2017-08

正論を押し付けない対応  -過保護と過干渉- その7 - 2010.11.06 Sat

なかなか続きを書かないものだから(笑) -過保護と過干渉- その5ででてきた砂場での対応ってどうしたらいいのでしょう?
というご質問をけっこういただきました。


公園の砂場で友達の玩具を取ってしまったとき、相手の親御さんの目もあってついつい強く叱ってしまうという人が多いようでした。


叱らない子育てでも同じようなエピソードで紹介していますが、今回の主旨とも関連するので対応の仕方を書いときますね。








一応子供が3歳以下くらいの場合を想定しています。(基本は同じなんだけど4歳以上だとちょっと変ってくることもありますので)

こういうときは、まず否定ではなくて、肯定もしくは考えさせる方向へもっていくのがいいんです。

具体的には、「あ~~それ使いたかったんだ(←子供の気持ちの肯定)」 「でもそれ、○○ちゃんが使ってるね」 「とっちゃったら○○ちゃん困るね~」

これで返せないとしても、心には「気づき」を残すことができます。今すぐ出来なくても、その「気づき」は今後同じようなことがあったときに生きてくるはずです。

ここまでこどもの気持ちを受け止めてから、どうしても返せないなら大人が、別のおもちゃを示してそっちに気を向かせてもいいし。
「いま○○ちゃん使ってるのもってかれたら困るから、返してください」と大人がきっぱり言って取り返してもいいかもしれない。

こうすることで、最後は強権発動しちゃってはいるけど、ここまでその子のことを「否定」してはいないよね。
だから、すぐは出来ないとしてもだんだんとわかっていけます。

これを最初から「ダメっ!」とか「返しなさい」などの否定で対応すると、「大好きなお母さん」に否定されたことで、子供の心はささくれ立つので、どんどん困ることをする子になってしまうわけです。または以前このシリーズの中で書いたように、そのささくれた気持ちのうさを晴らすために、よけいに物をとったり、お友達を突き飛ばしちゃったり、落ち着いて遊べなくなり荒れた遊びになっちゃたりね。


また、「とっちゃったら○○ちゃん困るね~」と伝えてから待ってあげることも大事だね。
子供は気持ちの整理に時間がかかるものだから、言われてすぐは無理なことも多いからね。
待ってあげることはその子を信頼してあげることになりますよ。

そういう積み重ねをしていくと、そのうち返すことが出来るようになったりします。
そんなときは「ちゃんとわかってすごいね」「返せてえらいね」、「そういうちゃんとわかってくれる○○ちゃん、大好きだよ」とか受け止めていってあげると、否定され親の言うことを聞かなくなるのでなく、子供のほうから親の気持ちにも寄り添ってくれるようになれます。


余談だけど、「そういうちゃんとわかってくれる○○ちゃん、大好きだよ」←このフレーズはぜひ覚えてね。
いつも少食の子にご飯がちゃんと食べられたとき「そうやってたくさん食べてくれる○○ちゃん大好き、ママうれしいな~」とかね、こうやって気持ちを受け止めそれを返してあげることは、その~~が出来ることになる以上の良い影響をたくさん子供に与えられます。

なぜなら前回書いた、どんな子も「世界で一番お母さんが大好き」なのだからね。
叱るよりもずっと子供は伸びていけるよ。



というのが、そういったときの基本的な対応の仕方だと思うのだけど、ここからが今回の本論です。

こういう場面でこういう対応できるようになったらいいのはたしかだけど、でももっといいことがあるんです。

それは・・・そもそも他の子の玩具とか取らない子に育てちゃえばいいっていうこと!


