2017-08

過保護・過干渉とは  -過保護と過干渉- その3 - 2010.10.22 Fri

過保護・過干渉が多くなってしまうのは様々な面から現代子育てのおちいり易いところだと言えます。
子育ての経験が少ないとそうなり易いし、また日本的な「しつけ」の子育てが過干渉に拍車をかけていると思います。

「過保護・過干渉」と書いてしまうと、これらは別物、または対義語のようにも感じてしまいますが、本当は甘い厳しいを問わず子供のすることに介入しすぎてしまうという大きなくくりの『過干渉』のなかに、過度に守りすぎてしまう「過保護」過度に手助けや指導、口を出しすぎてしまうといういわゆる「過干渉」があるのだと思います。

だから、ある人の子育てのやりかたに過保護と過干渉が同居しているということはありえることです。
また現実にそれは少なくありません。

どちらか一方ですら子供の人格形成に大きな影響をあたえるというのに、過保護でありながら過干渉の子育てになってしまうとその影響はさらに大きくなるといえるでしょう。


多くの場合この過保護・過干渉という行為は、している当人にとっては過保護・過干渉をしているという自覚はあまりないでしょう。
それゆえに、そのことに気づかなければ子育て中ずっと行われてしまうし、逆に気づくことができれば改善していく余地も十分にあると言えます。


子育てに熱心な人ほど、これらの過保護・過干渉になりやすいです。
そして熱心に過保護・過干渉が行われてしまうと子供にその分大きく影響していくのはもちろんです。

ではどんなことが過保護・過干渉にあたるのでしょうか?
そこを示せれば、自分の子育てが過保護・過干渉になっているのか、そうでないのかがわかって改善もしやすいですよね。

でもこれこれこういうことが過保護・過干渉だと具体的に指し示すのってとても難しいです。
人によってもその状況によってもそうであったり、そうでなかったりということも現実には多いですからね。

なので次回、気づきにくい所と、多くの人がおちいってしまうところを紹介して、そういう子育てを気づくきっかけになってもらえばと思います。




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● COMMENT ●

こんばんは[e:257]

過干渉 過保護 境界線が難しいですねf^_^;おとーちゃんのブログで 勉強させていただいています。以前にも 舅の遊び方が気になり 相談させていただきました。おとーちゃんから 真剣に遊んでくれるのは悪い事じゃないので…とアドバイスいただき 気持ちの持ち方を変えれました
でも 最近は数の数え方を教え込んだり数えさせて数えれなかったら ひつこく数えさせます。それも10以上の数を。息子は3歳1ヶ月です。最初は楽しそうに数えていたのですが 最近はワケがわからなくなっているよう。よくないですよね?ほっておいていいのか…悩みます。パパママの名前、おじいちゃんの名前。パパの名前が四文字なので覚えにくいらしく、よく忘れます。それもひつこく何回も繰り返し教え込みます、息子は最初は楽しそうにしているのですが、途中からわかる人の名前もワザと間違えたりします。パパの名前も言えてないのに、今度は私側のおじいちゃんおばあちゃんの名字名前、住所を教えようとします。吸収しやすい年齢とはいえ、ここまで教え込むのは どうなんでしょうか?
続きます…

続きです

とにかく 何でも知識をつめこみたい舅で 私はそういう関わりをされるのが嫌で大喧嘩をしました。舅は私がいる所では そういう関わりをしない 影で色々教えると言っています。それが良い事をしてくれているのかがわからなくて…なるべく目を瞑ろうとは思うのですが どうも百科事典で虫の事やら 動物の事やら色々教えているようです。息子は コンバインにざりがにのつのがはえて…とか こんがらがった事を言っており このまま ほっておいていいのか悩んでいます。私も蝶々や散歩中に見つけた虫やらを百科事典で 一緒に調べて こんな蝶々がいたね~アゲハチョウって言うんだって…とかは たまにしているのですが 舅はそこから アゲハチョウについてや蝶々についてを深くひつこく説明するんです。
そこまでする必要がありますか?
息子が楽しそうにしていれば ほっておいた方がいいんでしょうか。
私の私情も入っており 舅の事を好きではないから 嫌気がさしてしまって 正常な判断が出来ません。

No title

過保護や過干渉について。
すごく気になっていたので、記事のほう、楽しみにしています♪
「甘やかし」はいいけれど、自分でもそうしているつもりだけれど、
たまにふと、「これは過保護かな・・?」と迷う所もあって。
難しく考えすぎるのもよくないんでしょうけれど、
あまりこの辺のことを詳しく書いてる方や本などもないので
参考にさせていただきます^^

No title

きっと 気付かない間に 過保護になったり してるのだと思います!

なので 次回 期待しております!!

