2017-06

おうむ返しのすすめ - 2011.03.30 Wed

子供は言葉が出てくるようになるとおうむ返しをよくするようになりますね。
でも、今日のお話はそのこととはちょっと違います。

おうむ返しをしてほしいのは大人の方です。






子供「しょうぼうしゃいるよ~」
大人「どっかで火事でもあるのかな」
子供「しょうぼうしゃいるよ~」
大人「ウーウーっていっちゃったね」
子供「しょうぼうしゃいるね~」

1、2~3歳の小さい子とだと↑のような、話のいまいちかみ合わないことってときどきありますよね。

こういうのって大人と子供の思考の速度が違うから起こるんですね。

子供は理解していないから話がかみ合わないのではなく、子供からすると大人が話を理解していないように感じるから、もう一度繰り返しているようです。

大人は子供の思考のパターンからすると一足飛びに会話をしています。

つまり↓

子供「しょうぼうしゃいるよ~」
大人「そうだね、消防車いるね」

と繰り返してあげることで、子供からすると話が通じたと認識でき、また言葉を受け止めてもらえたと安心できて、会話の次のステップに進めます。

そうしなくても会話が進んでいくこともありますが、子供からするとどこかしら話を受け止めてもらっていないような気持ちが残っているかもしれません。

だから、子供の話を聞くときは大人も「おうむ返し」をすることを覚えていると、子供の満足度、理解力、会話の楽しみというのは大きくなりますよ。

子供「オイシイネー」大人「おいしいね~」
↑こんなことって当たり前にしますよね。
でも、こういうただのおうむ返しのやりとりというのが子供にはとても心地よいものなのです。
「共感すること」の基本になっているわけだね。


以前どこかで書いた「赤ちゃんの気持ちの代弁」とも似ています。
赤ちゃんに限らず「気持ちの代弁」をしてあげることと、この「おうむ返し」をクセにしておくと子供の様子は大きく変わってくると言えます。

「あ~そうなんだ。これが使いたかったんだね。でもこれは危ないからしまっておくね」
「○○がしたかったの?でも、いまはお母さん困るな・忙しいからできないよ」
「あなたもこれが使いたかったの?じゃあ貸してって一緒に言ってみようか」

子供「キレイダネー」  大人「きれいだね~」
子供「今日ね、○○したんだよ」  大人「へ~○○したんだ~」



「自己肯定感を育てるには共感することが大切です」なんてて言われるとなんか難しく聞こえて、どうすればいいかわからないなんて感じる人もいるだろうけど、こんななんでもないことの積み重ねでいいんですよ。

おうむ返しって大人の方がクセにしておくと、わりと自然とできます。
ただ、いつでも忙しく、あくせくしているとなかなかできないので、子供といるときはちょっとペースを落としてのんびりとした気持ちでいるといいかも。


前回「お箸」の話をしたけれども、こんな普段の些細なやり取りが「心」や「情緒」を育てるので、一見全然関係ないことのように思えて、実は「排泄の自立」や「卒乳」、「お箸使いを覚えること」の元になっていると僕は考えています。

というわけで、大人の「おうむ返し」をお勧めします。


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● COMMENT ●

No title

心や情緒の育ちが卒乳や排泄の自立につながるんですね。
他の記事のとこにもそう書いていらっしゃいましよね。

現在うちの娘は『卒乳』待ちです。
来月二歳になります。
周りが『断乳』をしたり私にもすすめるので、正直心が揺らぎました。
しかし、こちらのブログを拝見してから『卒乳』は頭の隅に置いてはいるけど、娘の心や情緒を育てる方に目を向けるようにしています。
正直今の『おっぱい大好き』っぷりを見ていて、本当に卒乳する日が来るのだろうかと思う時もありますけど。

先日二人目の妊娠がわかったのですが、色々調べてみても悪い影響はないようなので、続けて卒乳を待つつもりです。
周りからは不思議がられそうですが、今いる娘も、これから産まれてくる子も両方大事なんです。

『卒乳』の日は必ずやってくるんですよね?

