2017-08

親のタイプから考える子育ての形 vol.12 「支配型」からの脱出5 - 2017.07.24 Mon

「支配型の子育て」ゆえに、自身の生きづらさや難しい性格を抱えさせられてしまった人、またそれゆえに自身の子育てがしんどくなってしまっている人が、それを乗り越えていくのは「こうすれば解決できます」というものがあるわけではなく、それぞれが違ってきます。


その中でひとつポイントになるところは、自分の親との関係です。





・親との和解

・親の理解、許容

・親へのあきらめ

・親との対決

・親との決別



理想的なのは、自分がどれほど苦しんできたかを親に伝えて、親がそれを受け止め謝罪なり、後悔なりを示すことで親を許し、関係を再構築できるケースでしょう。
しかし、実際問題としてそのような「親との和解」に至るのはそう多くはありません。
年齢を重ねることや、状況の変化によって、その親の心境が変わりそれができるケースもありますが、もともと強い支配傾向を示す人は、そういった謝罪や後悔をすることが苦手な人格、体質であることが多いからです。



「日本人の9割はAC(アダルトチルドレン)である」という人もいます。

ACとは幼少期に親によってクリアさせてもらうはずだった課題を満たせないまま大人になり、それゆえの諸問題を抱えている大人のことを指します。

その中のもっとも大きなものが、ここでテーマにしている「親による支配」です。

9割というのはオーバーだと思いますが、それくらいこの傾向は多くの人にもあるという意味合いには同意できます。


多くの人がこの問題を乗り越えるために「親の理解、許容」や「親へのあきらめ」に落ち着くことでしょう。
この問題が深刻なレベルにある人は「親との対決」や「親との決別」をして、かなりの距離感をとったり、断絶を選択しなければならなくなってしまう人もいます。



この自身の親からの生育歴を乗り越える過程では、必ずしも親を積極的に肯定しなくてもいいのです。

「お前は親不孝な子だ!」といった、子供の自尊心を打ち砕くような関わりをされてきた人は、「親を悪くとらえてはならない」という感覚を持たされてしまっている人もおります。



子供という存在はつねに「親を肯定したい」と思っています。
明確に虐待をされているような子供であってもそうなのです。

現実には、「親が子供の味方でない」ケースは頻繁にあるのに対して、「子供が親の味方でない」ケースはまったくと言っていいほどありません。

しかし、ときにこの「親を思う子の心」が子供をさらに苦しませます。


例えば、
母親が祖母に嫁いびりをされていた。
母はそのストレスを子供である自分にぶつけてくる。
自分が悪くもないことで叱ったり、些細なことでも激しい人格攻撃をしたりなど。

このとき、親を思う心ゆえに、子はその母親を責められません。むしろ、理解し同情をしています。
しかし、だからといって人格攻撃によって自尊心を踏みつけにされたことが帳消しになるわけではありません。

結果的に、子供は自分の心の奥へとそのやり場のない思いを鬱積していったり、自分が悪いと思ったり、自分のことを否定する人格を持つことで、親の苦しみを肩代わりして受けることになります。


その過程で対人関係をうまく構築できない人格などを持たされてしまえば、そこでもさらに自身の問題は増えていきます。
人によっては、他者を攻撃する人格を得ることもあれば、自己否定ゆえに心に負荷をかけて、リストカットや摂食障害などの精神的な問題を得てしまうといったこともあります。


そうならなかったとしても、ここで積み重ねられ圧縮された、やり場のない怒り、苦しみは、今度は我が子の子育てのシーンで膨大な勢いをともなって、怒り、イライラ、不安として流れ出てきます。






こういったところから、自身の親子関係を乗り越えていくためには、そこに向き合うというプロセスが必要な場合があります。
しかし、それをすることがつらい段階ならば無理にすることはありません。


もし、それにのぞめるのであれば、それに向き合うことでこの問題を前進させられるかもしれません。

このとき、「親を許さなければ」とか、「親に対していつまでも怒りを持つ自分はダメな人間だ」といった感情のうねりを大きくするのは避けた方がいいでしょう。


「理解」という言葉には、「受け入れる」というニュアンスも入ってしまっている言葉ですので、ここでは「理解」でなくて「俯瞰」(ふかん)という見方でいいのではと思います。

