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2024-03

「ごめんね」が言えないケースについての対応 - 2018.05.31 Thu

前の記事に、保育上の対応でうさぽんさんから質問をもらいました。
これについて見ていきたいと思います。

↓ココカラ

> こんにちは。私はパートで保育士をしています。保育士おとーちゃんのブログを見て、参考にさせて頂く事が多く、とてもありがたいですm(_ _)m
> 以前、謝れない子についての記事がありましたよね。無理に言わせる事は私も良くないと思っているのですが、トラブルを起こした子がなかなか謝れない時に、嫌な目にあった側の子が「謝ってほしい」と意志表示をしている場合は、その子にどのように寄り添えるのが良いのでしょうか?
> 一方的にオモチャをとられたとか、突然叩かれたなど、謝ってほしいという気持ちになるのは理解できます。でも相手の子はまだ謝れるところまでの成長段階にきていない、信頼関係もまだ進んでいない場合は、どのようにしたら良いのか教えて頂きたいです。
> よろしくお願いしますm(_ _)m

↑ココマデ



子供への対応では、「その前を見る」スタンスを持っておくといいです。
うさぽんさんの質問では、「相手の子が謝って欲しいというときどういう対応を?」というものですが、実はここだけ見てしまうと問題の本質から外れ、大人の方が振り回されてしまうことがあります。

では、「その前を見る」具体的な対応とは、その謝ることを要求する子が、それ以前の園や家庭での関わりにおいて、その子自身「謝りなさい」「謝りましょう」といった関わりをされていたり、トラブルなどに際して過干渉や過保護、つまりその子の自主性を尊重されない関わりをされていたことが、その遠因にあるということが可能性としてあります。

もし、これに該当するのであれば、その子が「謝って欲しい」という関わりをまわりまわって持たせているのは大人のその関わりゆえと言えます。

ご質問の場面での対応ではないですが、それ以前の場でその子にも自主性・主体性を尊重して関わっていけば、その子がトラブルのいちいちに対して謝りを要求することがなくなったり、減ったりすることが考えられます。

いまのが観点のひとつです。


もうひとつは、「当事者同士である子供の一方が謝ることを要求する」ことは、子供の自主性の表れとも考えられます。
これが当事者同士でやり合う分には子供たちの経験であり、なんの問題もありません。

うさぽんさんのケースでは子供の年齢が書かれていないので、これが乳児か幼児かでも多少変わりますが、幼児である場合として考えていきます。


問題なのは、「相手に謝らせて」と保育者に対して要求する行動になっている場合です。

これは上で述べたような、過保護・過干渉を当たり前にされてきてしまった子が、「自分で解決せず大人に解決してもらう」という姿勢をクセとして持たされてしまったケースが考えられます。
そして現代の子育てでは、良かれと思って関わった結果、多くの人が子供にこのクセをつけてしまいます。ですので、この行動原理からそのように保育者に求めてくる子は大変多いことでしょう。

また、保育者も「子供の問題を解決してあげることがいいことなのだ」といったスタンスでいる場合、子供がネガティブに突き当たっているからなんとかしてあげないとという気持ちから、「心の過保護」を無意識にしてしまいます。



「解決してあげる」

というのは、一見親切なようでいて、子供の経験を大人が奪ってしまうことです。
もちろん、子供の発達段階や、問題の程度に比して、「解決してあげる」ことが必要な事象もたくさんあります。
しかし、個別的に考えて、「(この子には)どこまで助けが必要で、どこからは自分で取り組ませてみる」という判断を保育者はつける必要があります。これは実践における専門性のひとつです。

その「取り組ませる」というのは、必ずしも「成功できるから取り組ませる」である必要はありません。失敗もまた経験として重要だからです。



では、場面を想定して、これらのことを踏まえた対応を試みに示してみます。

対象は幼児(自立の進んだ3歳児~年長児)とします。

Aちゃん(幼い部分や情緒の安定しないところがあり、他児のものをとったり遊びを邪魔する行動が慢性的に出ている)

Bちゃん(精神的にもしっかりしていて、遊びも言葉も上手)