No title

保育士おとーちゃんのブログを読むと、はっとしたり、そうだったのかと気づいたりすることがたくさんあります。周囲の子育てに漠然と感じていた違和感の理由がわかったり、今度は自分の子供にもこうしてみようと思うことも多いです。いつもありがとうございます。

それで、以前から自分の子供について気になっていたことをお聞きしたくなりました。
五歳、今度年長さんになる息子がいます。
彼がなにかにつけ、私の顔を見る(伺う)のです・・・
食事中、なにかこぼしたとき、ものを拾うより謝るよりまず私の顔を見る。
公園で友達と遊んでいるとき、トラブルっぽくなると私の顔をちらりと見る。
トラブルでなくても、知らない子になにか話しかけられたとき、どっちがいい?と尋ねられたときなど、とりあえず私の顔を見る。
だからといって、具体的に私になにか尋ねたり、判断を仰ぐわけでもないのです。
私が怒りすぎて怖いのか(手は上げませんが、口では結構細かく怒ってしまいます)、自分に自信がないのか・・・
彼は性格は穏やかなほう、おしゃべりで、引っ込み思案ではないです。一人っ子で、両親が自宅で仕事をしていていつでも三人一緒という少し特殊な環境のせいか「一人でじっくり遊ぶ」のは少々苦手ですが、言うことを聞かず困る、ということはなく、泣いてじたばたするとかもなく、逆にそういうことがないから私の顔色を伺うのかなあと不安です。のびのびやりたい放題やっている子が少しうらやましくなったりして。
親の接し方になにか問題があるんでしょうか?
こんなふうに接してみたら? というアドバイスいただけるとありがたいです。

先日はありがとうございました

いつも 丁寧なわかりやすい返事をしていただいて 有り難いです。
忘れかけていた 叱らずに見守ってやる認めてやる…ということを思い出し 初心に返ることが出来ました。急かしてばかりいたので、“まだ時間ある?”とよく言う子になってしまうくらい…。
でもすごく甘えてくるようになりました。元々甘えん坊では ありますが 甘え方が 尋常ではなく 甘やかし過ぎ?!と 躊躇してしまうことも あるくらいで… 転けて大袈裟に泣いて、ひつこく泣いた挙げ句自分でたてない…とか、プール見学も膝の上に座りにくるし。とにかく 抱っこをせがんできます。抱き心地も 違って全て委ねてくるような感じです

続きです

問題の スイミングは 相変わらず見学すると言っています。見学するなら 素直に喜んで行くし プールに入る…と言ったりヤッパリやめると言ったり。葛藤があるようです。見学するなら 途中か入りたくなっても入らないよと入るなら最初から入ろうねと約束しました。プールが嫌いではなさそうな気がします。コーチのことも好きって言います。周りからは また見学するん?!と言われますが…嫌いではなさそうなので 自分から入りたいと言ってくれるのを待ちたいのですが 過保護すぎますかね、時期見ていつまでも見学だけなら 行くのも止めようかと思っているのですが。

おとーちゃんのブログを読み返していると 反省しっぱなしの私です。
戦隊物も怖いと言っていたのが、最近ドップリハマってしまい、遊びといえば最近人形を持って戦いごっこをしています。排泄も 夏には一時期とれていたけど 全く行かなくなってしまったし。
おうむ返しも実践します。“~かな?”と話しても“違うんちゃう”と言う子なので。自分の方が出来る 自分の方が勝ってるというようなことを 確認したがるのは 今まで認めてやれてなかったからなのかなと思いました。でも 接し方を変えてから 少し変化があって おばあちゃん

続きです

おばあちゃんのお墓に寄った時に “○○くんをお化けから守ってください”と言っていました(笑)気づけて良かったです。本当に感謝しています!

No title

初めまして。
1歳になったばかりの女の子を育てている主婦です。
偶然こちらのブログを見つけ、過去の記事も少しづつ読ませてもらっています。

意見を聞きたくて投稿したのですが、なにせ要領が解らないもので、ブログの内容とは違う質問をしてしまうことをお許しください。

私はいまは専業主婦をしていますが、いづれ仕事復帰をしようと考えています。
いや正確には・・・いました。

でも実際に我が子を目の前にしてみると、こんなにも可愛い我が子を他人に預けてまで働くべきか?と迷い始めました。

ありがたいことに主人の収入だけでも、贅沢は出来ませんがそれなりの生活はできます。
子供とののんびりした生活が苦に思ったこともありません。

でも、子供が1歳のお誕生日を迎える前から感じ始めたことは、「このまま母子だけの濃密な時間を過ごすのは、自分にとっては幸せなことかもしれない。けどこれは自己満足であって、これまで小さい子供に全く接したことがなく、決して要領が良いとは言えない自分が、この子の持ちうる能力を充分に伸ばしてやれるのだろうか?」と悩み始めました。(←立派な子を育てる・・・なんて思っているわけではありませんが)