多くの人が現に上の砂場でのやりとりのようなことで悩んでいるから、そんなことは思いもしないかもしれないし、そんな風にできるわけないとも思うかもしれないけど、出来るんですよ実は。


ちなみにうちの長男はいま4歳だけれども、これまで人の使ってる玩具を横取りしたっていうこと一度もないんですよ。保育園にいるときもないそうです。ほんとに一度もないのよ~(笑)
取られたものを取り返したというのはあるけれどもね。

持って生まれた性格っていう部分もあるかもしれないけど、必ずしもそれだけじゃなくてそれにはちゃんと理由があるんです。

その理由というのが、この一連のテーマである「過干渉」と関わってくるところなんです。
といったところで、キリがいいので次回に続きます。気長にお待ち下さい~。


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● COMMENT ●

No title

今まで保育士おとーちゃんさんのブログを読んできて何度も勉強させてもらってるのにいざお友達との取りあいの場面にでくわすとうまい対応ができないんですよね~(^^;;

おもちゃを他の子から取らない子に・・・ってすごい!!
もともとうちの娘もあまり他の子のおもちゃって取ったりなんてことはしないほうなのですが、よく一緒に遊ぶ仲のいい子とのとりあいを最近になってし始めるようになりました。
次回の更新が楽しみです~。

それとひとつこの記事と関係のない質問なんですが、先日おもちゃ売り場に私の母と一緒に行った時に娘がシルバニアファミリーの前で釘付けになってるのを見て今年のクリスマスプレゼントに娘にシルバニアファミリーを買ってくれると言っています。
で、基本の小さなおうちのセットに。。。と思ったのですが、幼稚園とか幼稚園バスなんかもあって、来年から園バスで幼稚園に行くので幼稚園のもので幼稚園ごっこなんてしたら4月からスムーズに行けるかな~とか思ったりして・・・。
心配しすぎですか?(^^;;
アドバイスお願いします~。

さっちんさん

> 今まで保育士おとーちゃんさんのブログを読んできて何度も勉強させてもらってるのにいざお友達との取りあいの場面にでくわすとうまい対応ができないんですよね~(^^;;

まあ、こういうのは慣れもあるし相手の子との信頼度とかもあるからね、すぐうまくいかなくても大丈夫よ。


> それとひとつこの記事と関係のない質問なんですが、先日おもちゃ売り場に私の母と一緒に行った時に娘がシルバニアファミリーの前で釘付けになってるのを見て今年のクリスマスプレゼントに娘にシルバニアファミリーを買ってくれると言っています。
> で、基本の小さなおうちのセットに。。。と思ったのですが、幼稚園とか幼稚園バスなんかもあって、来年から園バスで幼稚園に行くので幼稚園のもので幼稚園ごっこなんてしたら4月からスムーズに行けるかな~とか思ったりして・・・。
> 心配しすぎですか?(^^;;
> アドバイスお願いします~。


シルバニアファミリーいいと思うよ。
まあ、幼稚園セットも悪くないと思うのだけど、子供の思考の順序からいくと、人形遊びって自分の経験を再現することで成立する遊びであるから、幼稚園のやつを使って自分なりに考えて遊ぶことももちろんできるとは思うのだけど、基本的には家があって、自分と同じ家族構成の人形をそろえてあげることで、それを使って再現展開していくと遊びに入りやすいかもしれないね。

困っています

2歳10ヶ月のお男の子のママです。

ブログ読ませていただいてかなり泣いてしまいました。
子供に対していけないことを私自身たくさんやってたと・・・;


きっかけは、最近何かあるとすぐ泣いてしまって困っていたところこちらにたどり着きました。

公園などでは良くあることなのですがうちの場合はおもちゃを取られる側です。

例をあげると、おもちゃを取られたり、ちょっとしたイジワルをされると仕返しや取り返したりできなくて、結果気持ちのやりどころがなく、爆発してしまい訳が分からなくなるくらい私の前で泣いたり、その後なかなか楽しく遊ぶ事もできなくなってしまいます。
その後は小さい子が滑り台で自分の前に立ってただけでもイジワルされたと勘違いして、気持ちの切り替えができないまま、また泣いていじけて手がつけられなくって仕方なく帰ってきます。