俯瞰というのは、「上から見下ろして見る」ということです。

少し他人事のようなポジションから、親の問題や自分との関係の問題を見下ろしてみるのです。

親を「理解」するのは、なにも親を許さなければならないわけでも、自分が悪かったことにする必要もないのです。




◆親を俯瞰する

アメリカの心理セラピストであるダン・ニューハースという人が、以下のチェックリストを作っています。
自身の親を俯瞰するときの参考になると思います。

この項目の内、三分の一以上当てはまる人は、問題のある親に育てられた可能性が高いということです。




チェックリストここから↓


●あなたは子どもの時、

①親の言うことに疑問を投げかけたり、同意しないことは許されなかった。

②親から過剰な期待をかけられたり、自分には達成できないようなことを基準にされて、強いプレッシャーをかけられた。

③親が近くにいると緊張して神経がピリピリした。

④親に矛盾することを言われたり、意味が曖昧でよくわからない規則を押しつけられたりして、頭を混乱させられることが多かった。

⑤親に励まされたりほめられることはほとんどなく、けなされてばかりいた。

⑥親のまえで怒り、恐れ、悲しみなどの感情を表すことを恐れた。

⑦親に怖がらせられたり、バカにされた。

⑧親にうまく操られて、やりたくないことをやらされていた。

⑨無性に悲しくなったり、不安になったり、傷ついたり、必要としていることが奪われた気分になったり、腹が立つことがよくあった。

⑩家族の間に愛情の通う温かい雰囲気がほとんどないと感じていた。

⑪本当の自分でいるより、親を喜ばせたほうが報われた。




●過去を振り返ってみると、あなたの親は、

①あなたの考えや言うことが自分の望む通りになるよう、指図してばかりいた。

②あなたの食事、睡眠、服装や髪型などの身づくろいについて、異常に細かく詮索した。

③あなたが学校、仕事、友人、恋人などを選ぶ時に、いちいち介入した。

④あなたのプライバシーを侵害した。

⑤言う通りにしないと親子の縁を切るといって脅した。

⑥機嫌をそこねると、愛情を与えてくれなかった。

⑦あなたのことを「バカ」「醜い」などとののしった。

⑧あなたを身体的・性的に虐待したり、またはそれらの行為をほかの者がしても手をこまねいていた。

⑨いつも自分が人から注目される中心でいたがった。またほとんどの場合において、すべてを支配したがった。

⑩世の中のさまざまなことについて、いつも「正しい」「正しくない」と決めつけた。

⑪人間的な感情を受け入れず、避けるべきもの、無視すべきものとして扱った。

⑫完全主義、ストイック、あるいはいつも何かに追い立てられて行動しているように見えた。

⑬自分の誤りを認めようとしなかった。

⑭清潔であること、秩序正しいこと、物事の詳細、規則、スケジュールなどに対して、強迫観念的といえるほど異常にうるさかった。

⑮自分が批判されることに対して異常に敏感だった。

⑯あなたや他の人に苦痛を与えているのに、そのことに気づかないようだった。




●あなたの親は彼ら自身、

①子ども時代に大きなトラウマを体験していた。

②家系に身体的虐待や性的虐待をした人や、精神障害、アルコールや薬物の依存症の人がいた。

③親から過剰なコントロールを受けて育った。




●あなたは大人になってからよく、次のように感じることがある

①完全主義的で、いつも何かに追い立てられているような気がしていて、めったに安心したり満足することがないように感じる。

②まわりにだれもいない時でも、だれかに見られて観察されているような気がする。

③他人をコントロールしたがる人間がいると、すぐ反発して腹が立ったり、または逆に怖じ気づいたりする。

④人との関係(主に男女の関係)で、相手に依存するのはゾッとするほどイヤだ。

⑤自分が育った時の体験のせいで、子どもを作ることに強い抵抗感を感じる。

⑥気分がふさぎがちで、むなしさや不遇感などを感じる。

⑦本当の自分を知っている人はあまりいないように思う。

⑧喜怒哀楽などの強い感情が起きたり、心の平静を失うことを、恐れている。