それならいっそのこと平日は自分は働き、子供は保育園で過ごす。
正直、私自身出産前に携わっていた仕事に未練がないわけではありません。
育児も仕事も両立する・・・頑張ってみようという思いはありますし、出産前に働いていた職場が、子育てしながらでも受け入れてくれると声をかけてくれています。

私が踏み切れないのは、なんでなんだろう?
いろんな人に相談する中で、とある知り合いに「三つ子の魂百まで」と言われずっと心に引っかかっています。

3歳までは親子の濃密な時間が大切なんだろうか?
保育園に通う子は可哀そう?
情緒が安定しない、という意見もあります。

もちろん働いたとしても自分の出来る限りの愛情は、これまでと変わらず注ぐつもりです。
そして、もうひとつ思うのが「自分の想いや感情をすべて押し殺して人生を子供に捧げたとしても、そんな親に育てられた子供は幸せなのかなぁ・・・」

まとまりのない文章で申し訳ありません。
保育士として働いているおとーちゃん、「働く母親とその母親に育てられる子供」どう思いますか?

No title

お久しぶりです。新年度になりましたね!

大好きな乳児担当も3年目になりました。クラスでは、乳児での経験年数だけ見れば、私が一番ベテランです…。責任重大でドキドキです。

本年度も参考にさせていただきます。よろしくお願いします♪

何度も同じこと言う子、「そうだね。」ってだけ、何度も繰り返しちゃうことが多かったです。おうむ返しって、子どもにとって心地いいのですね。なるほど☆明日から実践してみます。

えりぃさん

確かに心の育ちがもろもろの身体的な発達の基礎になっているのは間違いないですよ。

妊娠おめでとうございます。
僕は母乳のことはあまり詳しくはないのですが、妊娠しているとき(安定期以前)授乳していると流産などのリスクが高まると聞いたことがあります。確かなことなのかあまり自信がないですが、もし気になるようでしたらお医者さん等に相談してみるといいかもしれませんよ。

アンパンママさん

このくらいの年齢だと甘えたい気持ちがぶり返すというのは普通にあることなのであまり気にすることもないのだけど、もしかすると過保護が原因というよりも、過干渉の反動でそういった甘え行為・ゴネ行為がでているのかもという気がしないでもありません。

もしそういった点に心当たりがあるような感じでしたら、過干渉や管理しすぎないような関わりに配慮するといいかもしれませんよ。

あんぱんださん

あんぱんださんはじめまして。

コメントを拝見して僕が正直に思うところは、我が子がこの上なく可愛いと思えるなんてとてもすばらしい人だな、ということです。いやみで言っているのではないですよ。
子供が可愛いなんて当たり前のことと思われるかもしれませんが、現実にはそうでない人もたくさんいます。
それがいいとか悪いとかいうのではなく、人によっては子供を素直に受け入れられない人もいるのが現実だとこういう仕事をしていると目の当たりにするからです。

だからあんぱんださんもあんぱんださんのお子さんもとても幸せだと思います。
僕とってはそういう人がいるのを知ることはとてもうれしいことです。

ご質問の件ですが、働く必要があって働きたいと思うならば保育園にあずけて仕事をしてももちろん大丈夫ですよ。しかし、子供と一緒にいたいと思うならばいられる時期まで一緒にいることもとても素晴らしいことですよ。

あんぱんださんは子供の成長のために保育園にあずけるべきだろうか?と聞いているのだと思いますが、そのためでしたら別に保育園にあずける必要はないんですよ。

おそらくあんぱんださんの念頭には、『子供にとって「集団生活」が必要である』という考えがあるかと思います。
その点から言うと保育園で言うところの「乳児」(三歳未満)には必ずしも成長のために「集団生活」は必須のものではありません。