でも人のものを無理やり取ったりはしません。家では肯定的な関わりは多い方だと思います。

そして相手に大きな声で威嚇されたり、叩かれたりすると逃げてしまうのです。親としてはやられっぱなしは子供が可哀想に思えてしまい、どう誘導してよいのか困っています。


怒らず話して聞かせようとやってみましたが、泣き出してしまうと効き目はありませんでした。
『公園行って楽しく遊べない子はダメだ。すぐ泣いてはダメだ』と何度も言ってしまているせいで、夜寝る前に『今日、公園で泣いちゃったの』と私に言う事があります。
そして私はとても自己嫌悪になります><。

前までは私もついつい大人の美学?で、楽しく遊んでいたのにおもちゃを取られると『○○君貸して欲しいんだって』っと、自分の息子に我慢ばかりさせていたのが原因かなっと、今になって思うようになりました。

取られて悔しい思いをわかってあげないまま自分の方法を押し付けていたのです。

息子がおもちゃを取られて困っているときはどう接してあげたら良いのか、相手の子に対してもどう言っていのかわかりません。


どんどん遊びに連れってって、取られても取られても泣いても鍛えるのが良いのか、でも、鍛えるという事自体、押し付けになりどんどん皆と遊ぶのを嫌がるようになったらどうしようとか、私が『返してって言ってみる?』っと、本人の気持ちの橋渡しをしてあげるのが良いものか、それはこちらで書かれてる過保護になってしまうのではないかとどうしてよいのかわからなくて・・・・。

私の接し方のせいで起きたと思われるこのような悪循環も、まだ間に合うようなら直していきたいのですが。

良ければ・・・というか、どうかどうかアドバイスお願いします><

さくらさん

さくらさん、コメント繰り返し読みました。
心配している気持ちがよくわかりました。

でも、大丈夫ですよ。もし、なんらかの関わりから今の息子さんの様子をつくりだしてしまった、と思うのであればそれに気づけたのだから、これから変えていけばいいことですよ。
気づいて、それが心配になったのならばもう問題の半分は解決したようなものです。
子供は大人よりもずっと大きな柔軟性をもっています。
関わりを変えていくだけで、子供の様子は大きく変わっていけるものです。

コメントを拝見していてポイントは2つあるように感じました。

まず、ひとつはさくらさんの気持ち。
自分を責めることはないですよ。子供とのうまい関わり方を初めから知っている人なんていないのだから、子育てはうまくいかないことがあって当然。

たまたまうまくいかなかったとしても、取り返しのつかないことなんてほとんどないし、息子さんの人生は長いのだから、気になることがあるならこれからちょっとづづ変えていけばいいじゃない。

「人生に回り道なんてない」失敗したようにみえてもそれがあって今があるんだから、無駄なことなんてないのよ。


で、もうひとつのポイントは息子さんにどう対応していけばいいのか?ってとこだね。

>どんどん遊びに連れってって、取られても取られても泣いても鍛えるのが良いのか、でも、鍛えるという事自体、押し付けになりどんどん皆と遊ぶのを嫌がるようになったらどうしよう

たしかにこういう考え方で対応して、それでそのとおりになれる子もいます。
でもどんな子も、慣れさせた・鍛えたからといって克服できるとは限りません。その子その子の性格があるからね。

なので、僕だったらそうはしません。
人の個性はそれぞれ、大人から見ると一見それがよいことのように見えないかもしれないけど、その子の今の姿はそれなのだから、それを否定せず肯定してそこから出発すればいいと思うのです。

息子さんはおもちゃを取られたり、意地悪されると立ち向かえずに泣いてしまったりするんだね。
いいじゃないの、それも。きっと優しい心をもっている子なんだよ。
今はうまくそういったことに対処できないかもしれないけど、まだ2歳10ヶ月なのだからそれで普通。

うまく伝えられない感情が泣くという事で、あふれてきてしまうこともその年齢なら普通のこと。
それでいいのよ。

そんなときは、気持ちを汲んであげ、大人が子供の心の言葉を声に出してあげましょう。
「あ~おもちゃとられてイヤだったんだね」「そうだね~意地悪されたら悲しいよね~」