【場面】
Bら数人がままごとをしてあそんでいる。
Aがそこに入ってくるが、イメージを持って遊んでいるBらと同じ遊びのレベルではないので、結果的にBらが使っているものを取り、それをBにたしなめられたところ、Aがその腹いせに机の上にならべてあったおままごとをわざと床に落としてしまった。
同様のケースは今回が初めてではなく以前から繰り返されていることから、Bも腹を立ててしまった。


【想定1】A、B同士での言い合いとなった場合

危険がない範囲で見守り、大人が介入しなければならないと判断されることが起こらない限り、見守るだけにする。
子供が目でなにかを訴えてくることがあるが、見守りの目線で「うん、私がみててあげるから大丈夫だよ~。ふたりでそのままやってごらん~」というニュアンスを込めてあたたかく見ていく。

【ポイント】
このとき保育者は円満解決を目指す必要はない。

「しつけ」や道徳的な価値判断でこの事象を見てしまえば、「Aが悪い」という揺るぎない結論が出てしまう。しかし、そこから導き出される保育者の対応は、子供たちの自主的主体的な成長のなにものも担保しない。
だから保育者は「ジャッジしない」「お奉行さまにならない」でいい。

お互いに言い合いになって、どちらも譲らず物別れになったとしてもそれが経験であり、そこに両者とも葛藤が生まれる。

その葛藤がバネとなり、両者とも次の機会に前進するための材料となる。
「正解の姿」を「今日」出すことをせず。保育者は長いスパンでその成長を見守る。




【想定2】Bが保育者に解決を求めてきたとき

B「せんせー、Aちゃんがみんなでつくったごはんおとしたー。なのに、あやまってくれないー」
保「あ~そうなんだ~。あなたはどういう風におもったの?」
B「イヤだったー。ちゃんとあやまってほしい」
保「そうなんだ~。じゃあ、そういってみたら~」


【ポイント】
このとき保育者の姿勢は、おおらかに、そしてどこか他人事のように。

なぜ他人事のように振る舞うかというと、
「はい、あなたの言い分はもっともですね。ではここからは私が引き継いで万事解決してみせます!」という態度に保育者がなってしまったら、Bは今後他の多くのことに対しても、「なにか問題が起こったら大人が解決するものだ」という経験を獲得させてしまうことになるから。
そして、これが当たり前となったまま年齢を重ねていく子が大変多いのが、現在の子供・子育ての実際です。

「あなたの気持ちは受け止めますよ~。でも、この問題の当事者はあなたなので、いろいろやってみてね~。うまくいこうともいかなくても、私が見守っているから大丈夫だよ~」
とこういったスタンスで保育者がいてあげることが、子供たちの本当の力を伸ばしてあげることにつながります。


いまはわかりやすくするために、保育者の直接的なアプローチとして保育者の言葉を書きましたが、実のところ、これはこれで正解という姿ではなくて過渡期としての対応です。
本当に目指すのは、保育者に解決を求めずに見守られていることで自分たちで解決にトライする姿や、
想定2での保育者の役割のようなことを、他の子供たちが自主的に行うようなところです。驚くかもしれませんが、このような自主性・主体性を尊重した関わりを職員全体ですることができたら、たとえ1歳児であってもこの行動が出てきます。
これを目の当たりにすると、いかに大人が無意識に子供の能力を低く見積もっているかに気づかされます。





さて、いまは基礎的な部分からこの問題を述べましたが、うさぽんさんのケースは個別的な部分がありますね。


>でも相手の子はまだ謝れるところまでの成長段階にきていない、信頼関係もまだ進んでいない場合は、どのようにしたら良いのか


ここです。

相手の子が「謝れない状況を持っている」と保育者が判断しているわけですから、そもそもその子に謝らせることは適切ではないですよね。
ですから、謝らせる必要も、その行為を非難する必要もありません。


謝ることを要求する側の子の気持ちを受け止めてあげます。
「どうしたの?ああ、そうだったんだ~、それは困っちゃったね(イヤだったね など)」

要求してきた子は、保育者を信頼しているからそれを保育者に持ってきたわけですから、その信頼関係を使って保育者が受け止めることで、その子の気持ちのモヤモヤをある程度解消してあげることができるでしょう。
それをすることで、相手の子をそれ以上責めさせないようにします。
こっち側の子への対応は、一旦こんなところでいいでしょう。