子供にとって「集団」つまり「社会的な発達」の段階はだいたい3~4歳ごろに「社会性」というものが芽生え伸びていくものなので、別にそれ以下の年齢で集団生活をしなくてもなんら問題はありません。
幼稚園が3歳もしくは4歳児から始まるのはそのためです。

家庭にいて虐待されていたり、過保護・過干渉ゆえに人格を曲げられてしまってはいけませんが、もしあんぱんださんがお子さんと一緒にいるのを楽しく感じ、また状況もそれを許すのならば、家庭でのんびりと過ごしたとしても十分立派に成長していきますよ。

保育園というのはそもそも生活の場なんです。
何らかの事情で家庭で過ごせない子供に、家庭に代わって生活の場を提供するのが保育園です。
そしてその生活と遊びの中から、子供は発達に必要な様々なことを学んでいき成長していけるということがわかっています。
だから家庭ですごしたとしても、きちんとした生活をするのであればなんら集団生活に劣るものではありませんよ。
自信をもってお子さんと過ごしてください。
子供がもっとも成長するのは、なにかを教えられることからではなくて、楽しく日々生活をおくれることからです。
だから子育ては楽しむのが一番いいんです。

「あなたといてとっても幸せだよ、うれしいよ」っていうあんぱんださんの気持ちをしっかり娘さんに伝えてあげてね。きっと優しくて暖かい子に育ちますよ。そういう子は誰から見ても可愛い子に育つからね。

すももさん

いいですね、乳児の保育。
僕も乳児を保育するの大好きです。子供が日々成長していくのを目の当たりに出来るからね。
それに自分が出来るだけのことをすればそれがきちんと伝わってくれるしね。
今年度も身体に気をつけてがんばってください。

確かに…

過干渉な関わりをしているかもしれません。自分としては、心を満たそうとして見学したければ見学していいよと 逃げ道を作っていたつもりでした。
でも見学するためには自分で見学させてくださいって言ってきなさい…とか潜るのが嫌なら、潜れませんって言って出来ることからすればいいから…とか話していました。また出来ることからやっていけばいいと思って言ったのですが自分で克服する力を摘んでしまうのですね、
過干渉シリーズを読み返してみると 反省しっぱなしです。気づいて良かった…でも 情けないことですが どうしてやればいいのか。
プールは嫌いではなさそうですし水が怖いわけでもありません。コーチのことも好きだと言います。でも、プールには入りたくない。
続けさせたい理由は辞め癖をつけたくないからです。
私自身が そうでした。休み癖サボリ癖がありました。
だから 同じようにしたくないという思いから 何とかしたくてヤキモキしてしまい これが過干渉につながるのですね…子供に申し訳ないです

No title

丁寧なお返事、ありがとうございました。

そうですね、こどもの成長に必要なことは何かを教えることよりも、日々を楽しむことかもしれませんね。

母親が「我が子を嫁に出したくない!」と思うのはおかしいかもしれませんが、そのくらい溺愛しています(^_^;)

そして同時に、これ以上ないと思えるくらいの幸せな日々を、娘にもいつか経験してもらいたいと願っています。

自分の育児に自信を持ってみようと思います。

ぴょんころさん

ぴょんころさんこんばんわ。

実際の様子を見ていませんのでぴょんころさんの個別のケースとしては断言できませんが、僕の経験ではコメントで書かれていたような大人の顔をうかがうような行為は、しばしば大人が過干渉だったり口うるさかったりする場合でてくることがあります。

大人から見ると子供の行動というのは、遅くてまどろっこしかったり、(大人のor社会の)マナーにのっとっていないことが多く、ともすると注意されることが多くなってしまいます。

そういった過干渉を続けていくと、大人全般に対する信頼感を損なったり、自己肯定感をもてない子供へとそだったりすることもなかにはあります。

また過干渉は同時に過干渉する大人に対する大きな「依存」も生んでしまいます。
困ったときに大人の方を見るというのは、そういった依存に起因しているのかもしれません。


もし、ぴょんころさんの息子さんが過干渉ゆえにそういう行動がでてると思われるならば、少しずつ対応を変えていけばまだ十分修正のきく年齢でしょう。

直すとすれば、「否定の過干渉」を出来るだけ減らすことが大切です。
今回の記事でも書きましたが、大人の考え方というのは子供に比べると一足飛びなので、子供の失敗したアクションにたいして「叱る」とか「ダメだし」で対応してしまいがちですが、なににしても「否定」で対応するのではなく、その行為をたんたんと受け止めるようにして、さらにその必要があるならば叱るなり、たしなめるなりしていくと子供は受け入れやすくなります。