大好きなお母さんに自分の気持ちをわかってもらえることで、子供は安心してそこから学び、伸びていくことができます。


まずは息子さんの気持ちを受け止めてあげること。

大人は子供に比べると、一足飛びに物を考えていくので、つい「こうすればよかった」みたいな正解を伝えようとしてしまうけど、気持ちを受け止めてもらわないままではその「よいやりかた」も身に着けることができません。

そして、気持ちをうけとめてあげさえすれば、子供は自分で感情を整理し、考え、その子のやりかたで対応していけるようにだんだんなっていくので、そもそも「正解」を教える必要もないんです。

子供って今は出来なくても、その力をすこしずつ溜めています。
教え込んでできるようになることもあるけれど、子ども自身に十分に溜めさせてそれが表れてくるまで待つほうが、ずっと「その子らしい、自然な」姿で実を結ぶことができると僕は思っています。

息子さんは優しい心をもっているのだから、わざわざそれを否定することはないと思うな。
強さってあとからいくらでも身につけられるけど、優しさはなかなかそうはいかないものだよ。

子育てしているといろいろ心配になってしまうことって出てくると思います。
それで当然だし、でも乗り越えられないことなんてないからね。
子育てって一人じゃできないものだから、いろんなひとに頼っていいんだよ。
僕は字のやり取りしかできないのであまり役にはたてないけど、聞くだけならいくらでも聞きますので、お気軽にコメントでもしてくださいね。

そうそう、物の取り合いについてはブログの過去記事に2~3回書いてありますのでそちらを参考になさってください。
書いてないこともあるので、ひとつだけ付け足すと、使ってるおもちゃを取ってしまうのを見たら、それがよその子であれ「え、なんでそれ使ってるのにとっちゃうの?」っておもいっきり真顔でいいます。
そうするとその子も自分で考えるようになるし、考えられる子になったほうがその子も幸せだしね。

ありがとうございます

保育士おとーちゃんさん、御礼が遅くなりすみません。
ホントにホントに心あたたまるお返事ありがとうございました。

そして私、また泣きました^^;)
悲しくてじゃないですよ?
保育士おとーちゃんのお返事を読んで、とても感動して、ホッとして、安心して、前向きになれたという事ことを素敵に書きたいのですが;;;私は文章力が乏しいので上手く表現できないのが悔しいです TT)ノ



『ダメ!!正解はこうだからこうしなさい!!』←気付いたら正に私の頭の中はこうでした;
ちゃんと育てなきゃ、教えなきゃって・・・。ほんとにちゃんと落ち着いてドッシリしなきゃいけないのは私だったんですね。
こんな親にはならないぞって思ってたのになぁ;

そうそう!すごいことがあったのですが、昨日、デパートの屋上の小さい遊園地に連れてった時にトーマスの乗り物、息子の番だったのに知らない子が割り込んできてしまって。。。
その子のお母さんが後からきて止めたのですが息子はいつものように大泣き。
手がつけられなくなから帰ろうかなぁ~と、思いましたが息子が悪いことをした訳じゃないし・・・・と、少し開き直って『〇〇君の順番だったのにねぇ?順番守ってくれなくて悲しかったねぇ~』ってしばらく話したら、時間はかかりましたがなんと、泣き止んで少ししたらまた普通に遊んでくれたんです!!!!!!!