さて、では問題のやってしまった側の子への対応です。

・成長の段階がまだ謝れるところに来ていない

・信頼関係の構築がまだ十分ではない


これらのことがあるわけです。
単に幼いだけなのか、情緒的なものや、心の成長が年齢に比して足りていないということもあるでしょう。全般的な大人に対する信頼感もあまり厚くないことを勘案したら、単に幼いだけ以外の理由の方が大きいことが多いですね。


こういった子に、「謝りなさい」と保育者が突きつけることは、ただでさえ理由のあるネガティブなものをさらにネガティブにしてしまいます。

この子が、自分の行動をかえりみて謝ることが本当の意味でできるためには、その心を安定させ満たしてあげる必要があります。


そのためにすべきことは、「受容と肯定」です。

例えばこんな風にしてみます。

まず保育者はその子に対して否定的でない気持ちを持って、おおらかに「どうしたの~?」と声をかける。
もし、可能ならば抱き寄せて膝に乗せたりして聴いてもいいでしょう。

それがたとえいいわけだったとしても、子供には子供の言い分があります。
それを、「うんうん、そうだったんだね~。ああ、そうか~」と受け止めていきます。

その内容がたとえ間違っていることと判断したとしても、それを正論で正す必要はありません。
そのようなことをせずとも、その子はそれが間違っていることは認識しています。しかし、心の成長のネックがあってそれをまだ受け入れられない段階です。

ですから、ただうなずいて受け止めていくだけでいいのです。

「うんうん、そうか~。わかったよ~。うん、そうだったんだね~。じゃあ落ち着いたらまたあそんでおいで~」と。

もし、そのままくっついていたり、甘えていたりするのであれば、しばらくそれもしてあげていいでしょう。
もしくは、「じゃあ、あそんでおいで~」の言葉とともに、ぎゅっと抱きしめてから、遊びに戻してあげてもいいです。

あとはあたたかく見守ってあげます。

その日は結果がでないかもしれませんが、これをこういったことのあるたびに繰り返していると、その子の他者への信頼や心の安定が追いついてきて、なんらかのプラスの変化がでてくるときがきます。

それを見逃さないようにして見守っていくと、その子に必要なだけの時間はかかりますが、いずれ他者と関わりながらムリなく過ごせる日が来ます。
それでも謝るのはまだ下手かもしれません。
でも、謝るという行為は心の余裕やエネルギーのいることなので、ネックを抱えている子には大変難しい行為です。
ですから、あまり「謝れる」という実際の行動面にこだわらない方がいいでしょう。
実際には謝れずとも、葛藤や反省の気持ちを持っていることを汲み取ってあげることが、理解者としての保育士の姿でしょう。



こういったものが、その子の本当の自主的・主体的な成長ですね。
これを明確に自身の配慮として意識的にできるようになっていくと、保育の力と子供の姿の因果関係が見えるようになってきて、保育がやりがいのある楽しいものとなってきます。

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● COMMENT ●

この記事を幼稚園の先生方に読んでいただきたい。

いつもおとーちゃんの記事に励まされながら、自分にできる範囲で3歳の息子の子育てをしています。有益な記事をいつもありがとうございます。

この辺りの記事は、うちの田舎の私立幼稚園の先生に勉強して欲しいところです(ー ー;)
息子は幼稚園入園まで、おとーちゃんの記事のお陰で、年相応のやんちゃや反発はありつつ、大きな問題はなくここまで来ていました。