たとえば、子供が食事中味噌汁をこぼしてしまったとします。
「こぼれちゃったね。じゃあこれで拭いてください」と台布巾を渡す。

それがやむをえないミステイクならば、「そういうこともあるよね。これからは気をつけてね」でいいし、ふざけて食べていた結果ならば「遊びながら食べていたら困ります」と言葉で伝えれば子供には十分伝わります。

むしろ気の優しい子や年齢の小さい子に対して感情で叱ったり怒ったりすると、「叱られた」というそのことに萎縮してしまって直すべきことにまで子供の気が回らなくなってしまうので、たんたんと受け止めて伝えた方がよりきちんと子供は受け止められるようです。

自分に自信がない様子などは、その過干渉による萎縮の結果でているものなので、「否定の過干渉」をしないようにしていけば、そちらのほうはだんだんと無くなってくるかと思います。

また、こちらを確認して見てきたときなんでもないことなら、うなずくとか目で「いいんだよ」と伝える肯定の視線で応えてあげるのもいいですよ。
「指示待ち」になってしまってはよくないけれども、子供は自分がそれをしてて大丈夫なのか多かれ少なかれ大人をみて確認するものです。
あるていど年齢がいって大人から自立して遊べるようになったりすればなくなりますが、あまり過干渉だったりして大人に対する信頼感がなくなり大人を振り返らなくなることもあります。

ぴょんころさんのところはそういった意味で親子のきずながちゃんとつながっているのですから親をふりかえってくれるのだと思います。それに肯定で応えていけるようになれば、息子さんも安心して過ごせるししっかり成長していけると思います。

No title

とても丁寧な説明とコメント、どうもありがとうございました。

これまでの記事を読ませていただいていて、「過干渉」のことは自分にもかなり当てはまると気づいていたのに、なかなか行動に移せずにいました。今回アドバイスいただいたことを、ちょっとずつでも実行していきたいと思います。

子供はかわいくていとおしくてたまらないのに、ついつい細かい小言を言ってしまうんですよね・・・「しつけ」てしまう・・・
これからはもう少し力を抜いて、息子の今のままを受け入れて、過ごしていこうと思います。ちょうど新学期だし、心も新たにして。
どうもありがとうございました。

いつも読ませていただいて参考にさせてもらっています。

2歳8ケ月と7ケ月の姉妹がいます。
お姉ちゃんですが言葉が遅くて悩んでいて、最近ここで読んだ関わり方を参考にして接しています。
まだ単語しか出ませんがだいぶ増えてきているような気がします。
子供「○○」
私「○○だね~」
とおうむ返しをしたりしてます。
でもあきらかに違う事を言っているのにそれでも上に書いたような対応でいいのでしょうか?
例えば数字があれば何でも「いち」と言う事が多いんですが…
「いちだね~」と間違えてても否定せずにおうむ返しでいいのでしょうか?
間違って覚えてしまわないか心配です…

みょうさん


> でもあきらかに違う事を言っているのにそれでも上に書いたような対応でいいのでしょうか?
> 例えば数字があれば何でも「いち」と言う事が多いんですが…
> 「いちだね~」と間違えてても否定せずにおうむ返しでいいのでしょうか?
> 間違って覚えてしまわないか心配です…

↑たしかに、そういうときってありますよね。
子供が小さいうちは間違っていてもなにも否定して訂正させなくてもいいのだけど、あからさまに「そうだ」といえないときってときどきあります。
そんなとき僕は否定も肯定もしない対応をしています。

「へ~そうなんだ~」
「そう思うんだ~」
とかね、日々の会話はそのやりとりを子供は楽しんでいるので、知識を教え込む場には僕はせず、受け止めてそれで子供が関わりを満足できることを第一に考えています。