これって他の人には普通の事に聞こえるかもしれませんが、我が家にとってはホントに久々に味わう感覚でした。

『楽しかったねー』って帰って来れたんです。

帰り道しばらく『僕の番だったのに』『また泣いちゃった』って何度も言ってましたが^^;)

きっと上手くできる日もあればできない日も出てくるでしょうが、力をためている大切な時間という事を忘れずに見守って行こうと思います。

またすぐ別の子育ての悩みが出てくるような気がしますが、その時はどうかアドバイスお願い致します。


過去の日記も読みまくります♪


さくらさん

> これって他の人には普通の事に聞こえるかもしれませんが、我が家にとってはホントに久々に味わう感覚でした。 『楽しかったねー』って帰って来れたんです。

よくわかりますよ。きっと息子さんにとっても、気持ちを受け止めてもらえたことで前向きになれたんでしょうね。
子供にとって大好きなお母さんから共感してもらえることってなによりもうれしいことなんですよね。また大人にとっても、共感して子供と心が通い合ってると実感できることは心地いいことでもあります。
さくらさんがそういうことに気づけてほんとよかったな~って思います。
子育てってほんとに、大人の心持ちひとつで楽しくもつらくもなっちゃうからね。

少しでもお役に立てて僕もうれしいですよ。
どんなに努力しても届かないっていうことも、実際たくさんあるのでね・・。

子育ては一人でできるものではないし、うまくいかないことがあって当然のことなので、なにかあったらまた一緒に考えていきましょうね。

横から失礼します

こんにちは。

さくらさんとおとーちゃんのやり取りを見ていて、勝手に感動して泣けてきました^^;

うちの息子は一歳になったばかりなので、まだおもちゃを取ったり、取られるという場面にあまり遭遇してませんが、先日行ったオープンスペースで二歳の女の子におもちゃを取られまくられ、挙げ句の果てに滑り台からも突き落とされ(低いところからなのでたいしたことなかったのですが)泣いていました。

うちの息子も、おとなしめな性格なので、これから大きくなって取り合いになった時負けてしまいそうかなーと思います。

でも、そういう時は「取られて悲しかったね。」って、母親が共感してあげることがまずは一番大切なんですね。

私自身が気が強く、割と要領のいい子だったので、イジメられて困ったことがなかったんですよね。でも、私は何となく取り合いになったら負けてしまいそうな息子の穏やかな気性がいいなぁと思います。

さくらさんの息子さんも、きっと優しい男の子なんだろうなぁと勝手に想像してしまいました(*^^*)

横槍で失礼しました。このブログはコメント欄も充実していていいですね~。

kyomiu さん

返信が遅くなりましてすみません。
ちょっと風邪をこじらせてねこんでました。


> うちの息子も、おとなしめな性格なので、これから大きくなって取り合いになった時負けてしまいそうかなーと思います。

子供の生まれ持ってきた性格っていろいろだから、それを認めてあげていいんですよね。
人は強さを求めるものだけど、本当の強さってやはりありのままの自分を認めてもらったりした上で、そこから生まれてくるものだと思うのです。

だから叱咤激励よりも、共感することで人はちゃんと強くなれると僕は思っています。


> 私自身が気が強く、割と要領のいい子だったので、イジメられて困ったことがなかったんですよね。でも、私は何となく取り合いになったら負けてしまいそうな息子の穏やかな気性がいいなぁと思います。
>
> さくらさんの息子さんも、きっと優しい男の子なんだろうなぁと勝手に想像してしまいました(*^^*)

不思議なことに親とは正反対の性格の子供とかけっこう少なくないんですよね。
kyomiuさんみたくそれを認めてあげられる人だといいのだけど、そうでなくてつらい思いをしちゃう子供もまたすくなくないのですね。