⑨普通の人が子ども時代に体験することの多くが自分にはなかったように思う。

⑩自分が批判されることに対して過剰に敏感である。

⑪自分は今どういう気持ちなのか、どういう気持ちであるべきなのかについて、よくわからないことがある。

⑫他人のことをすぐ決めつける。




●さらに、大人になってからのあなたは、

①人と対立することが心配で、そういう場面を心に思い描いてくよくよ考えることがよくある。

②優柔不断で、何かを決めることがなかなかできない。

③人との関係ではいつも他人のニーズを優先してしまい、自分を見失うことがよくある。

④自分に合った信条や人生観を見つけることに困難を感じる。

⑤リラックスしたり、笑ったり、自然にふるまうことが苦手。

⑥異性との温かい肌の触れあい、愛のあるセックス、仲むつまじい関係を持つことがなかなかできない。

⑦人からほめられても言葉通りに受けとめることができない。

⑧摂食障害(拒食症や過食症)やアディクションがある。 
(注:「アディクション」とは「嗜癖(しへき)」のこと。極端なものではアルコールや薬物依存症。通常にあるものでは、甘いものがやめられない、ヘビースモーカーなど)

⑨ストレスが原因の健康障害があり、いつも疲れていて燃えつきやすく、慢性的な身体の痛みがある。

⑩仕事や人間関係で、自ら立場を悪くしてしまうことが多い。

⑪他の人には自分にない自信があるように感じる。

⑫親しい人の愛情を試すようなことをする。

⑬友人や配偶者、恋人などに対して、加虐的になったり、コントロールしようとしたり、非礼な言動をする。

⑭他人は自分を傷つけたり、利用しようとするに違いないと思う。




●あなたは大人になってから、親のことで次のように感じることがよくある

①感情的に親から離れるのに長い年月がかかった。

②親を訪問したり話をするのは自分から望んでのことではなく、義務感からであることのほうが多い。

③親は本当のあなたを知らない。

④子ども時代、あなたの家にはさまざまな問題があったのに、親はあたかも何事もなかったかのようにふるまい、さも楽しい親子関係があったかのように言う。

⑤親を完全に喜ばせることは不可能だ。

⑥親は自分(たち)の言動がどれほど強い影響をあなたに与えたかをまったく理解しない。

⑦親があなたに会いに来ることを想像すると緊張する。

⑧自分が親のように行動していることに気づくとゾッとする。

⑨親との接触を、一時的に減らすか断ちたい。

↑ここまで
(『不幸にする親 人生を奪われる子供』より)



自分のこれからの人生を前を見て自分の足で歩むために、「私が間違っていたのではない、親が間違っていたのだ」と思ったっていいのです。
無理をしてまでする必要はありませんが、場合によってはそれによる自分への許しや自己肯定が、現在の我が子の子育てをラクにしてくれるかもしれません。


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● COMMENT ●

当てはまる項目はいくつもありましたが、中でも最後の「●あなたは大人になってから、親のことで次のように感じることがよくある」の9項目は全て私の言いたいことを代弁してくれているかのようでした。
私は、こちらからは連絡せず、親とは最小限のコミュニケーションで済ませられるよう努力しています。それでもあちらからの接触は絶てませんし、そのたびにストレスがあり、親がこの世にいる限りこれが続くのかと思うとうんざりします。
こんな育ちの私に育てられたうちの子どもたちは「まとも」に育っているのか、誰かに「大丈夫、あなたの子どもはあなたのようにはなっていませんよ、普通に育っていますよ」と肯定してほしい気持ちでいっぱいです。

チェックリスト、当てはまらないものが無いくらいの勢いで、うけましたw…うけました…

ご紹介の本、読むのがしんどそうだなー、と避けて居るのですが、そのうち読むと思います。

ルイーズ・ハートの「愛される親、愛されない親」も、必要な本でした。タイトルから、愛されママ(キラキラ)系かと思ったら全然違いました。
図書館で借りましたが、マケプレでも出品無く、出版社に問い合わせても重版未定とのこと。再販してくれないかな…