教えてください

3月の末に4歳になる娘。一人っ子。去年の4月から幼稚園に通っています。家族は主人の両親と同居しています。
ここ何ヶ月「何々って言って」とよく言って欲しい言葉を自分で喋って繰り返させます。自分の意に沿わない事があるとすねて、廊下とか目に入らない所へ行く事が多くなりました。
私が指示することか多くなっている為?と最近思い、なるべくこちらがどうして欲しいかを考えさせるようにしています。何かアドバイス頂きたくお願いします。

恵美ちんさん

>「何々って言って」

これを親に要求する子はしばしばいます。


いろんな理由があってそういう姿がでるので、一概になにが原因かというのはケースバイケースです。



成長期のひとつの様子としての自己主張の形ということもあるでしょうし。


「代償行為」としての場合もあります。
自分のAという要求がかなえられない、満たされないために、「なになに言って」というBの要求を通らせることで気持ちを満足させるというものです。

これには、過保護や過干渉を背景としていることもあったりします。
ですので、必ずしもAという要求を満たさなければならないというものでないこともあります。
つまり、そういう場合は「我慢」することも経験としなければならないのですね。


あとは、一種の甘えの出し方ということもあります。

その「なになに言って」という要求を受け止めてもらうことで、受容されていることの確認をとりたいという気持ちです。



別にその「なになに言って」が可愛らしいものであれば、親としても気にならないし心配もしないのですよね。
こうして相談してきているということは、その姿がポジティブなものでないように感じられるということだと思います。


であれば、「先回りした関わり」をしてみれば、おそらく改善の方向に向かうと思います。



3歳を過ぎますと、親はあまり意識していなくとも、要求されることは多くなります。
4月から幼稚園に行っているということは、そろそろ慣れてくる時期とはいえ、これまでとは環境も大きく変わったり、人との関わりも増えたりストレスとまではいかなくとも、様々な経験などで情緒も一定というわけではなくなります。


一方で子供の内的な成長も進んでくるので、素直に甘えたくともそれが出せなくなったりもします。

そういった心の葛藤というものが、この時期にはあると言えるでしょう。


「先回りした関わり」をすることで、あらかじめそういうわだかまりをほぐしてあげることで、ネガティブな形での出し方を解消することができます。

例えば、くすぐり遊びをしてみたり、会話の中で共感を増やしたりしてみたり、簡単なゲームを一緒に楽しんだりしてみるといいのではないでしょうか。



>自分の意に沿わない事があるとすねて、廊下とか目に入らない所へ行く事が多くなりました。

これは一種の自己主張でしょう。


大人がヒステリックだったり、支配的で自己主張を圧殺するような関わり方をしていた場合は別の問題ですが、
子供が要求したことをそれはできないと大人が伝えた時などの場面でのことでしたら、そういった人間関係上の葛藤や、自分の思い通りにならないことを受け入れるというのは、まさにこの年齢の大きな心の成長課題です。

大人が「そうすべき」としたことならば、子供の様子に振り回されないでいるということも、この時期の大人の対応として必要なことですし、

また一方で、そういった「心の葛藤」を大きなまなざしで見守り、それを消化していけたときに認めてあげるということも子供の力になることです。


コメントからは詳しいことはわからなかったのですが、
おそらくそういった葛藤の際の、代償行為として「なになに言って」だったのではないかと思われます。

であるならば、心の成長がそれを解決するでしょう。

丁寧なコメントありがとうございます。

とても参考になりました。
ちょこちょこ過干渉や遊び、おもちゃの所をじっくり何度か読み返す形となっています。

子どもとのかかわりの中で、細かい事を訂正する事が多々ありました。自分が細か過ぎたと反省です。共感を求めていたんだ!とわかったので、最近はそのまま受け止めるようにしています。そして先回りの関わりに心がけ、自己肯定感を出来るだけ持たせてあげれればと思います。子どもから教えられる事もとても多く、育ててもらってる感じです。

お父ちゃんさんのブログに出会えた事に感謝し、中々自分を変える事は時間がかかると思うけど、せっかく子育てができるんだから楽しみたいと思います。


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楽しく無理のない子育てを広めたいと2009年ブログ開設。多くの方の応援があって著作の出版や講演活動をするようになりました。 現在は、子育て講演や保育士セミナーの他、『たまひよ』や『AERA with Baby 』等の子育て雑誌の監修やコラム執筆。『ジョブデポ保育士』の監修や育児相談などをいたしております。

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