幼稚園の同じクラスにちょっと支援の必要な子が居まして(診断名が付いているかなど詳細は不明ですが、専門に養護の先生が1人付いています)活発そうで、色々なことに興味を持っているような子ですが、集団行動が苦手なようです。
私は幼稚園の集まりなどで時たま見るだけですが、先生は付きっ切りでずーっとその子に注意して回ってます。なんとか集団に入れたい様子でした。そんな様子を息子は毎日見ているからか、夜寝る前に「〇〇君はダメだね。バツだね。△先生にバツって言われていたね。」「〇〇君には自転車貸したくない。ほかの子はいいよ。」など、今まで聞いたことないような、他罰的な発言が増えました。
先生はその子について、他の子らにどんな子でどんな事が得意で苦手でという話はしないのかな、と悲しくなりました。家では、その子の得意なことの話をしたり、なぜ集団が苦手なのか想像できる範囲で噛み砕いて説明しますが、日頃視覚的に入ってくる先生らの対応の方が強烈なようで、息子に中々分かってもらえません。
幼稚園の先生は、今、その場で集団に溶け込む、みんなと同じことをすることに重きを置きすぎなのでは、と素人考えながら考えてしまいます。
ウチの子はたまたま素直なタイプでしたが、自分の考えや、意思が強いタイプだったらどんな扱いを受けていたのかと思うと悲しくなります。

先生方には、その場の統率より、もっと先の、本当の子供の育ちを見守ってほしいです。

ありがとうございます

前回のブログに書いたコメントに、丁寧に対応した記事を書いて下さり、ありがとうございますm(_ _)m
私のコメントが説明不足の部分が多く申し訳ありません。それにも関わらず、いろんな場面を想定して書いて下さり、ありがたい気持ちでいっぱいです(泣)
この記事に書いてありました、想定のAちゃんがまさにドンピシャでしたので、とてもとても参考になりました(年少クラスでの出来事でした)
想定Aちゃんに「遊びを壊された」「叩かれた・蹴られた」等、泣いて訴えてこられると、私の中で「やられる側が可哀相だからなんとかしてあげなければ」という心の過保護があった事に気付けました。
保育士おとーちゃんのブログを日々読ませて頂いて、自分は過保護タイプだなと感じていて、それも子どもの自主性を奪う事につながると分かっていたつもりでしたが、まだまだなようです💦
まだまだ子どもを低く見積もっていました(T_T)
また、「謝らせて」と大人に要求してくる子に対しても、これまでが「気持ちを無視してでも悪い事をしたら謝るべき」という関わりではなかったか、ネガティブがあると過保護に介入していなかったか、という反省材料となりました。
私の中で相手が嫌がる事をしたら必ず謝るべきという無意識の価値観があったのだと思います。
Aちゃんに無理に謝らせる事はしなくても、トラブルがおきると無意識にジャッジをして、Aちゃんにバツを付けた目でみていたのかもしれません。。
本当に反省しました。
自分の保育に目を向けるという意味でも、深く知る事のできる機会となりました。
本当ににありがとうございましたm(_ _)m

おとーちゃん、ありがとうございます

とても参考になりました。
年少の娘、一歳の息子がいます。
娘がおままごとをしているところに息子が突撃したり、のしかかったりした時、やめてと言いながら押す→息子が転倒ということが多かったので、手を出さずにママを呼びなさいと教えていました。
幼稚園でもケンカしてほしくないために、やり返さずに先生に助けてって言いなさいと。
今回の記事でハッとしました。
大人を使って解決させても意味がないことに気づきました。

はっとしました

私も、目の覚める気がしました。
記事にしてくださってありがとうございます。

そして、こうやって試行錯誤しながらも子供のことを考えてくれる先生に、嬉しくなります。
私は保護者の立場ですが、そういった先生が保育園にいれば、こんなに心強いことはないと思いました。

各家庭でも

先日保育園年中の長男のお迎えの時に、仲のいいお友達と帰りが一緒になり、それが嬉しいのと、お迎えが嬉しいのとで、2人ともテンション上がってしまい、些細なことからお互いやり過ぎ、長男がお友達に髪を引っ張られて泣き、慌ててお友達ママが止める場面がありました。
これ、私はやられた方の親だから特に気にもならないのですが、お友達ママはやはりとてもとても心を痛め、子どもに対して厳しく怒り、叱り、謝る様に促していました。
長男は嫌な思いをして帰ったので、帰宅後とても荒れたのですが、まぁ仕方がないよねと、大らかにみられたのですが、お友達の方は、パパにも厳しく言ってもらったからとの事でした。
もちろん逆の立場だったらこのママやパパの気持ちも分かるのですが、行き当たりばったりの関係でないゆえにどうするのが正解だったのだろうと思った出来事でした。
園の先生という様な中立な立場に立たない場合、おとうちゃんの様なやり方を知らないと、ホントに大人が過保護に介入するのが普通になっていますよね…。