長谷川博一さんの本は、「お母さんはしつけをしないで」持ってます。同じ著者の本の検索で「殺人者はいかに誕生したか」が出てきたら、しつけ、やめよう。ってなりますね。

全部やりました。親と対決、決別、あきらめ、和解、理解。40歳前から5、6年かけて。
発端は息子が小学3から荒れ始めて要求の嵐にまみれたころから。
甘ったれのひどい夫とは対決、決別、あきらめを行ったり来たり。
そんな中パートもしたけど理不尽なことばかりに遭遇して続かない。
中3になった一人息子は勉強をしなくて親として困っているけどほとんど手がかからなくなり
ぽっかりと胸に穴があいてしまったような。
両親とは自分の思いを尊重してもらえるようになり楽になりました。
今では普通に相談したり笑って話せるようになりました。
いたぶりの強い甘ったれな夫には境界線とNoをはっきり伝えるようになり少々変化の途中でしょうか。私の心はとじてしまいましたが。
振り返ってみるとすごく壮絶で今は仕事も辞め無気力状態ですがゆっくり回復に向かえればと思っています。
親との関係が全ての人間関係に影響を及ぼすんだなぁと私は感じます。

初めまして。
いつもおとーちゃんのブログを読んで、勉強させて頂いてます。
私も子育て中であり、日々悩んだりストレスを抱えていますが、ありがたいことに「お母さんのストレスを少しでも軽くしよう」がモットーの育児サークルに出会え、そこからは育児が楽になりました。
今まで嫌悪感や罪悪感を感じていた、夫や夫の両親からのサポートを有り難く受け取れる自分に変化した、というのが一番近いかな。
そしておとーちゃんのブログで学んだことを実践してみると、子供は素直でとても可愛く思え、毎日が幸せです。
そうなると今度は周りが気になるようになりました。
周りのママ友達は、本当に苦しみながら育児をしています。
今の私ができることといえば、その苦しみを共感して頑張っていることを評価することくらいかな、と愚痴を聞いているのですが、時々それだけでいいのだろうか、なんて思ったりもします。
彼女達の本当の望みは、愚痴を聞く役は私ではなくて、夫だったり親なんですよね。
今はまだその時期ではない、けれどいつか、ほんの少しでもその望む姿に近づけたらいいのにな、とも思う反面、別な幸せもあってもいいよね、と思います。
支離滅裂な文ですみません。
いつかセミナーに参加して、おとーちゃんの育児を生で勉強してみたいです。
これからも応援しています。

沢山の方のコメントを読ませて頂きました。

沢山の方々が生育歴、親のことで悩んでらっしゃると知りました。

自分だけじゃないんだなと思えました。

皆んななにかしら悩んでいて、昔から悩んでいることなんでしょうね…きっと最近始まったことでも無いような気がします。。。

きっと、現代は、落ち込んだ気持ちを、本当の意味で勇気づけてくれたり、立ち直らせてくれる、言葉や環境が少ないような気がします……

根性で立ち直れ!なんて言われそうですが、やっぱり、なにか言葉や環境を支えにして、明日もがんばろうって根性が出るもの…な気がします

いつも読んでます!

こんにちわ。
結婚6年目、長女4歳・来月2人目出産予定の者です。研修にも何度か参加させてもらい、ブログもいつも拝読しています。
私は20代中頃、職場の上司に「お前は何か闇がある」と言われ、色々話していくうちにその上司に父親との関係性に言及され、「あぁ、この生きにくさはそうだったのか」と感じた事がありました。その後、それまでずっと男性に対して感じていた嫌悪感や恐怖が和らいでいき、主人と出会いました。それでも、幼少期に父親から言われた「お前の友達はくだらない。妹がお前のようになったら困る。何で泣くんだ、理由を言え!お前みたいな性格のやつが一番嫌いだ!畑(死んだ飼犬のお墓がある隣)に穴を掘ってやる!」等、浴びせられた言葉は、忘れられないです。。今なら、「いやいや子どもにそれヒド過ぎるでしょ!」と突っ込みたくなる位ですが、当時は恐怖と自己否定しかなかったなぁ。。
短大で保育士の資格を取りましたが、実習先で、保育士の意のままに子どもの集団を動かしているだけに感じられた現場に嫌悪感があり、福祉施設へ就職し、そこで自閉症(今では広範性発達障害っていうのかな?)の方と出会い、その世界間に引かれ、専門施設へ転職し上記の上司に会いました。そして、その専門施設で出会った多くの高機能自閉症(知的には遅れのない発達障害)と呼ばれる方と、私の父親の特性・思考・性格の類似点に気付き、頭を殴られた様な衝撃を受けました。と同時に、父親に対して"あきらめ"という形で自分の中で消化することが出来るようになり、今では年に数回は孫を見せに実家に帰れるようになりました。