> 横槍で失礼しました。このブログはコメント欄も充実していていいですね~。

ほんとにコメントをいただけるのでこれまで続いてきたようなものです。

No title

もうすぐ3歳9ヶ月になる男女双子を育てています。なんとなくこうしたほうがいいんじゃないかと迷走しつつ、おとーちゃんさんが提唱している育児に近い形で育ててきたと思います。このブログを読む様になり、なんとなくだった育児方針が、自信を持った物に変わってきました。子供たちは特別優秀でも、お利口さんでもありませんが、かわいくかわいく育っていると思っています。ありがとうございます。
ブログはコメントを含みほぼ拝見していると思います。そして共感すること、目指して行こうとしているところがほぼ全て同じなのですが、一点だけどうしても違和感が拭えないところがあります。「そういうちゃんとわかってくれる○○ちゃん、大好きだよ』です。ブログの真意を理解しないまま字面だけみてしまうと、わかってくれない○○ちゃん、大好きではないと伝わってしまわないでしょうか?私は、分かってくれると嬉しいと子供には伝えています。大好き、大事、愛してるに条件をつけていません。分かってくれなくても、結局は大好きなのですから。もちろんオトーちゃんさんはそのようなお考えのことと思います。ただ、このブログの素晴らしさとそしてその影響力を感じているが為によけいなコメントかもしれませんが残させていただきました。

すずらんさん

>わかってくれない○○ちゃん、大好きではないと伝わってしまわないでしょうか?

これは実際の運用したときで考えてみれば、
子供が理解をしてくれたときに、その姿という実際子供が行った行動に対してのフィードバックとして使われた言葉なので、まずたいていの子供は、そのようにネガティブにとるということはないだろうとは思います。


これが例えば、子供にその行動を促すための、「偽りの褒め」「誘導の言葉」としてかけた場合。
つまり、子供がその行動をしてもいないのに、大人がそのように言った場合は、ネガティブに捉えてしまう子はそれなりに出てくるであろうと感じます。



ただ、ここで大切なのは大人の方の姿勢としてもう一個前の段階にあることの方だと思います。

それは、「子育てに正解を求めない」ということです。

子供にはいろいろな子がいます。
上の行動に対して適切に使った場合でも、ご指摘のように、ネガティブな受け取り方をしてしまう子だっていることでしょう。

そういう子に対してならば、その言い方をしなければいいのです。



僕はこれまでにもなんどか、書いてきた内容を鵜呑みにはしないで下さい、「バイブル」にはしないで下さいとお伝えしています。

また、「これは一般論ですよ」、「一例ですよ」、「方向性としてのお話しですよ」、「個別には当てはまらないかもしれませんよ」といささかくどいほどにお断りを入れています。


まじめな性格だったり、子育てに経験が少なかったり、自信がなかったりすると、ついつい「より正しいこと」、「間違いのないこと」を求めて、それをすることで安心を得ようとしてしまいがちになります。

しかし、子供はみんな違うので、「こうすればいいですよ」という一般的な意見が当てはまらないこともしょっちゅうです。

それを見ずに、正しいことを「正しいから」と頑張ってやってしまうと、どこかで齟齬がでてくることがあります。
すると、たちどころに子育てが「難しいもの」「思い通り」にならないものとなっていきます。

なので、子育てに関する情報に振り回されず、知識としては得ても、それは目の前の子供の姿とつねにすりあわせをして合うこと合わないことを選択していくことが大切になってくるのでしょうね。


すずらんさんご指摘ありがとうございました。
おそらくそのようにとってしまう方はいると思いますので、このことを近いうちに記事として載せておきますね。



こんにちは。

少し不安に思ったことがあったのですが、
「そういうちゃんとわかってくれる○○ちゃん、大好きだよ」
という言葉掛けは暗に
「そういうことちゃんとわかってくれない○○ちゃんは嫌いだよ」
というメッセージにはならないのでしょうか。

やってしまいました

先ほどコメントしたりんごです。
同じ質問をされた方がいらっしゃったのですね。
すみません。
コメント欄を読む前に指が動いてしまいました。
またブログにもこのことをアップしてくださるとのことで。
まだその記事まで辿り着けていなかったので、重複した質問をしてしまって申し訳ありませんでした。


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楽しく無理のない子育てを広めたいと2009年ブログ開設。多くの方の応援があって著作の出版や講演活動をするようになりました。 現在は、子育て講演や保育士セミナーの他、『たまひよ』や『AERA with Baby 』等の子育て雑誌の監修やコラム執筆。『ジョブデポ保育士』の監修や育児相談などをいたしております。

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