良かれと思ってやってることって 沢山ありそうですもの

No title

こんにちは。
自分のことって、なかなかわからないですよねー。
なんか、自分はすごく該当してそうな気がします。
次回をドキドキしながら心待ちにしております。

あおむしさん


> たまにふと、「これは過保護かな・・?」と迷う所もあって。
> 難しく考えすぎるのもよくないんでしょうけれど、

↑うん、つい過保護かな、過干渉かななんて思うことありますよね。
子供を相手するのが仕事の僕だって気をつけないとときどきあるんだもの。(笑)

ちっぴ~さん

> きっと 気付かない間に 過保護になったり してるのだと思います!
>
> なので 次回 期待しております!!

正直に言ってあまりお役に立つことがかけるかどうかあんまり自信ないんですよ。
こういうことってほんと人それぞれやってることも、その影響も様々だから、網羅することも分類することもできるたぐいのことじゃないんですよね。

だから少しの例をあげてあとはみなさんに考えてもらえばいいかなと今練っているところです。
まとまったらUPしますね。

てんさん

たしかに自分のことってわからないし、子育てってどっかで教わってくるわけでも、こうやればこうなりますなんてマニュアルがあるものでもないから、なおさらわからないよね。

今回のことは多岐にわたるからとても書ききることってできないと思うのよ。
まあそれでもなんとか書いてみますので、参考までにね。

反省中です

おとーちゃんさんこんばんは。
今までたっぷり愛情を注ぎ子育てしてきたつもりだったのですが
記事を読ませて頂き、私は過保護でもあり過干渉だったんだと気付きました。
最近三歳の娘が人の物を力づくで取ろうとしたり、
自分の思い通りにならないとギャーっと叫んだりどうしたらいいのか悩んでいたのですが、記事を読ませて頂くと全て私の関わりのせいなのだと思い深く反省しています。

まだまだ抱っこやおんぶして欲しいと外で歩いている時も言うのですが、こちらはやめた方がいいのでしょうか。
出来るだけ歌を歌ったりして楽しく歩けるように持って行くのですが抱っこをせがみます。
幼稚園に入るまであと数ヶ月、抱っこできる時期は短いからいいかなと思っていたのですがこれも過保護に当たるのかと不安になりました。

私が注意することが多い為か、最近はお友達が人の物を取ったり
順番を守れなかったりするとお友達に「これはダメでしょ!」と強い口調で説教したりします。
これも良くないことですよね・・・

私が変われば子供も変わって行けるものなのか不安になっています

ペネロペさん

>まだまだ抱っこやおんぶして欲しいと外で歩いている時も言うのですが、こちらはやめた方がいいのでしょうか。


これはケースバイケースですよね。

子供が本当に疲れてしまって歩けない状況ならば抱っこやおんぶもするでしょう。

しかし、大人を自分に向かせるためのゴネるためのゴネ、つまりネガティブ行動としてやっているのであれば、そうはしません。

そして実際にはその前者と後者のあいだの状況というのだって無数にあるでしょう。


そのときどきで対応は違ってきます。
どっちかで割り切れるものではないですね。


「抱っこする」こと自体が過保護なわけではありません。
親子の関わりとしてお互いに心地よくできるときならばたくさんしてあげればいいでしょう。

でも、子供が大人を動かすためにするネガティブ行動をだして、それにたいして「いいなり」としてするのであればあまりいい形にはならないこともあるかもしれません。



おそらく問題は、そのことはわかるのだけどその違いを見極め、その場その場で実際にどのように対応していくかということではないでしょうか。


これには「メリハリ」と「先回りした関わり」ということがヒントになるかと思います。


「メリハリ」というのは、簡単に言えばいいと思える時は心から気持ちよく対応をし、できないと大人が判断するならば毅然と対応するということです。

また、それの前提としてその関わりが通じるだけの、普段からの「心のパイプ」が繋がるような関わりということも大切になるでしょう。


また、「先回りした関わり」をすることによってネガティブな出し方そのものを減らす方向での関係の構築を、それらゴネの場面になってしまう以前にすることも大切です。

これらの「」のついた語については、ブログ内検索していただければ、該当する記事がでてくることと思います。


子育ての中では時に注意やダメ出しが必要となることもありますが、それが過ぎれば悪循環になってしまいます。
よい「フィードバック」や「認める」などの積み重ねをして、今後プラスの関わりで子育てを組み立てていこうとすることで、現在のお悩みがいくぶんともいい方へ向かうのではないかと思いますよ。


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楽しく無理のない子育てを広めたいと2009年ブログ開設。多くの方の応援があって著作の出版や講演活動をするようになりました。 現在は、子育て講演や保育士セミナーの他、『たまひよ』や『AERA with Baby 』等の子育て雑誌の監修やコラム執筆。『ジョブデポ保育士』の監修や育児相談などをいたしております。

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