そして、娘を産み3年前から保育士のパートを始め、そこでの子どもへの関わり・保育感に疑問を感じ、、更に、自分も子育てをしている中で、「大丈夫、大丈夫」と思いながらも、どこかでやはり自分も父のように娘に関わってしまっているんじゃないかという不安、、
そんな中でこのブログに出会い、日々の自分の関わりに反省しながらも励まされ、勉強し、子どもをくすぐり抱きしめ。。さらに自分を許し認め、勇気をもらっています!

福祉の現場で働き、成人した発達障害の方々の"生きずらさ"に直面した時、これは元々のもって生まれた障害の重さに関係ない、その人の"生育歴(親御さんや学校時代の関わりなど)"に原因があるんじゃないかと思う事が沢山あり、療育の世界にも足を突っこみ未就学の障害児や親御さんと関わり合った中で、その考えは確かな物になりました。そして、ここにきて新たに保育園で働いてみて、"障害"だ云々ではなく、全ての子どもにとっての"親"という存在の大きさを今更ながらに痛切に感じます。
だからこそ、我が子に伝えたい事・保育士の心持ち・保育士だから出来ること出来ない部分。。
日々勉強だと思っています!そして、これからも保育士おとーちゃん、お世話になります。

…こんなに長い文章になってしまい、すみません。

ご相談

ご相談です。
子どもが夜寝るのが遅いことの具体的な改善策を何か教えていただけないでしょうか。
すみません、長いです。

一人娘3歳半です。
時短で都内で働いていて、朝8時半頃から18時頃まで保育園に預けています。

夕方からの生活の流れは、
18時過ぎにお迎え。家は保育園から五分ですが、お友達と帰りが重なると遊んだりして家に着くのは18:30から18:50。
ご飯は朝作ってあるのですぐ食べ始めて、食事が終わるのが19:30頃。
20時にはお風呂に入ることを約束しているのですが、食後から20時まで一緒に遊んだりDVDを見る時間にしているので、ここですんなりお風呂に入れることがまずなく、お風呂入りたくない、まだ遊びたい、となり、結局入るのは20:20頃。

お風呂に入ったら入ったで、水遊びが楽しくて今度はなかなか出ようとせず、お風呂を出るのが21:00過ぎます。
そこから着替え、私の身支度をしますが、ここでなかなか着替えなかったり「何か食べたい」と言って食べたりするので(たいがいプルーンなど簡単なものですが)時間がかかり、歯磨きもすんなりいくときといかないときがあり、そうこうしているとあっというまに22:00になります。

布団に入ってからも元気で、「絵本読んで」と言われたり何かお話ししてと言われるのでしかたないので読んであげたりしていると寝るのは22:30頃になってしまいます。

そうすると朝は起きるのが7:30頃です。時間にならないと、てこでも起きません。

理想は8:00に家を出たいのですがまず無理です。
食事や着替えの進み具合は毎日違うのですが、なかなか進まないとイライラしてしまいます。

娘を急かすことなく、必要な行動をすんなり行なってもらうにはどうしたら良いでしょうか?
タイムリミットがあると、おおらかに待つということがどうしてもできません。

怒らないように怒らないようにと思っていても、ついつい言い方がキツくなってしまったりすると、娘に「ママ、強く言わないで!」「ママ怒らないで!」と、涙目でハッキリ言われます。そして私はハッとして謝ります。

イヤイヤ期は過ぎていると感じます。娘は心からかわいいです。とってもいい子です。
次の行動に移れないという子どもの特性は皆さん悩むところだと思いますが何かアドバイスがあればお願い致します。

きっと、日々の積み重ねで心のパイプを太くしていく…ということに尽きるのだとは思うのですが…
やってると思うんだけどむずかしー!のです(ToT)

長文ですみません(>_<)