私が子どもの頃は、殴り合いの喧嘩をしていても本人達も引くに引けなくなるまで、先生が見守っていたことがありましたが(笑)それでも親にも先生にもそんなに怒られた記憶がないです笑
園でもそうですが、各家庭でももう少し大らかに見守れる環境があるといいのにと、この記事を見て思いました。

ありがとうございます

ちょみさん、わかります!
お友だち同士で遊んだときに、相手のお子さんのママもいるので気を使いますよね。

記事を読んでなるほど、と思いながらもいざ兄弟ケンカやお友だち同士で言い合いになったときなどとっさに口を出したくなってしまいます。
おとーちゃんさんの記事を読んでいると、大人がしてあげられることはそんな多くないんだなぁと
アレもコレもと手を出さずとも子どもは成長していくのですね。
いつも気付きをありがとうございます。
きっかけになったコメントをしてくださったうさぼん先生にも感謝です。
子どもへの対応について疑問をもち、よりよい保育を考えてくださる先生がいること、本当にありがたいです。

納得です。

私はただの母親ですが、息子が卒園した幼稚園で年少さんクラスの主にトイレや着替えなどの補助をしにボランティアに行っています。

息子は発達凸凹ですので、園では加配の先生に付いてもらっていた等の経験から、私自身は集団に添えない子・何らかの理由で感覚が過敏な子などクラスには様々な子がたくさんいますが、何かができるできないで見ずにおおらかな気持ちで受け止める事が出来ますが、まだ2年目の担任の保育士さんや、同じようにボランティアに入っている他のお母さん達は何かをさせる、できるように仕向ける、という事に必死です。脅しや釣り、疎外やリフト・・オンパレードです。そこに信頼関係などあるはずもなく・・ただのボランティアの私が何かを言える立場でもなく・・園長先生なども3歳のこの時期はこんなもんだ、でも集団で生きていけるようにしなきゃねという感じでいつもモヤモヤしています。参観では様子が変わるので外からは分かりにくく、もう卒園しましたが息子もこのような環境で過ごしていたのかな、と思うと荒れていた息子が思い出され、悲しくなります。

この記事のような出来事も、よくあります。道具の貸し借りはもちろん、あの子がぶつかってきたから言って!や、この子は嫌いだから隣は嫌だ変えて!等々・・大人がうまく納めなければ!と無意識に思ってしまっていました。息子にも困ったらとりあえず先生に言いなさいと言い続けてしまいました。その結果か、すぐに先生に相談できるのはいいけれどそのうちあいつはすぐにチクる奴だ、と周りに言われるようになるんじゃないかと気にかけていたところでした。

いつも気付きのある記事をありがとうございます!母親としてもそして今は少しだけ保育者寄りの者としてもとても勉強になります。そして私自身子供の時親や大人にどうして欲しかったか?いつも浮かぶのは信じて欲しかった、これだけです。肝に銘じたいです。

謝れない大人

ツイッターのタイムラインで流れてきたつぶやきに、加害者の多くが自分を被害者だと思っているという意見がありました。(例えば、セクハラで訴えられたら「すぐセクハラと言われるから言いたいことが何も言えない」と反論する、など)
大人でも自分のやったことを素直に謝れない人はたくさんいるのだということに改めて気付き、大人でも実行するのが難しいことを子供に強要しているという場面が世の中にはたくさんあり、また、そもそもなぜ謝ることさえ出来ない大人(自覚はあるのかないのか分かりませんが)が多くなってしまったのかを深く追究していないのが今の社会の現実ではないかと感じました。
振り返れば自分も同じことを子供にしてきました。それが何故なのか、今一度考えてみたいと思います。
示唆に富んだ記事をありがとうございます。


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楽しく無理のない子育てを広めたいと2009年ブログ開設。多くの方の応援があって著作の出版や講演活動をするようになりました。 現在は、子育て講演や保育士セミナーの他、『たまひよ』や『AERA with Baby 』等の子育て雑誌の監修やコラム執筆。『ジョブデポ保育士』の監修や育児相談などをいたしております。

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