2017-09

モラハラ男性を避ける方法 - 2017.08.22 Tue

結婚してみたら配偶者が、あるとき突然それまで隠していたモラハラ体質をむき出しにするといったケースが少なくありません。
モラハラ体質は男性だけに限らないのですが、家庭内にそれを向けるという点では男性が特に多いようです。

モラハラ体質を持つ人は、外からではわからないこともあります。
モラハラ体質は自己愛とマッチしやすく、その自己愛ゆえに「外面がよい」というケースがあるからです。
ですから、結婚する前はとてもいい人だと思っていたのが、家庭内に入るとまったく違う人格を見せるということがあります。
この特徴ゆえにモラハラ被害を訴えても、周りの人からは「え、あんないい人がそんなことするわけない」と理解してもらえない場合もあり、その状況はモラハラされる人をさらに苦しめます。


さて、このブログはあまり独身の女性の読者はそう多くないかもしれませんが、このモラハラ体質を持った人に結婚相手としてつかまらない方法がありますので、なにかの役に立てばとひとつそれを書いておきましょう。




モラハラ体質を持つ人は、被モラハラ体質を持つ人を探しています。
モラハラをされても、それに抵抗せずモラハラを受け続けてくれる人が「被モラハラ体質」です。


被モラハラ体質は、幼少期にモラハラをされることでも簡単に作り出されてしまいます。

以前の記事の
「誰のおかげでメシを食わせてもらってると思っているのだ!」
「私を苦しませてばかりで、お前は親不孝な子だ」

といった関わりを受け、「私はダメな人間だ」「私は親不孝だから愛される資格がないのだ」といった自己否定や自尊感情の低下を持たされてしまえば、それはなおさらです。

そういったことがなくても、自分に自信がなかったり、自己を表現したりすることが苦手な性格だったりすると、モラハラ体質を持つ人からは格好のターゲットになります。



モラハラ体質を持つ人の本質を、自分の方から見抜いて避けていくことはなかなか難しいのですが、モラハラ体質を持つ人から選ばれるのを避けることは意外にも可能です。
ここがポイントです。
見抜くのではなく避けてもらうのです。



上記のように、モラハラ体質を持つ人は独特の嗅覚で、自分と同じ体質を持つ人と、被モラハラ体質を持つ人をかぎ分け自分の快適な世界を構築しようとしています。


自分と同じ体質を持つ人を仲間にしておけば、まっとうな人からは眉をひそめられるような言動や行いをむしろ正当化してもらえます。

被モラハラ体質を持つ人を、いつでも自由に殴れるサンドバッグとしておけば、自己の未熟な自我の欠落をその人を攻撃することで穴埋めすることができます。



ですから、結婚相手としてモラハラ体質を持つ人につかまらないためには、「あ、この人はサンドバッグにならないな」と思わせればいいのです。
そうすれば、向こうから勝手に避けてくれます。

では、そのためにはどうすればいいでしょうか?


それは、自己主張を普段からはっきりとすることです。



モラハラする人は、なにか理由をつけて責めてきます。
モラハラの関係が固定化してくると、ほとんど理不尽な理由とも言えない理由になりますが、それ以前の段階ではそこそこ論理的な理由付けがされています。

「ちゃんと、きちんと、しっかり」でまじめに育ってきてしまった人は、そういったもっともらしい非難をされて「あれ、なんかおかしいよな・・・」と感じてはいても、「まあ、自分も悪いところがあったしな・・・」と真に受けてしまいます。


こういったことが、少しあるくらいならばモラハラとは言えないかもしれませんが、これが積み重なってくるとその相手はモラハラ体質を持っているかもしれません。


こういうときは、普段から自己主張をするようにして予防線を張っておくといいです。



「自分も悪いところがあった、もっと我慢しなければ」
「意見が対立してこじれるとあの人すぐ怒るから黙っておこう。私が少し我慢すれば済む」」

という方向の考え方は大変危険です。



「○○したい」
「○○したくない」
「それはあなたの考えの押しつけでしょ」

といった自己主張を普段から小出しにでもいいのでするようにしていくと、その男性は向こうから避けていきます。


避けないで支配を強めようとしてくる人もおります。
感情的になり、理不尽になってきます。
その場合は、それが結婚した後の姿の一端ですので「あ、この人はまずい」とこちらから願い下げになることでしょう。

その状況を、「私も悪かったし・・・」という相手の弁護を無意識にしてしまう人は、そこに自覚的になりましょう。
その思考は「被モラハラ体質」かもしれません。

自分を無理に納得させず、「イヤなことはイヤ」と素直な気持ちを直視しましょう。

「我慢しなさい」「努力しなさい」「頑張りなさい」「弱音を吐いてはいけません」「自分を抑えて他者を立てなさい」といった日本の、教育、子育ての姿勢は「被モラハラ体質」を作りやすいです。特に女性に向けられてきた、そういった「しつけ」はその傾向を助長しているきらいがあります。



残念なことに、支配傾向の強かったこれまでの日本の子育ては、モラハラ体質の男性を多く作り出してしまっています。
モラハラ体質を持つ人と結婚すると、人生の多大な労力を費やすことになってしまいます。
もし、できるならば結婚する前の段階で避けておいた方がいいでしょう。

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● COMMENT ●

びっくりしました

おとーちゃんさん、タイトルを見てびっくりしました。
今まさにモラハラ夫と共存するために試行錯誤中です。
モラハラ対処の心の支えにしているブログがあるのですが、間違えてそちらを開いたかと一瞬思いました。

全く、おとーちゃんさんのいう通りで、ターゲットにならないことが一番なのですが、本当に端からは好い人に見えるので、結婚してしまうと、さらに子どもができて仕事をやめてしまうと、モラハラに気づいてからの脱出がかなり困難になります。

私は相手のモラハラに気づいてから、色々な本を読みました。
おとーちゃんさんが以前紹介していた「お母さんはしつけをしないで」や「人生の悲劇はよいこから始まる」、やそれ以外にもアリス・ミラーの本を片っ端から読みました。
おかげで、今の自分の苦しみが、昭和の子育ての色々な負の遺産をひきずっていること、これらは全く別々の問題ではなくリンクしていると思うようになりました。

気づくことができたことで、少し強くなれたような気がします。
子どもにこの苦しみを遺さないように、今格闘中です。
思えば、人間以外の動物は割りと早くに親離れ子離れしますよね。
自分の老後の世話を子どもに期待する生き物は人間くらいではないでしょうか。

私は必要以上に親に感謝をさせようとする今の世の中が嫌です(母の日とか、父の日とか、経済効果を狙ってのものなんでしょうけれども)。自分も親になりましたが、子どもには自分の人生を楽しんで欲しいと思います。

私は自分が子どものころやらせてもらえなかったことを、子どもがやってくれたらなーと初めのころは思ってたんですが、それより自分が今やってみればいいんじゃないかと思うようになりました。
その方が自分の人生楽しいですよね。


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