フラミンゴさんへ

いてもたってもいられなく、コメントしてしまいました。

まず、お仕事に加え、家事育児、お疲れ様です。
お仕事をされながらも、帰ってすぐに食事が出来るように段取りされてるなんて、素晴らしいことだと思います。
文章からでも、頭が良くて家族思いの、優しくて誠実なお人柄が伝わります。
いろいろと段取りを考えて取り組んでいたのに、それが崩れてしまうとイライラが募りますよね。
どうして計画通りにならないの!イライラしないための段取りなのに!って。
私も同じです〜。でもフラミンゴさんほどできてません。
これは私の想像ですが、娘さんは保育園に通われているとのことなので、素直な娘さんは先生の言うことをきちんと聞いて、お昼寝の時間はちゃんとお昼寝しているんでしょうね。
うちの娘もお昼寝をすると、寝るのが11時になったりします。
体力ついたんだなぁ、と考えてます。
まあお肌のゴールデンタイムに寝るなら、オッケーオッケー。
慌ただしく朝の支度をし、娘も遅刻せずに登園、私も遅刻せずに済めば御の字です。
熱を出さずケガもなく、登園してくれることが素晴らしい。
毎日忙しいと余裕を無くして忘れてしまいますが、家族が無事に過ごせることはとてもありがたいことです。
とはいえ、少しでいいから、わが子に自分のタイミングで行動して欲しいですよね。
家に帰ってからも体力を消費してもらうのに、室内用のトランポリンなど、運動してもらうのも手です。
あとこれは自己流なのですが、家庭の中で夫の頼み事なんかあったら、家事の途中でも、はい、と返事をしてすぐ行動する姿を子供に見せると、子供もお母さんの言うことに合わせてくれるようになるかな、と思い行動しています。
誰かに合わせる姿を見せて、その結果、相手が喜んだり感謝してくれる、そしてそれはお互いが嬉しい、というのを感じ取ってくれたらいいなぁ、と。
なんて私はかなり自分に余裕のある、休日にしか実行できませんが…。
けれどそう心がけているせいか、娘にこちらの要望を伝えると、すんなり行動してくれることが増えたように思います。
親の欲目かな?

フラミンゴさんの子育ても、今のままでも十分愛情深いもので、すごく頑張っていると思います。
私のおせっかい、お許し下さい。

>フラミンゴさん

おそらくネックになっているのは、フラミンゴさん自身が持つ

「私がこの子に”なんらかの働きかけ”をすることで、この子に○○できるようにしなければ」という意識にあります。
それがお子さんの自立の方向をさまたげ依存を増しているので思うように行かないのだと思います。
もしそこに気づけると、関わる際の姿勢が変わってくるのでお子さんの姿が結果的に変わってきます。


後もう一点は、

「子供が要求する → 関わる」ではなく、「私の方から積極的に関わる」ことです。
そのとき無理をしてとか頑張ってとか、自己犠牲をしてではなく、無理のないときにすることです。
無理なときは堂々と「無理」と言った方がむしろ子供のためなのです。

そこがポイントです。

現在はコメントでの相談を取りやめてしまったので、もしそれ以上の対応が必要な際はホームページの方から詳しい内容を記載してあらためてメール相談等をご依頼下さい。


おとーちゃんさん、どぶろくさん

メッセージくださり、ありがとうございます!

>おとーちゃんさん
まず、コメント欄での相談をしてしまってすみません、最近ブログの過去記事ばかり読んでいてTOPにある相談についてを見落としていました。

いただいたアドバイスや、最新記事を読むにあたり、私の心の持ちようが全てだと思いました。

もっともっと自分の持ってる規範をゆるめることから始めたいと思います。

>どぶろくさん
がんばっていると言っていただけて、共感していただけて、本当に嬉しいです。
家族が無事に元気に過ごしてるだけて素晴らしい。本当にそうですよね。
細かいことにこだわりすぎずに、娘との時間をかけがえのない時間として楽しみたいと思います。

メッセージ本当にありがとうございました(^-^)


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楽しく無理のない子育てを広めたいと2009年ブログ開設。多くの方の応援があって著作の出版や講演活動をするようになりました。 現在は、子育て講演や保育士セミナーの他、『たまひよ』や『AERA with Baby 』等の子育て雑誌の監修やコラム執筆。『ジョブデポ保育士』の監修や育児相談などをいたしております。

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