝わり、少なからず影響するからです。

なのでママさん自身が楽になれるのであれば、小児心療内科でもなんでも助けになるものは利用した方がいいと思うのです。

娘さんはママさんのことが大好きで、とても信頼しています。
だからこそ言い聞かせられたときに泣いて謝ったりできるのです。

その信頼感ときずながきっとこの状況を改善する支えになります。それがあることでこの状況は必ず乗り越えていけますから、ご自分を責めたりせずにまた娘さんを信頼して見守っていってあげていいと思いますよ。
これからも応援しています、どうか自信をもって娘さんと接してあげてください。


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